カツオ窃盗事件 警察が指宿市内の水産加工会社など任意で捜査

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カツオ窃盗事件 警察が指宿市内の水産加工会社など任意で捜査

2022年02月09日　18時57分

先日、警察が枕崎市内で捜索を行った、静岡県の焼津漁港をめぐる冷凍のカツオの窃盗事件で新たな動きです。
関係者などによりますと、警察が指宿市内の水産加工会社などについても、任意で捜査を行っていることが分かりました。

警察は７日、焼津漁港で盗まれたカツオの一部が運ばれた疑いがあるとして、枕崎市内にある運送会社の営業所や水産加工会社など５か所を捜索しました。

関係者によりますと、８日から９日にかけて、警察が指宿市の山川漁港の周辺にある水産加工会社や冷凍倉庫などを、任意で捜査したことが分かりました。

関係者から話を聞いたり、書類の提出を受けたりしたということです。

この事件をめぐっては、９日、焼津市の水産加工会社の６０歳の元社長と４７歳の元常務、それに焼津漁協の３１歳の職員の３人が追送検されました。

３人のうち、元社長と元常務はおととし８月と去年２月に、地元の船会社が水揚げした合わせておよそ６トンのカツオを盗んだとして、窃盗の罪で起訴されています。

捜査関係者によりますと、警察が新潟県の船会社から刑事告訴を受けて捜査を進めた結果、３人が共謀しておととし８月に水揚げしたカツオおよそ１トン、時価およそ１３万円相当を盗んだ疑いがあることがわかったということです。

警察は、カツオの運搬経路の解明を進めることにしています。