佐世保の水産加工会社、1人死亡・2人意識不明
30日午前9時18分頃、長崎県佐世保市干尽ひづくし町6の水産卸・加工会社「昌丸しょうまる」(本社・佐賀県唐津市)の佐世保営業所から「ガスを吸って倒れた人がいる」と119番があった。
県警佐世保署によると、魚のうろこをためる地下タンクの清掃作業などをしていた従業員の男性3人が倒れ、このうち和田勝美さん(42)が搬送先の病院で死亡が確認された。他の2人も意識不明の重体。
重体の2人は蛭子谷えびすや省三さん(59)と浦和晴さん(46)。発見時は3人ともタンク内で倒れていた。県警は清掃のため、中に入って倒れた浦さんを助けようとしてほかの2人も意識を失ったとみている。
県警がタンク内のガス検知を行ったところ、硫化水素の反応が確認された。専門家によると、硫化水素はうろこなどが腐敗する過程で発生することがあるという。
(2013年5月30日15時35分 読売新聞)
30日午前9時18分頃、長崎県佐世保市干尽ひづくし町6の水産卸・加工会社「昌丸しょうまる」(本社・佐賀県唐津市)の佐世保営業所から「ガスを吸って倒れた人がいる」と119番があった。
県警佐世保署によると、魚のうろこをためる地下タンクの清掃作業などをしていた従業員の男性3人が倒れ、このうち和田勝美さん(42)が搬送先の病院で死亡が確認された。他の2人も意識不明の重体。
重体の2人は蛭子谷えびすや省三さん(59)と浦和晴さん(46)。発見時は3人ともタンク内で倒れていた。県警は清掃のため、中に入って倒れた浦さんを助けようとしてほかの2人も意識を失ったとみている。
県警がタンク内のガス検知を行ったところ、硫化水素の反応が確認された。専門家によると、硫化水素はうろこなどが腐敗する過程で発生することがあるという。
(2013年5月30日15時35分 読売新聞)