”ボブスレー” 惜しくも・・

こんばんは。丸井です。


２回目滑走に転倒してしまい、最後の滑走（４回目）に
進むことができませんでした。

テレビ応援をしましたが、
画面は、日本チームのスタート場面です。





写真は２回目滑走のスタートです。
スタート時はうまく乗り込み、いい加速ができたのですが、
残念ながら、コース途中で転倒してしまいました。
それにしても、今回のコース、本当に難度が高いようで、
日本を含めて６チームが転倒していました。
ヘルメットを被っていると言えども、
頭がむき出しの状態で氷に打ち付けられながら、
時速１００ｋｍ以上のスピードで落ちていく様子は
画面で見ていても、恐怖すら感じました。





写真は停止後に、救出されている様子です。
アスリートとして、普段から鍛えているとは言え、
相当危険な状態です。
１００分の１秒を争う為に、ギリギリのラインにこだわって
運転操作をしている分、転倒は仕方が無いのかも知れないですが、
やはり、画面を見ると心配になります。
オリンピックで結果を出す為にトレーニングを積み、
このレースの瞬間の為に、全てを犠牲にして打ち込んで
きたメンバーですから、転倒した選手が一番悔しかった
のでしょうが・・



そりから救出された選手達は、
その後、大歓声の中、自分の足で、
ゴール地点まで歩いてました。
一番前がパイロットの鈴木選手で、
２番目で手を上げているのが、宮内選手。
みんな、田原紘樹が一緒に戦った（お世話になった）
仲間です。

この画像を見て、僕も一人感動してしまいました。
本当にお疲れ様でした。と言いたいです。

そして、４年後のソチオリンピックでは
かならずレベルを上げて頑張ってもらいたいです。
もちろん、そこには田原紘樹が立ってくれる事でしょう。
みんなでソチまで応援行きますか（笑）

ボブスレー バンクーバー五輪へ

皆さん、こんにちは。丸井です。
今日は久し振りにボブスレーの話題。
まずは、昨日の新聞記事を御覧下さい。



　【サンモリッツ（スイス）共同】バンクーバー冬季五輪のボブスレー男子４人乗りで、
日本が出場枠を獲得したことが１７日、分かった。２人乗りは男女とも補欠の１番手となった。
国際ボブスレー・トボガニング連盟（ＦＩＢＴ）担当者が明らかにした。
　出場枠は同日現在のＦＩＢＴランキングを基に各国に割り振られ、男子種目は３０組、女子は２０組が出場する。
日本の男子４人乗りは鈴木寛（マネックス証券）宮内優（モンテローザ）土井川真二（日本レストランシステム）小林竜一（鳥取県体協）で獲得を目指し、ＦＩＢＴによると日本は３０番目に入った。同種目での五輪出場は２００２年大会以来。
　２人乗りは男子が３１番目、女子は２１番目だったが、１カ国最大３の複数枠を獲得した国が返上すれば日本は最優先で繰り上がる。
両種目ではアジアで枠を得た国はなく、日本に大陸枠が与えられる可能性も高いという。



と言う事で、ボブスレー日本チームが、
バンクーバー五輪の出場権を獲得しました
おめでとうございます。
サンスポーツから挑戦した田原　紘樹君のおかげで
ボブスレー競技に興味を持ち、チーム編成合宿の時から注目して
いたので、今回のニュースは僕にとっても大変嬉しいものでした。
田原君はオリンピック出場のＡチームからは残念ながら最終選考で
落選してましたが、４年後のソチ五輪を目指す彼にとっては、
今回の出場は大きな意味があるのだと思います。





写真は海外合宿時のもの。
左中央が、田原君。
他の皆さんは、今回出場を決めた選手です
是非とも頑張って欲しいと思います。
五輪は、スケート種目で盛上がってますが・・
皆さん、ボブスレーの応援も宜しくお願い致します。


ちなみに・・

田原君は、現在　ドライバーといわれる、
運転手を目指しています。
彼の１９歳と言う圧倒的な若さを考えると、
あと３回はオリンピックを目指せますので・・
今からドライバー技術を磨くことで、
４年後・８年後の日本チームにとって、
大きな力となる事を願っています。

ボブスレー全日本選手権

こんばんは。丸井です。
田原選手情報ですが・・
アメリカ遠征から帰国後、
すぐに長野での全日本選手権の予定でしたが、
ワシントンでの悪天候の為　３日間フライトが
キャンセルになったとの事。
帰国できたのは、全日本選手権の前日だったそうです。

