オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

「ぬしさまへ」

2006年01月13日 21時00分58秒 | ほぼ、文庫本
ぬしさまへ/畠中恵/新潮文庫

以前読んだ「しゃばけ」の続刊。相変わらず、人ならぬモノ達は愛しくも妖しく、人たるモノ達はおぞましくも哀しく。…なんちって。
ハードカバーの方ではさらに続刊が出ているようなので、これもまた、時間が出来たら図書館で読みたいな、と思っているトコロ。
これもさ、ドラマにしてくれないかなー。できれば某国営放送の金曜時代劇の枠でさー(そこまで指定するか)。
病弱な若旦那が17歳だったかな、この主役を、えー、えー、えー、…中村七之助(ちょっと歳くってますか)。
その腹違いの兄(後に手代として店に戻ってくる)を中村勘太郎(まんま兄弟やがな)。
若旦那を心の底から心配する二人の兄や(実は妖)のうち、様子のいいモテ男・仁吉を阿部寛、仁吉と似たり寄ったりのいい男ながらもっと体育会系の佐助を山口智充。
その二人に頭の上がらない、何かっていうとすぐ拗ねる(でも二人よりもずっと人慣れしている、世間を知っている)中堅どころの妖・屏風のぞきを相島一之。
若旦那の祖母で、実は齢三千歳にもなろうかという大妖・皮衣の若かりし頃を菅野美穂。
若旦那の父・大店の廻船問屋長崎屋の主人藤兵衛には小野武彦。
若旦那の幼馴染みで菓子屋の跡取り息子(菓子作りは好きなのにちっとも腕がついていかない)にえなりかずき(ついこないだ終わったドラマでも和菓子屋の息子だったような気がしなくもないが)。
酒があれば他には何もいらない野寺坊や獺(これも妖)には六平直政、渡辺哲。
他にも毎回違うゲスト出演者を呼べる、贅沢なドラマになると思うんだよなあ。
…。いかん。もうすっかり出来上がってしまったよ。
てなわけで、受信料を徴収されている一視聴者として切に願うわけですよ、某国営放送局に!是非、ドラマ化を!(ここで言うな)