何はともあれ、今年も短期集中型で紅葉を心ゆくまで楽しませて貰いました。
(定年退職・新しい仕事の開始という事情もあって、今年は例年のような「紅葉
旅行」はせず、かなり抑え気味でしたが)。
春は心ゆくまでサクラと新緑を楽しむ。
秋は心ゆくまで紅葉を堪能する。
(冬は春のため、夏は秋のために軽くやり過ごす、というのが私流です。
えっ、仕事はいつ・・・?)

(2006.12.05 日比谷公園)
今日、日比谷公園で最も美しく輝いていたのは黄金色に燃え上がるような
イチョウでした。
「ワオー! う、美しい・・・!」と思わず独り言が出てしまいました。
日比谷公園を後にし、皇居のお堀端をグルッと歩いて九段・千鳥が淵へ
やってきました。
サクラの開花時には、連日、何十万人と言う人が押し寄せる千鳥が淵ですが、
12月初旬の今日、行き交う人も全くなく、紅葉したサクラのトンネルを歩いているのは私だけ!
でも、「サクラは春はもちろん、秋の紅葉した時も負けずに美しい」というのが
私のサクラ哲学(?)。
私は、サクラのあの春の艶やかさ・花吹雪の美しさがあるからこそ、秋の
朱色に染まった落葉寸前の美しさが際立つのだと思うのですよ。
それは「散り行くサクラの美しさ」だと思いますね。
サクラって、最後の最後まで進退がきれいですね。
冬の間はひっそりと目立たず誰にも注目されず、しかし春の訪れと共に
万人を楽しませ心を躍らせ、再び夏の間は眠ったように目立たず、秋が深まり
葉を落とす寸前に一瞬燃え上がる・・・。
人生もこのようなものなのか、と柄にもなく考えました。
誰もいない千鳥が淵は、燃えるような紅葉したサクラだけがお濠の
水面近くまで埋め尽くされていました。
「今年の紅葉はこれで終わりだ。 来年の春に来るから、また元気で会おうな」
とサクラ達に告げ、千鳥が淵を後にしました。

(2006.12.05 九段・千鳥が淵)
(定年退職・新しい仕事の開始という事情もあって、今年は例年のような「紅葉
旅行」はせず、かなり抑え気味でしたが)。
春は心ゆくまでサクラと新緑を楽しむ。
秋は心ゆくまで紅葉を堪能する。
(冬は春のため、夏は秋のために軽くやり過ごす、というのが私流です。
えっ、仕事はいつ・・・?)

(2006.12.05 日比谷公園)
今日、日比谷公園で最も美しく輝いていたのは黄金色に燃え上がるような
イチョウでした。
「ワオー! う、美しい・・・!」と思わず独り言が出てしまいました。
日比谷公園を後にし、皇居のお堀端をグルッと歩いて九段・千鳥が淵へ
やってきました。
サクラの開花時には、連日、何十万人と言う人が押し寄せる千鳥が淵ですが、
12月初旬の今日、行き交う人も全くなく、紅葉したサクラのトンネルを歩いているのは私だけ!
でも、「サクラは春はもちろん、秋の紅葉した時も負けずに美しい」というのが
私のサクラ哲学(?)。
私は、サクラのあの春の艶やかさ・花吹雪の美しさがあるからこそ、秋の
朱色に染まった落葉寸前の美しさが際立つのだと思うのですよ。
それは「散り行くサクラの美しさ」だと思いますね。
サクラって、最後の最後まで進退がきれいですね。
冬の間はひっそりと目立たず誰にも注目されず、しかし春の訪れと共に
万人を楽しませ心を躍らせ、再び夏の間は眠ったように目立たず、秋が深まり
葉を落とす寸前に一瞬燃え上がる・・・。
人生もこのようなものなのか、と柄にもなく考えました。
誰もいない千鳥が淵は、燃えるような紅葉したサクラだけがお濠の
水面近くまで埋め尽くされていました。
「今年の紅葉はこれで終わりだ。 来年の春に来るから、また元気で会おうな」
とサクラ達に告げ、千鳥が淵を後にしました。

(2006.12.05 九段・千鳥が淵)