通常は、大会の規定では　前日までに公式練習を行なわないと
試合に出場できませんが・・
特例として、当日の午前中に一本滑走を行なう事で、
出場できたとか。


結果は・・

２位でした。


大変惜しい、悔しい結果だったようです。

１本目
鈴木・小林チーム　　　スタートタイム　５．１３秒　　　ゴールタイム　５４．２３秒
住澤・田原チーム　　　スタートタイム　５．４６秒　　　ゴールタイム　５４．３６秒　　０．１３差
２本目
鈴木・小林チーム　　　スタートタイム　５．１５秒　　　ゴールタイム　５３．９８秒
住澤・田原チーム　　　スタートタイム　５．４８秒　　　ゴールタイム　５４．１５秒　　０．１７差


鈴木・小林ペアは全日本Ａチームです。
バンクーバーに一番近いチームですが、
あと０．１秒及びませんでした。


その悔しさを田原選手の相棒である住澤選手が詳細を
ブログに書いてくれています。
是非ブログを御覧下さい。
「ボブスレー住澤」でヒットするかな


この後、３０日まで長野で合宿をします。
田原選手・住澤選手　頑張れ




＊田原　紘樹は、元、選手コース所属。現在１９歳の大学２年生。
　兄は田原　良樹←現在、アニメーター。
　
　今年６月にボブスレー新人発掘選考会に衝動的に参加させたのが
　キッカケで、奇跡的に合格し、現在に至る。
　詳しくは、カテゴリーから”田原　紘樹ボブスレー挑戦”

アメリカズカップ終了・・・

皆さん、こんにちは。丸井です。
田原紘樹選手のボブスレー情報です。
昨日まで、レイクプラシッドで3戦を戦いました。


赤いウェアが田原紘樹選手。ブルーはスケルトンナショナルチームメンバー。



レイクプラシッド日本チーム田原・住澤ペアの結果は・・

1戦目　途中棄権（転倒）
2戦目　途中棄権（転倒）
3戦目　予選２１位

レイクプラシッドは非常に難易度の高いコースだそうで、
転倒が続出した模様です。
転倒と言っても、時速１００Ｋｍ以上の状態で、
突如転倒ですから、身体のダメージは相当なものでしょう。
ヘルメットを被ってるとは言え、大怪我の可能性もあります。
しかも、ブレーカーの田原君は、滑走中はそりの中に完全に
頭をすっぽりと入れた状態で走っていますから、
いきなりの転倒は　余計に恐怖だと思います。
ドライバーも、転倒を経験して恐怖心を感じてしまうと、
その後攻める走りができません。
メンタルにも常にギリギリを攻めれる緊張感を必要とする競技なのです。
それでも、二人は恐怖心を克服して3戦目にゴールできた事は良かったですね。

二人とも大きな怪我はなく、元気ですよ。
明日日本へ戻ります。
年末の長野での全日本選手権に出場予定。
多くの出場者の中、彼達はナショナルチームですから、
当然マークされる存在になります。
これから先もまだまだ目が離せませんよ。

ボブスレー ”カルガリー大会”

こんにちは。丸井です。
久々の田原選手のニュースです。
アメリカズカップ参戦中の田原紘樹選手からの情報です。
カナダ　カルガリーで開催されたレース後の模様。



レースは、1本目のタイム上位２０チームが2本目に進めます。
日本の田原・住澤チームは今回、初めて2本目に進む事ができました
二人のコンビネーションも合ってきて、調子は上がってきているそうです。

この大会を終えて、レイクプラシッドへ移動します。
そこでアメリカズカップ最終戦を終えれば、一旦帰国の予定。
今度は長野での全日本選手権へ出場します。

半年前まで、全くボブスレーに縁の無かった男が、
今ではボブスレーナショナルチームの一員。
えらい事になってますよ～。

この先も田原・住澤ペアから目が離せません。
みなさん、応援宜しくお願いします。




＊写真は、住澤選手提供です。
　いつも、すみません・・・



＊田原　紘樹は、元、選手コース所属。現在１９歳の大学２年生。
　兄は田原　良樹←現在、アニメーター。
　
　今年６月にボブスレー新人発掘選考会に衝動的に参加させたのが
　キッカケで、奇跡的に合格し、現在に至る。
　詳しくは、カテゴリーから”田原　紘樹ボブスレー挑戦”

スケルトンって知ってますか？

皆さん、こんにちは。丸井です。
アメリカでは田原紘樹がボブスレー競技で頑張ってますが、
もう1人、僕にとって馴染みの選手がいるんです。

その人は僕の会社の先輩で、
ビッグ・エス南茨木のスタッフです。


この人。　

　



