水産業界事件記録

水産業界で発生した事件の報道記録

焼津漁港カツオ窃盗事件 長崎市の水産会社が焼津漁協など提訴

2022-09-03 00:02:44 | 日記

焼津漁港カツオ窃盗事件 長崎市の水産会社が焼津漁協など提訴

2022年09月01日 12時36分

焼津漁港で起きた冷凍カツオの窃盗事件をめぐり、長崎市の水産会社が、水揚げしたカツオなどおよそ40トンの魚を盗まれたと主張して、一連の事件で起訴された被告など7人や焼津漁業協同組合などに対し、800万円あまりの賠償を求める訴えを起こしました。

静岡地方裁判所に訴えを起こしたのは、長崎市に本社がある水産会社です。
訴えによりますと、おととし7月までの2年間にわたって焼津漁港に水揚げした冷凍のカツオなど約40トンの魚を盗まれたと主張して、一連の事件で起訴された被告を含む7人や焼津漁業協同組合、それに焼津市の水産加工会社などに対し、約820万円の賠償を求めています。
水産会社の代理人の河村正史弁護士は「焼津漁協では『再発防止』ということばが踊っているが、水産会社に加えた損害をきっちりと賠償した上で先に進んでもらいたい」と話していました。
一方、焼津漁業協同組合の顧問弁護士は「訴状を受け取っていないのでお答えできないが、真摯に対応してまいります」と話しています。
今回の事件をめぐっては、焼津市の水産会社も同じようにカツオなどを盗まれたとして、7人や焼津漁協などに対して3500万円あまりの賠償を求める訴えを起こしていて、今後、新潟市の水産会社も約760万円の賠償を求める訴えを起こす方針です。


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