インド映画って突然キャストが歌って踊るんですよね。
そういうの好きです。
この映画、ネットのサイトで星が5つ(正確には4.8くらい)だったんです。
分母の数も多いのに4.8はすごい。
レビューも良くて、これは観ないと!ってなりました。
全編ユーモアに溢れて、明るくて、
ところどころツッコミたくはなるけど、
インドだし、10年くらい前の作品だし、固いこと言うのはやーめた。
女性の立場が弱くて、貧富の差も激しく、競争社会のインド。
若者の自殺率が他の死因より高い。(日本もですが)
この映画では一貫して
「あなたは何のために勉強するの?学問とは?」
そして
「死んじゃダメ!」
って言っていました。
何回も出てくるんです、「自殺してはダメだ」ってメッセージが。
恐らくインドでは若者の自殺が尋常じゃなく深刻な社会問題なのでしょう。
息子は学校をフル活用しませんでしたが、おかげで見えて来たものが沢山ありました。
多分、離れなければ私には見えなかったと思います。
よかった、私の今が以前よりも幸せで。
よかった、学校うんぬんではなく、
私が私自身の得体のしれない違和感に流されて行かなくて。
でもまだまだ油断できないぞ、だって前科者の私だもの!
と、映画を観て改めて思ったのでした。