微妙に分かりにくいですよね。（汗）

これは、ボブスレーとは違い、スケルトンって言う競技です。
1人乗りですよ。
写真の通り、一枚のボードの上に腹ばいになって、顔から
滑ります。（いや、落ちていきます。）



滑走中（落下中）の視界はこんな感じ。



アゴから地面までが１５センチ。
それで時速１００Ｋｍ以上。
完全に罰ゲームですよ。（笑）

スケルトン競技ナショナルチームのその人とは、
黄瀬　希（のぞみ）選手。
なんと、女性です。

半年前にボブスレーの新人発掘テストの情報を
僕にくれた人です。
紘樹の今は、黄瀬さんなしでは語れません。

今シーズンは、序盤でアゴ粉砕して、
肩も壊れたけど、「大丈夫よ～」
ってノ～天気（汗）なメールが来てました


この人が、黄瀬選手



向こうに小さく写ってるのはボブスレー中の
田原選手と住澤選手。


くれぐれも、気をつけて頑張って下さいね。
皆さんも、スケルトン競技にも注目してみて下さいね。

アメリカズカップ第2戦

こんにちは。丸井です。
今日は田原君情報です。

アメリカズカップに参戦中の田原紘樹は、現在アメリカの
パークシティーで頑張ってます。




写真は、先日のアメリカズカップ第２戦の模様。
左が　田原選手で、右が住澤選手。




ブレーカーの紘樹は勢いよく”そり”を押し込んで
加速を加えます。





タイミングを合わせてそりに飛び乗ります。
トップスピードでの乗り込みは結構難しい。
ソリに置いていかれると恥ずかしいしですしね・・（笑）




後は、ドライバーの住澤選手のハンドル捌きを
祈るだけ・・


第２戦も、残念ながら入賞とはなりませんでしたが、
少しづつ手応えを感じている様子です。
このレースの後、ナショナルＢチーム一行は、
カナダのカルガリーに移動し、
アメリカズカップ第３戦に挑みます。
まだまだ戦いは始まったばかり。
日本　頑張れ

田原選手のアメリカ日記 ～宿舎編～

どうも、丸井です。
田原君のアメリカの宿舎からの画像です。
ボブスレーチーム8名で、一軒屋を借りています。

自由時間は・・
全員でDS三昧。
そこは19歳ですわ。




散髪は、コーチにやって貰うそうですわ。
めちゃ嬉しそうやん。



ボブスレーチームは8名で生活ですが、
スケルトンチームの選手が遊びにきた時の様子。
田原君のお気に入り
顔完全にデレデレやん～




ONとOFFの切り替えが大切。
張り詰めた競技での緊張感との使いわけが
垣間見えます。

田原選手 アメリカズカップ出場！！

どうも、こんばんは。丸井です。
ここのところブログ連発してますが・・
田原選手の近況が届きましたので、
お知らせします。


アメリカズカップ初戦を前に、そりのメンテナンス。
そりの歯をしっかり磨きます。




そして、人生初のボブスレー競技出場の瞬間。
レースデビューがいきなり国際レース・・
田原紘樹凄いね！！
左でそりを持っているのがブレーカーの田原君。
右が彼のパートナーで、ドライバーの住澤選手です。





今回は2人乗りでの参戦です。
結果は28カ国中24位との事。

日の丸をつけて、国の代表として戦っています。
これから本格的に転戦が始まります。
頑張れ！！



＊田原　紘樹は、元、選手コース所属。現在１９歳の大学２年生。
　兄は田原　良樹←現在、アニメーター。
　
　今年６月にボブスレー新人発掘選考会に衝動的に参加させたのが
　キッカケで、奇跡的に合格し、現在に至る。
　詳しくは、カテゴリーから”田原　紘樹ボブスレー挑戦”

田原紘樹ソルトレイクシティーより

皆さん、こんにちは。丸井です。
田原君は、現在アメリカのソルトレイクシティーで合宿中です。

チームみんなでコンドミニアムをレンタルして、
生活の拠点にしています。
今回の部屋は下の写真です。
５ＬＤＫで、バスは４つ、ジャグジー付きらしいですよ。
日本の家ならビックリですが、この地域はジャグジー付きが
スタンダードなんですって。



そして、ここでも生活はチーム共同です。
食事も手分けしてみんなで作ります。
紘樹も、勿論頑張ってます。



１日の身体の疲れを取るのに、
ジャグジーでリフレッシュ。
左が田原紘樹。



そして、今回チームで使用しているソリはこれ。
現地のコースでレンタルしています。
３日からアメリカズカップが始まります。
頑張ってや～



最後に・・

ボブスレー競技は、移動にも輸送にも相当にお金がかかります。
日本代表と言えども、多くは自費を捻出して合宿に参加しています。
その為、少しでも切り詰める為にこのような共同生活を行なっているのです。
それぞれが夏場にアルバイト等で、しっかり資金を作って、冬場に備えています。

