I'll be right here

ポケットにパク・ヒョシン 🥨

The Musical: 舞台デザイン 傷に囲まれた二つの世界(1)

2018-10-10 21:30:00 | 笑う男



EMKミュージカルカンパニーの二番目になる創作ミュージカル<笑う男>が五年の製作期間を経てついに舞台に上がった。ヴィクトル・ユーゴーの同名小説を原作にしたこの作品は幼い時に人身売買団によって口を裂かれたピエロ グウィンプレインの悲劇的な運命を描く。舞台デザインはEMKミュージカルカンパニー初めての創作ミュージカル<マタハリ>で、イェグリーンアワードと韓国ミュージカルアワード舞台芸術賞を同時に席巻したオ・ピルヨン舞台デザイナーが引き受けた。今回の舞台は傷を形象化したトンネルを中心に貴族と貧民層の世界を対比させて見せるのに重点を置いた。 オ・ピルヨン舞台デザイナーに場面別デザインコンセプトを詳しく聞いてみた。



[場面別のデザインコンセプト]



1.ショーカーテン
公演開始前に観客が一番最初に見ることになるセット。グウィンプレインの裂けた口を形象化した曲線の他にもごちゃごちゃにからまった構造物が無数の傷を現わす。 セット下側にベタベタ塗られたペイントと舞台の床の筆の跡はこの傷を隠す行為を象徴するプロローグが始まれば口形上のセットが開かれグウィンプレインの過去の歴史、すなわち傷の原因に対する話が繰り広げられる。 このセットは重量を最小化するため、軽い素材を何枚も重ねて作りましたが、レーザーでカッティングしたら素材が燃えてしまい、高圧の水を噴射してカッティングするウォータージェット加工方式を選びました。ウォータージェット業者に図面に合うように素材をカッティングしてもらうことだけに一ヶ月がかかりました。





2.風浪
コンプラチコスが海で台風に会うプロローグシーン。ここでは布を利用してうねる大きな波を表現しました。波のように見えるのと同時に映像と照明がよく感じられ布を探すまで数多くの布を調べましたその中の五種類の布を劇場に設置して一つ一つテストしたあげく今の布を選択しました。舞台には計四枚の生地が使われています。 最も前面に位置した布が上がったり下がったりしながら小さい模型の船が登場して、再び上がって下がってきて船に乗った俳優が登場します。この時、舞台の両側の傷のセットが動いてフレームの役割をします。模型船が出た時にはフレームを狭めて観客の視線を集めて、俳優が出てくる時はフレームを広げて船の上の光景を拡大してみえるような効果を与えています。





3.ウルシュスの馬車
流れ者の薬屋ウルシュスの移動手段であり生活空間である馬車は古くて塗りが剥がれて木目があらわれた姿でデザインしました。ウルシュスの性格上、馬車の手入れをして補修してはいないと思ったためです。しかし、その中は非常に暖かくてこぢんまりした雰囲気です。ウルシュスが見かけは荒っぽいんですが胸の内が暖かいように。 この馬車にグウィンプレインとディア入ってきてウルシュスの世界は広がって、流浪劇団を切り盛りすることになります。それで馬車と流浪劇団のセットは色感が似ています。一方馬車が出てくる場面では傷のセットが舞台の内側に移動して大きい木の役割をします。





4.ガーデンパーティ
貴族の世界は派手ですが、人工的で定形化された感じを与えます。セットの色感から違いますが、ガーデンパーティシーンは緑色、公爵の城は青い色、上院議会は赤い色で原色的な色合いを使いました。ガーデンパーティシーンでは天井からアーチ型セットが降りてきて傷のセットを覆います。貴族が傷を隠して威厳を見せるために大げさに飾るのと同じ脈絡です。舞台中央の垣根のセットはクルーたちが実際に中に入って動かします。狭い隙間から外を眺めながら動線を合わせているのにオートメーション装置を使用したように正確に動くのを見て感心しました。





5.流浪劇団
ガーデンパーティ セットが消えて遮られた傷セットが再びあらわれて流浪劇団が登場します。彼らの世界は傷でいっぱいなのですが美しくて暖かく感じられるように表現しました。





6.ジョシアナのテント
ジョシアナがグウィンプレインを誘惑する空間。ジョシアナの心がグウィンプレインを向かってパッと開かれるのをテントがパッと広がる姿で表現しました。このテントは表面から見れば古くてみすぼらしいのですが内側に派手な金の装飾が入っています。流浪劇団の世界が暖かいけれど粗雑なものだったとしたら、ジョシアナのテントは曲線が強調されてやわらかくて官能的な感じを与えます。笑う口形の椅子は演出家と振付け師のアイディアで、どこに座ってもジョシアナの横に滑り落ちてくるほかないように作られました。参考でグウィンプレインがジョシアナのテントを抜け出して‘그럴까?’を歌う時初めて照明が天井の傷を照らします。この時からグウィンプレインが自身の傷を顧みて葛藤するからです。





