ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

カラオケに

2017年12月11日 | ⓴ ホームエデュケーション

土曜日に息子と 所属するホームエデュケーション団体の忘年会(カラオケ)に行った。

 

ここでちょっと説明すると

息子は音に過敏で、それは生まれながらの体質で

でも成長するにつれ少しずつ緩和してきている。

 

音楽の時間は苦手で授業は受けられなかったし、

何かをするのにBGMがかかるのを嫌ったし、

私の鼻歌を嫌がるし、

人混みの苦手な息子に、ここならいいね、と連れて行ったカラオケの個室で

「帰る帰る」の大泣きされて

カラオケなんて苦手以外の何ものでもない16年間を送っていたのが、

去年の忘年カラオケに思い切って参加をしてみたら、

へとへとになって帰ってきて「カラオケはもういいかな」と言いつつも

人と過ごすのって悪くない・・・ってな1年を過ごし、

なんと今年はイベントでダンスを披露するなど 

彼の音楽事情はメキメキと発展を遂げている。

 

そこにきて今年のカラオケ忘年会だ。

最初は「行かなくていいや」って言っていたのが

「ちょっと試しに歌ってみようかな」と言い出した!

 

息子の歌声をほとんど聞いた覚えのない母(私)は色めき立ち

煽ると消えてしまいかねないその思いを消さないように立ち回りながら

とてもいい感じで(カラオケの前に卓球を仕込んだり)、当日の土曜日を迎えた。

 

息子は歌った。

5曲くらい歌った。

感動した。

1曲じゃなかったところに感動した。

友達にリモコンの操作方法を教わっていることに感動した。

音域は5音くらいしかなかった。

 

採点方式で、得点の他に細かい分析をしてくれるカラオケで

最後にはアドバイスやあたたかいコメントもつけてくれる。

息子の歌には

「アレンジが効いています」

・・・・・

なんてポジティブ

 

母さんびっくりした。

君の歌、歌ヘタ王座決定戦のオードリー若林の再来かと思ったの。

キターーー若林だ~!って思ったの。

ここにいたか!と思ったの。

ある意味すっごく良かった。

 

帰り道、息子は

「思ったよりもうまく歌えたと思う

 音は外したけど、リズムはよかった」

 

私も

「うん、思ってたよりよかった。若林みたいで面白かったし」

と感想を言った。