通りがかりのラーメン屋さん。
予備知識なしで来店しましたが、
お取り寄せラーメンオブザイヤー2017 などなど、輝かしい経歴のあるラーメン屋さんみたいでした
食券機でなかったので、ゆっくり選べるなー…
…種類が多い
店員さんにおすすめを聴くと…
「スペシャルがオススメです
」
じゃあ、それを…
スペシャル?
スペシャル…
いまいちピンと来ないままなところに…
。
なんとも派手ないでたち
正式には
金の鶏中華スペシャル 780円
後ろにいる、海苔まんま1枚は「LINEで友達登録」の特典
色々凄くて、とりあえず少し笑ってしまいました
まずはスープ。
天一みたいなポタポタかなーと思いきや、以外とサラサラしたあっさりスープ
しかも、見た目にそぐわぬ優しい味
麺は平縮れで、ケンちゃんラーメンの麺みたいでした
しっかり捏ねて寝かせてあるのか、こしが凄い
お家でこれが食べられるなら、確かにいいかも
海老ワンタン
プリっと食感の海老が中にびっしり
炙りチャーシュー
鶏もつ
刻んだ鶏肉と、最初うずら卵かと思っていた黄色の玉は…キンカンでした
この地域に訪れ、モツをよく食している事が分かったので少し調べてみました。
~最上地域の食文化~『モツ』の歴史
古代より最上地域は稲作が不向きだった時代からマタギ文化があった事でウサギや熊の肉、そして魚に代わるタンパク源として、臓物を煮込んだ『モツ煮込み』をよく食べる土地でありました。
戦後になると、仏教の戒めがなくなり肉食が広がる中「実は臓物の方が美味しい」とモツ料理がもてはやされるようになっていきます。
また馬もつに関しては食べられないところが無いので、馬肉と一緒に煮込み‘馬肉汁’として食べ、鶏を飼う農家も多かった事から、農村部では祝い事の時に鶏を一羽潰して食べる習慣がありました。その際も内臓を一緒に煮込んで食べていたようです。
もともと家庭料理として食べていたものを、新庄市内の居酒屋のメニューとして「鶏モツ煮」や「馬モツ煮」、牛スジ肉を醤油で煮込んだ「ガッキ煮」や「ガッキ汁」を出していたことから地方食となったと思われます。
もつ料理は全国各地にありますが、馬・鶏・牛の3種類を地方食として食べている地域は珍しいようです。
土地の食文化を取り入れたラーメンが、日本一になるのは素晴らしいことですね
それにしても、デコレーションされた「全部のせ」のラーメンは見た目楽しいけど…私はノーマルのラーメンが好きなんだと
改めて思いました
特定保健用食品である黒烏龍茶のサービス
※黒烏龍茶は「ウーロン茶重合ポリフェノール」の働きで、脂肪の吸収を抑え、からだに脂肪がつきにくいという特徴があります
新旬屋 麺 新庄本店
0233-23-4634
山形県新庄市若葉町9-33