7.川辺
‘涙は川の水に’という流浪劇団団員がのディア傷ついた心を労ってくれるシーンです。舞台の床を覆っているふたが袖に押し出されて水タンクが現れたら、ディアと団員が水をはねて一緒に踊ります。舞台の上で実際に水を使ったのは第一にディアの傷を洗うためにで、二番目に水がくれるエネルギーがあるためです。 ‘涙は川の水に’という劇の構造上ショーストッパーの役割をする曲です。ここであふれるエネルギーで客席を沸かせてこそ次の場面に順調に移ることができると考えました。





8.公爵の城
2幕を開ける初めてのシーン。ここでグウィンプレインが初めて接した貴族の世界をどのように表現するのかを悩みました。非現実的な巨大なベッドにはグウィンプレインが貴族世界で感じた威圧感とぎこちなさが投影されています。小さな馬車で生活してきたグウィンプレインには一般的な大きさのベッドでもとても巨大に感じられたでしょう。ベッドの上はトランポリンになっていますが、これはロバート・ヨハンソン演出家が台本を書いた時から念頭に置いて要請した部分です。ベッドの上でぴょんとぴょんと跳ぶグウィンプレインの姿が彼の浮き立った心情をよく表しています。





9.孔雀のベッド
ジョシアナが二番目にグウィンプレインを誘惑する空間。この部屋もやはり初めから演出家が求めた図が明確でした。 孔雀を素材として使ったのも演出家の選択。詳しく見れば孔雀の翼の丸い模様の上で動く瞳の映像が投射されています。誰かがこの隠れた空間をのぞいてるかのように。





10.上院議会
赤い色が際立っている議会シーン。この場面を強烈に表現するために他の場面には赤い色をほとんど使いませんでした。議席は下から見上げた構図でデザインしてグウィンプレインが感じる心理的威圧感を表現しました。議員たちが議席に立っている姿は非常にぎこちなく定形化されています。グウィンプレインが‘その目を開いて’を歌って貧民の人生を見て回りなさいと訴える時も議員たちはただ人形のように立っているだけです。ところでこのシーンには一つ特異な点があります。直前まで貴族世界に遮られていた傷のセットがここでは表われているということです。 舞台の半分より下は派手で半分より上は傷でいっぱいなんです。議席と傷のセットは上下にあいまって目の形を作り出します。そして歌が終われば映像の中の円形窓が降りてきて瞳となります。その瞬間グウィンプレインは二つの世界の中で自分がいるべき所がどこなのかを選択します。このような象徴性を明確に表わした訳ではないが一種のサブテキストとしてグウィンプレインの決断を表現するのに役に立つようにと願いました。





11.笑う男
グウィンプレインが‘笑う男’を歌う場面ではショーカーテンの役割をした傷がいっぱいあるセットが再び登場します。グウィンプレインが貴族世界で受けた傷を表わすのと同時にこれ以上その世界が要求するとおりに自分の傷を隠したまま生きていかないと誓うシーンだからです。この他にも暴力性が強調される'涙の城'の顧問室のシーンでショーカーテンセットが再利用されています。





12.フィナーレ
フィナーレのシーンは長い間悩んだ末に誕生しました。 グウィンプレインとディアが単に水中で死を迎えるのではなく、彼らだけの美しい世界へ向かうように見えるよう願ったからです。結局、羽毛のように軽い材質の布で解決策を模索しました。この布を舞台の床に埋められたハつの送風機と舞台の両側でクルーたちが調整する四つの送風機で空中に浮かせたら幻想的な動きが演出されます。揺れる生地は波を連想させもしますが、スローモーションのような動きで時空間を脱し、異世界に来ているような感じを与えます。これと同時にポータルに設置された1450個の照明が灯り、二人は星の群れに包まれます。余談ですが、このシーンに使われる生地は材質が独特なだけに、とても高くて格別に慎重に扱っています。

데이빗 경의 유혹 - LORD DAVID’S SEDUCTION

2018-10-10 07:35:58 | 笑う男
데이빗 경의 유혹 - LORD DAVID’S SEDUCTION

그대의 밤을 뜨겁게 채울 뭄
君の夜を熱くさせる身体
그대와 같이 버려진 몸이죠
君のように捨てられた身だよ
보듬어 줄게 외로운 맘과 몸
包んであげるよ 寂しい心と身体
가르쳐 줄게 여자가 되는 법
教えてあげるよ女になる方法

두려워 알아요
怖いさ 分かってるよ
육신은 결국 흘릴 돼 썩어가고
肉体は結局、朽ちて腐っていって
사랑은 결국 여기처럼 사라져요
愛は結局ここのように消えるんだ

날 따라와요
私について来なよ
은밀한 천국에 데려다 줄게
秘密の天国へ連れて行ってあげるよ
그대로 날 원해
そのまま 私を求めるんだ
네 맘 속 어두운 욕망을 따라
君の心の中の暗い欲望に従って

놀라게 했나 순수한 그대를
驚かせたな 純粋な君を
다 보여줄게 숨 멎게 할 것들
全部見せてやるよ 息が止まるくらいのことを

수줍어 말고 자유를 느껴봐
恥ずかしがらないで自由を感じてみな
날 받아들여 내 말만 잘 들어
私を受け入れ、私の言うことだけをよく聞け
맛을 보면 중독되지
味わってみれば中毒になって
네가 먼저 더 원하게 되지
君の方がもっと求めるようになるよ