今回、行政刷新会議で、ＪＯＣ補助関連も大幅削減は例外ではない
と結論が出されました。これについて、僕が語る立場にはありませんが・・
ただ、多くの選手が自分の全てを犠牲にして、ここまで競技に打ち込み
努力しているのは事実です。現に田原君を見ていますが、経済的にも
時間的にも全てを費やしていると言っても過言ではありません。
その事だけでも、このブログを見ている方に伝わればあり難いです。

僕ができる事と言えば、このブログで彼らの頑張りを伝え、
応援し、１人でも多くの方にボブスレー競技の事を知って貰う事しかありません。
そして、マイナー競技から少しでも脱却できればと願っています。
頑張れ！田原選手　日本代表チーム


＊田原　紘樹は、元、選手コース所属。現在１９歳の大学２年生。
　兄は田原　良樹←現在、アニメーター。
　
　今年６月にボブスレー新人発掘選考会に衝動的に参加させたのが
　キッカケで、奇跡的に合格し、現在に至る。
　詳しくは、カテゴリーから”田原　紘樹ボブスレー挑戦”
　をチェックして下さいね。

田原紘樹 再びアメリカへ・・・

みなさん、こんにちは。丸井です。
田原君が今シーズン２度目の渡米を果たしました。
前回は、バンクーバー五輪出場に向けて、トップチーム参戦でしたが、
最終選考の結果、帰国する事になりました。
しかし、４年後のソチ五輪出場に向けた若手中心のセカンドチームの一員と
して、約１ヶ月の遠征に参加します。

今後の田原紘樹君の大まかなスケジュールです。

１１月２２日～１２月３日　　アメリカ　ソルトレイクシティー
１２月４日～１２月１１日　　カナダ　　カルガリー
１２月１３日～１２月２１日　アメリカ　レイクプラシッド

このようなスケジュールで、アメリカズカップを６戦転戦します。
頑張れ！　田原　紘樹！！


＊田原　紘樹は、元、選手コース所属。現在１９歳の大学２年生。
　兄は田原　良樹←現在、アニメーター。
　
　今年６月にボブスレー新人発掘選考会に衝動的に参加させたのが
　キッカケで、奇跡的に合格し、現在に至る。
　詳しくは、カテゴリーから”田原　紘樹バンクーバーへの道”
　をチェックして下さいね。

”田原 紘樹” 復活の巻

皆さん、こんにちは。丸井です。
写真の男、サンスポでトレーニングする田原紘樹です。
今年の６月に、ボブスレー日本代表新人発掘選手選考会にチャレンジしてから、
半年以上が経ちました。
そもそも、紘樹はサンスポ選手コース所属。
兄は、田原　良樹←　現役アニメーター
の縁もあって、彼の身体能力に期待して、選考会に無理矢理
参加するよう声をかけたのがキッカケです。
それ以来、大学で続けていた陸上部を休部し、
トレーニングはボブスレー一本に絞り、相当努力したようです。
奇跡的に最終選考まで残り、つい先日までバンクーバーにて
日本代表の一員として合宿に参加していました。
結果的には最後のセレクションに落選し、つい先日帰国したばかりです。

目指せオリンピック出場を合言葉に頑張りましたが、
バンクーバーオリンピックへの道は、ここで終了しました。
ボブスレーと出あってからは、常に真剣勝負の厳しい世界を肌で感じる事ができ、
相当内容の濃い半年を経験する事ができました。と振り返ってくれています。
詳しくは、カテゴリーから”田原君オリンピック挑戦”を見て下さいね。




今、大阪で、大学での遅れを取り戻すべく、
毎日授業に出ている田原君ですが、
「また来週から遠征行く事になりました」
と、驚きの電話がありました。

彼は遠征メンバーに選ばれ、２４日よりアメリカへ渡ります。
と言っても、オリンピックを目指すトップチームではなく、
セカンドチームに加わります。
トップチームはワールドカップを転戦する中、
田原君が加わるセカンドチームでは、アメリカンズカップと言う
カテゴリーで参戦の予定。
今現在１９歳の彼は、４年後でも２３歳。
彼が経験を積む事で、今後の日本チームの強化になると、
監督直々に要請があったようです。

