水産業界事件記録

水産業界で発生した事件の報道記録

実習生への賃金支払い指導 北海道の水産業者に労基署

2019-02-18 08:36:17 | 日記

実習生への賃金支払い指導 北海道の水産業者に労基署

 北海道小平町の水産加工会社「岸良海産興業」が、外国人技能実習生として働いていたモンゴル人女性(32)ら4人に残業代などの割増賃金を支払っていなかったとして、留萌労働基準監督署が同社を指導していたことが18日、分かった。

 関係者によると、留萌労基署が先月、同社を立ち入り調査し、過去2年分の賃金の支払い状況を見直して未払い賃金を支払うよう求めた。

 同社は指導を受けたことを認めた上で「これまでに支払った給料を調べ直し、労基署に報告している。近いうちに4人に差額を支払いたい」としている。労基署は「個別事案については回答できない」とした。

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 同社をめぐっては、この女性に割増賃金を支給せず、発覚を免れるため給与明細を改竄した上、賃金未払いを指摘した女性に退職を強要したなどとして、女性の代理人弁護士らが昨年12月、外国人技能実習機構に不正行為を申告。機構が調査し、処分を検討する。


マグロを産地偽装し納入した「横手水産物地方卸売市場」新たに2店

2019-02-09 10:02:05 | 日記

横手のマグロ偽装納入先、新たに2店  同じ社員担当し計3店に

<time class="news-heading-update">2019年2月19日 掲載</time>
 
マグロを産地偽装し納入した「横手水産物地方卸売市場」=横手市卸町(画像の一部を加工しています)
マグロを産地偽装し納入した「横手水産物地方卸売市場」=横手市卸町(画像の一部を加工しています)

 秋田県横手市の水産物卸会社「横手水産物地方卸売市場」(和泉健一社長)がマグロの産地を偽装した問題で、同社は同市のイオンスーパーセンター横手南店と湯沢市の同湯沢店にも外国産を国産と偽って納入していたことが19日、分かった。産地偽装したマグロの納入先は、県南の計3店に拡大した。3店分とも、既に退社した同じ社員が担当した。

 横手水産によると偽装納入期間は、先月12日発覚した県南のスーパー1店(約3・2トン)と同じ2017年8月から18年3月まで。両店に合計約360キロのメキシコ産を国内産として47回納入した。両店は、最初に偽装納入が発覚して間もなく、横手水産との取引を停止した。