水産業界事件記録

水産業界で発生した事件の報道記録

関係者に広がる困惑 暴力団密漁手助け/小中山漁業協同組合長ら逮捕

2014-02-16 23:43:26 | 日記
関係者に広がる困惑

暴力団密漁手助け/小中山漁業協同組合長ら逮捕 2014/02/14



 田原市小中山漁業協同組合の小川淨(きよむ)組合長(69)と女性職員(57)が12日、豊橋市の暴力団組長(50)の船を漁協組合員の名義と偽って登録したとして、有印私文書偽造などの疑いで県警に逮捕されたことが分かった。組長は、元漁師で暴力団組員の男(61)の名義で登録し、大アサリを密漁して資金源にしていたとみられる。

 組長と組員は、渥美湾で大アサリを無許可で密漁したとして昨年9月ごろ、漁業法違反などの容疑で逮捕されている。愛知県漁連の会長も務める小川組合長は、密漁の発覚を免れるため、県への提出書類を偽造し、組長の船を登録していたとみられる。

 田原市の漁協関係者によると、組長が密漁で逮捕される以前から、小川組合長と暴力団組長の関係はウワサに上っていた。渥美湾付近で大アサリ漁を行う「潜水組合」に組員の男を加入させる動きもあり、小中山漁協の組合員からは懸念する声が上がっていたという。関係者の男性は「組合長は強権的な性格だった。組長が密漁で摘発されたので、逮捕されるのは時間の問題と感じていた」と話す。

 田原市役所の職員は、小川組合長の印象を「漁業振興に熱心だった」と振り返る。同市の漁協と連携して、豊川(とよがわ)のアサリの稚魚を採り、3組合の共同漁場へ放流する事業などに尽力したという。

 東三河農林水産事務所水産課によると、漁を行うには漁協組合に所属し、登録された船で定められた漁の許可が下りる仕組みとなっている。小川組合長は、元漁師の暴力団組員名で船を2011年に登録していた。

 登録の申請書は組合から県に提出される。組合長が不正に関わっており、同課の職員は「現状では組合員とされている書類の不正を見抜くことは難しい」と困惑の表情を見せた。



水産課のしごと
水産課では、水産業の健全な発展と、水産物の安定供給を確保するため、水産業の振興に取り組んでいます。
業務の概要と担当については、以下のとおりです。

振興・事業検査グル-プ 内線 342 344 345

業務の概要
水産業協同組合等の水産業団体に関する指導業務、漁業金融に関する業務、水産物及びその加工品の流通に関する業務等を行っています。
水産資源の有効利用を図るため、漁業の許可、漁業権の免許、漁船の登録、特定魚種の漁獲量の管理を実施しています。
遊漁船業の登録を行っています。
漁業生産に必要な、荷捌き施設等の施設整備など、沿岸漁業及び内水面漁業の振興に関する事務を実施しています。
水産課の事業全般に係る執行管理及び検査に関する業務を行っています。

普及グル-プ 343 346


最新の画像もっと見る

コメントを投稿