学校の単位はヤバくても（笑）
そんな要請を断る理由がありませんよね。
電話で話しましたが、本人はまた相当気合が入ってましたよ。
４年後はソチオリンピック。
「半年やそこらで、オリンピックに出るなんて都合が良すぎました。（汗）」
「４年間しっかり鍛えて、ソチオリンピックに照準を合わせて頑張ります。」
と、力強く語ってくれました。
またまた世界で戦う事になった田原紘樹選手に
引き続き熱いご声援を宜しくお願い致します。

田原紘樹君 海外遠征の思い出・・

丸井です。
帰国はしましたが・・・

海外遠征でボブスレー合宿を張った田原君の画像をご紹介します。


4人の呼吸を合わせる為に、まず陸でイメージトレーニング。
どれが紘樹か分かりません・・・




オリンピック出場用に向けて、写真撮影をしてました。
テレビ中継の選手紹介用の写真だったそうです。
ここまでやっておいて、ホンマに残念。




彼は合宿を張ったコース。
写真はアメリカチームだそうですが、
世界トップレベルのパワーとスピードは
相当凄かったとか・・



シリーズは終了ですが、
彼が大学の単位が落ち着いて・・
時間ができて、また亀岡に来てくれた時に、
現地でのお話しを教えてもらおうと思います。
改めて、皆さん　多大な応援を頂戴しまして本当に有難うございました。

田原 紘樹君 帰国しました・・・

皆さん、こんにちは。丸井です。
先ほど、田原君から直接電話がありました。
内容は、昨日に成田空港に到着し、今朝から大学に戻りました。
という内容の話しでした。

７日に実施されたバンクーバーでの国内メンバーセレクションの結果
カットされたとの事です。
電話だったので、あまり長くは話せなかったのですが、
本人は、やるだけの事をやり切ったので、悔しさと残念な気持ちは
あっても悔いは無いです。と言ってました。
それよりも、ボブスレーについて、もっともっと細かな技術習得を
する必要があるし、競技経験半年やそこらで日本代表に選出されるのは
生半可な気持ちでは絶対に無理です！
己の力の足りなさを思い知りました。とも言ってます。
相当　合宿メンバーに刺激を受けたようで、
日本を背負って戦う事の意味の大きさと、厳しさを痛感したようです。
彼は高校時代、洛南高校の陸上部に所属していました。
その期間が、体力的にも肉体的にも、過去の人生の中で一番キツかった
そうです。しかし、今回の海外遠征はそれの何十倍の厳しさだったとも
言ってました。
しかし、誰もができる経験ではないし、
僕にとって、今後社会で生きる中で、絶対にいい経験ができたので
本当に良かったです。の言葉を聞けて、僕自身もホッとしました。

バンクーバーオリンピックへの道はここで断念です。
しかし、彼にはまだまだ将来があります。
今後しばらく休んで、今後の事をゆっくり考えて欲しいと思います。

近況の写真を送って！！
って言ったら、こんな写真が届きました。



「下宿です！！」　
って言われても・・
なんじゃそれ？（笑）

一回、亀岡までおいで！
ご飯でも食べに行こか・・！
と言いましたが、
「僕、気付いたら、大学の単位がめちゃヤバイんで・・
とにかく、遅れを取り戻すべく、毎日授業に出ないと・・」
って事なので、とにかく大学の方を一先ず頑張ってもらいましょう。

サンスポの皆さんにはこのブログを通じて、
随分多くの方に応援頂きまして有難うございました。
「田原　紘樹　バンクーバーオリンピックへの道」のこのコーナーも
ここで終了しますが、
また彼の事ですから、何かやってくれる事だと思います。
それと、日本代表は、オリンピック出場権獲得を目指して、
明日からワールドカップを転戦します。
彼が一緒に戦った熱い仲間ですので、どうぞ引き続きボブスレーの
応援、宜しくお願い致します。

田原 紘樹 バンクーバーへの道 vol.16

こんにちは。丸井です。
バンクーバーから田原君情報です。
なんと、田原君が氷の上を走りました。
そして、無事に滑走練習をこなしているとの事です。




このコースは斜度があり、とんでもないスピードが出るそうです。
なんと、最大　時速１５０Ｋｍ
転倒は洒落にならんね。




オリンピック前なので世界の強豪国が集まり
順次トレーニングをしているそうです。
その中に混じって田原君も奮闘中
身体にかかるＧが強烈で、滑走中は
苦しくて、気持ち悪くて、大変らしいのですが・・
初挑戦の感想は
意外にも「楽しかった」との事。

夢実現までもう少し
頑張れ　田原　紘樹