オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

海猿を見ていて思い出した事

2005年08月16日 22時54分52秒 | 過去ログ
なんか、カテゴリーが違う気がものすごくするんだけど、かといって「テレビがお守り」ではないような気はもっとするので、とりあえず。そのうち同じような話を書いたら、カテゴリーを増やすかも。(すぎむらを通り過ぎた男達、とかさ!…ないないないない)

先週から引き続いての「不審船」話で、まあその要するに銃撃した(で人が亡くなった、に違いないよね、あの爆発だもの。でもそれが銃撃によるものか、相手の自爆なのか、という事がボカしてあって、核心に触れない様にしてあるなあ、と思ったけどな。)事への罪悪感ていうか正当性ていうか、海保ってそうだよな「保安」庁なんだよなとか思って見てた。
で、まあ、その、平たく(はないかもしれないけど)言えば人を殺しているわけで、それに関わった(ていうか当事者か)旦那なり恋人なりを巡る女性達(=妻、あるいは恋人)を題材にしてあったと思うんだけど。
見ながらね、何がどうでもあなた(=旦那とか好きな人)はあなたであって、私とあなたはこんな事でつぶれない、みたいな流れになってて、もちろん見てるこっちも、海保だろうがなんだろうが好きなもんは好き、でいいじゃねーかよー、何をうだうだやってんだかよー、と加藤あいちゃんを叱咤激励する気分になっててさ。
で、
ふと思い出した。(前振り、長っ)(前振りなのか!)

おいらは、この女性達に偉そうな事は、言えないのであった。

おいらは、かつて、こんなようなシチュエーション(いやー大分違うけどな、実際はな)で、相手を拒否してしまったんである。
まあね、もっと簡単に言えば、振ったんだけどな(どかーん)。
理由は、すでにその頃には別の人を好きになっていた、というものすごい陳腐な話。だけど、単にそれだけで別れたり振ったりするなんてことはないわけで、根本として、一番メインな話としてはそうなんだけど、でも枝葉末節こまごまとしたその他の理由の中では、かなり大きく、彼(=おいらが振った人)が航空自衛隊に入る事を決めた、という事があった。
今から思えば、その時メインの理由になった「別に好きになった人」というのは、おいらの人生の中で最大の恋愛だと思える人なので、この当時ほかのどんな人でも、んー、キムタクでも、窪塚くんでも、たとえ高倉健さんが言ってきて下さっても(んま!なんてまあ恐れ多いたとえを!!)即座にお断りしていたであろう。
ちなみにその航空自衛隊くん(!)も「別に好きになった人」も、現在の「だー」では、ない。
は、は、は。
人生、いろいろ、なのであるよ。

やはり、この世の中にはいろいろな人が生きている。
平和ボケしている日本でも、まったく軍事的な匂いと無縁でいるわけにはいかないのである。
とはいえ、自分にはかかわりのない話だと思っている(または、思いたい)のもまた、事実。
うむ。
まだまだ、日々修行。

その後、航空自衛隊くんの消息はまったく分かりません。本当に航空自衛隊くん、になったらしいことは聞いたけど、それから、もう20年近く経っているわけで。…って自分で書いててびっくりするんだけどな(苦笑)。
今何処で何をしているんだろう。生きているんだろうか。結婚したのかな。空は、飛んだのかな。
大学1年の、まだ10代の頃の、話。