ぷらりスナフキン~旨いもの探求徒然~

人生の楽しみの1つは美味しい食にて心と身体が満たされる事☆日々の飲食体験を綴ります☆どこへ行くかは…ケ・セラ・セラ~

アドリア北出丸カフェ 福島県

2016-04-13 18:28:35 | 喫茶店





 1000年以上も前から飲まれ始めたとされるコーヒー。日本に伝わったのは、オランダ商人が長崎の出島に持ち込んだ江戸時代初めといわれています。
江戸時代は貴重なものとされ、しかも飲み物ではなく薬として扱われていたそうです。 例えば江戸末期のこと。会津藩や弘前藩などが蝦夷(北海道)の警備を命じられますが、寒さや野菜不足で水腫病に倒れる藩士が後を絶たず、幕府はその後の北方警備にはコーヒー豆を配給したとの記述が残されています。ということは、会津藩士や弘前藩士はコーヒーを最初に飲んだ庶民、といえるのかもしれません。ちなみに、コーヒーが飲み物として一般に広まるのは明治も終わりの頃です。


このようにコーヒーと浅からぬ縁がある会津で、私たちは、こだわりのコーヒーをお出ししています。 使用しているコーヒー豆は、オーストリア「ユリウス・マインル社」製のもの。マインル社は、ヨーロッパでも早くからコーヒーが普及したウィーンに1862年創業し、焙煎したコーヒー豆を世界で初めて販売した会社であり、高級コーヒーの代名詞になっています。


その魅力は、何といっても品質本意の姿勢にあります。コーヒー豆は味を保つことが難しいのですが、マインル社の豆は、高度な技法によって常に品質が維持されています。「高品質を標準とする」という姿勢が信頼を高め、欧米はもとより世界のコーヒーファンに愛されています。

 そんな本場のテイストを、日本の会津の地でも味わっていただきたいー。この想いから、アドリア北出丸カフェでは、その深い味わいと芳醇な香りを、最大限引き出してお出しすることにこだわっています。 ユリウス・マインル社を育んだウィーンは、美しい町並みが残る芸術と文化の都。著名な音楽家や画家にも愛された本格コーヒーを、心やすらぐ空間と時間の中で、どうぞお楽しみください。


すごくお洒落なお店



アドリア 北出丸カフェの建築は自然との調和を目指しました。

「自然への負担を限りなく少なくし、地球環境を大切にすること」。アドリア北出丸カフェの重要な建築テーマです。材料には木を用い、省エネルギーの配慮からも近年世界で注目されているKLHクロスラミナパネルを採用しました。 このパネルは、むくの挽き板を木の繊維が直角に交わるように重ね合わせたもので、機密性、断熱性が優れていることから省エネルギーな住宅づくりに適しているといわれています。欧州で開発されてこのパネルは、構造的にも安定性が多角最近では9階建てのマンションにも使われています。




本物との出会い、感動を超え充実感さえ憶える。

1000年のエネルギーを秘めたケヤキからは、凛とした空気感が漂う。 店内では、「水分神社(みくまりじんじゃ)の大ケヤキ」が皆様をお迎えしております。 この「ケヤキ」は、推定樹齢1000年の大木で、2008年まで天然記念物として奈良県東吉野村瀧野の水分神社の社殿裏にそびえておりました。1989年3月に天然記念物に指定された「ケヤキ」ですが2008年2月、縁あって会津若松のこの場所に旅してきました。内部まできれいな杢目を維持しているのは奇跡的なことで日本に二つと無い「大ケヤキ」と言われております。

この、欅の一枚板が圧倒的な存在感で~
立派

こだわりの一杯

美味でした




アドリア北出丸カフェ
0242-27-3600
福島県会津若松市追手町4-28 北出丸館1階

大丸あすなろ荘 福島県

2016-04-13 07:38:51 | 旅行・温泉







秘湯 大丸あすなろ荘 歴史

温泉縁起 …
平安時代、嵯峨天皇の病気に効く薬湯を求めて京都からやってきた三人の兄弟が温泉を発見したという平安中期の開湯と伝えられる二岐温泉 大丸あすなろ荘。
二岐温泉は福島県南西部のブナの原生林に囲まれた山深い山間にある温泉地です。
会津地方と中通地方の境界に位置する二岐山の山麓、二岐川の渓谷沿いに位置しております。
平安時代にはすでに温泉が湧いていたと伝えられ歴史が永く、古くは「二俣」と記され、徳川時代から明治時代にかけては「二股」と、そして現在は「二岐」と記されている。
徳川時代に発行されたわが国最初の山岳本「日本名山図会」には、全国90の名山の中に二股山がノミネートされている。平家落人が隠れ住んでいたとも伝えられており、その関係であろうか、二岐地区では、人目に付きやすい祭りの幟や煙の出る狼煙、時を告げる鶏の飼育などが禁じられていたそうである。
現在、二岐温泉には、数件の宿泊施設があるだけで、数十人の静かな集落です。
徳川時代から旅籠を営んでいたのは大丸屋(現在の大丸あすなろ荘)ただ一軒のみである。
昭和39年の大雪で一部損壊し、やむなく解体。新築した宿に高松宮様が「あすなろ荘」と命名していただき、現在に至っております。

歴史ある秘湯の湯



天然の川床をそのまま生かした自噴泉岩風呂は、享保13(1728)年に造られ、その名の通り、湯舟の底の岩の割れ目から、小さな気泡を出しながら、ぷくぷくと温泉が自噴しており、まさに”生きた温泉”です。でこぼこした湯舟の底には、大きなポットホール(小石が水流でころころ転がって削り取られた丸い穴)が3つあり、昔は川だったことを雄弁に物語っております。
また、ブナ林に囲まれ、手を伸ばせば二岐川に届くほど眺めの良い渓流露天風呂...

お湯は柔らかで湯疲れなく何度でも入れる感じでした
自噴泉岩風呂は、本当に不思議な感覚
パワーを感じました

お風呂もさる事ながら、お食事がまた素晴らしい

夕食は、松茸の土瓶蒸しから始まり…
季節の山菜や、はやま高原豚や山女など地場産の食材がふんだんに使われていました

朝食


ばっけの味噌汁に出来立て温かな茶碗蒸し


従業員さんのおもてなしもあたたかく…
癒しの空間でした











大丸あすなろ荘
0248-84-2311
福島県岩瀬郡天栄村湯本字下二俣5