梗概だけまとめてしまうと、どんな名作も凡作になってしまうものだ
高見浩の新訳「日はまた昇る」は、一度、大久保康雄版を読んでいるにもかかわらず、すこぶる面白く読めました。
ちょっと村上春樹風になっており、「こんなのヘミングウェイじゃない!」と生理的に反感も持つ人もいるかもしれません。
が、個人的には、村上春樹は嫌いじゃないので、僕は大丈夫でした。
で、「武器よさらば」の新訳が出たので読んでみました。
が…………、考えてみると、もともと「武器よさらば」は、そんなに好きな作品じゃなかったな。だから、いくら新訳にされても、………やっぱ面白くない。
高見浩の責任云々よりも、僕の嗜好の問題です。
「武器よさらば」のストーリーは、Wikiから抜粋すると、こんな感じ。
要点をまとめてしまうと、上記の通り。
もちろん、そのストーリーの根幹には、ヘミングウェイ独特の「絶対的な虚無」が横たわり、それはそれで味なのですが。
でも、表面上のストーリーが、なんとも平凡な恋愛ものでね。
どうも、ね。
まぁ作品として、一級品であるのは間違いないけど。
高見浩の新訳「日はまた昇る」は、一度、大久保康雄版を読んでいるにもかかわらず、すこぶる面白く読めました。
ちょっと村上春樹風になっており、「こんなのヘミングウェイじゃない!」と生理的に反感も持つ人もいるかもしれません。
が、個人的には、村上春樹は嫌いじゃないので、僕は大丈夫でした。
で、「武器よさらば」の新訳が出たので読んでみました。
が…………、考えてみると、もともと「武器よさらば」は、そんなに好きな作品じゃなかったな。だから、いくら新訳にされても、………やっぱ面白くない。
高見浩の責任云々よりも、僕の嗜好の問題です。
「武器よさらば」のストーリーは、Wikiから抜粋すると、こんな感じ。
第一次世界大戦中、イタリア兵に志願したアメリカ人フレディック・ヘンリーだが、イタリア軍は理想とはかけ離れていた。その戦場で看護婦キャサリン・バークレーと出会う。初めは遊びのつもりの恋であったが、しだいに二人は深く愛し合うようになった。やがてキャサリンの妊娠が分かり、二人はスイスへと逃亡。ところが難産の末、子と共にキャサリンは死んでしまい、最後は雨の中をフレデリックは一人立ち去ってゆく。 |
もちろん、そのストーリーの根幹には、ヘミングウェイ独特の「絶対的な虚無」が横たわり、それはそれで味なのですが。
でも、表面上のストーリーが、なんとも平凡な恋愛ものでね。
どうも、ね。
まぁ作品として、一級品であるのは間違いないけど。
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