I'll be right here

ポケットにパク・ヒョシン 🥨

チサンくん 記事

2014-04-30 20:40:43 | フランケンシュタイン
勝手にピックアップしてご紹介してきたフランケンのインタビュー記事ですが~、最後を飾るのはチサンくんです^ ^

勝手に最後にしちゃってます...
だってぇ~、長文過ぎて疲れましたの~
それでもって小難しい事言ってますのよ
まま、そんなところもカワイイと思ったりして ^ ^

チサンくんの記事を読むとマッコンに行きたくなってしまうので...
覚悟してください


ウンテくんが日本に来ている間は金曜日の夜から土日のマチソワで5公演、月曜日に休演日がありますが火曜日と水曜日のマチネを含めると連続7公演出演してるチサンくんです。ファイティン

ちなみにウンテくんは今日の夜から怪物復活です




マイデイリー 2014/4/10 ホ・ソルヒ記者

このようにエネルギーを爆発させることが出来るのだろうか。
すべての俳優が舞台の上にエネルギーを注ぎ込むが、最近舞台の上で特に強いエネルギーを発して関心を集めている俳優がいる。
そう、ミュージカル『フランケンシュタイン』のハン・チサンだ。このように全てを注ぎ込むことができるのかと思うほど舞台の上で壮絶な日々を送っているハン・チサンに会った。

ハン・チサンは『フランケンシュタイン』で、義理堅く、心強い助力者であるアンリ・デュプレと人間に憧れ、一連の事件を通して徐々に人間を憎悪するようになる怪物役を演じている。主な俳優全員が1人2役を引き受ける中で特にハン・チサンは極端に変貌していく人物を演じているだけに舞台の上で特別なエネルギーを発散して観客を圧倒している。

『フランケンシュタイン』は英国の天才女性作家メアリー・シェリーの小説「フランケンシュタイン」を原作にするミュージカルだ。神になろうとした人間、人間に憧れた被造物の話は、言うまでもなくその中の個性の強いキャラクターが目立つ作品だ。


ハン・チサンは最近進められたマイデイリーとのインタビューで「肉体的にも精神的にもみな消耗した状態だ。この頃は公演をしない日には自然と身体を休める。とても大変だが、大変なだけにやり甲斐を十分に感じる。」と口を開いた。疲れた姿が歴然だったが、「困難なことにわざと陶酔している感じもする。本当にキャラクターに浸っているんだ」と話すほど『フランケンシュタイン』にすべてを賭けている。


💎『フランケンシュタイン』百回考えてもよくやった

ハン・チサンの『フランケンシュタイン』出演への決心はワン・ヨンボム演出家とイ・ソンジュン音楽監督に対する信頼が根底にあった。そこに創作劇に対する自負心と好奇心が加わり『フランケンシュタイン』の中アンリと怪物に出会うことになる。
彼は台本を受けとった瞬間から怪物に対してもっと知りたくなった。それだけ怪物役は魅力的であったし"役割が明確だった"と話すほど光栄な、欲が出るキャラクターだった。

しかし魅力ある人物であるだけに簡単ではなかった。ハン・チサンは「ミュージカル『ワントゥギ』より難しい。そうだよ、思い通りにならない。」と言いながら笑った。『フランケンシュタイン』はリーディング現場から尋常でなかった。ハン・チサンをはじめ演出家、俳優が皆エネルギーを吐き出して涙まで流した。ユ・ジュンサン、リュ・ジョンハン、イ・ゴンミョン、パク・ウンテ、リサ、アンシハ、ソ・ジヨン、アン・ユジン、イ・ヒジョン、キム・テジョンなどの情熱もまた『フランケンシュタイン』のエネルギーを一層強くした。行動で見せてくれる先輩俳優たちのエネルギーを受けてさらに集中することができた。

ハン・チサンは、「メソッド的な提案をした。アンリと怪物でいる時とで少し差を与えることができるメソッド的表現方法を考えてみた。徐々に準備した。簡単に言えばトーンが変わること、いや身体の状態が変わることで一番重要な心が変わること」と言い「ビクターに対する気持ちが変わるのだから、にじみ出るものが変わるのが当然。ドラマだから再創造されることになる、怪物として誕生しながら、ビクターに対する気持ちをどのように持つかの表現方式が重要だった。」と説明した。

「当然舞台にあらわれる様々なドラマ自体のおかげで大変です。大変の域を超えて苦難です。ところで私以外の俳優たちも同じですよ。しかし、それだけに得るものがある。自ら演技して得るのものがあり、フィードバックで得るものがある。両方とも力になる。方向性を掴むのに難易度が高くて大変でした。エネルギーを出すために大変なこともあるだろうが作っていく過程で大変なこともある。数回難関にぶつかりました。稽古でたくさん練習しました。」


キャラクターが難しかっただけに稽古も侮れなかった。公演の時よりもっと大変だったといっても過言ではない。100%でなく200%を注ぎ込んだ。ノドの状態が深刻化するほど自身を消尽させたのだ。公演で上がった時はコントロールしているが、練習の時のようなことが続けば自分の声帯が残っていなかったはずだと言うのだから練習の強度がどれほどだったか推し量ることが出来る。

「ところで考えてみれば俳優には大変なのが合う。妙だけど俳優がすごく苦労すれば観客はもっと喜ぶ。だから勉強をたくさんします。トレーニングの一環だと考えて過度にならないように再誕生させるという概念を積み立ててきました。あまりにも大変で練習の時に少しの間休むこともしました。昨年、七作品をしながらもうちょっと休む時期になったかなと思って楽になると思っていたらもっと大変な作品をすることになってしまった。けれど、あまりにもやり甲斐があって、百回考えてみてもよくやった。このようなミュージカルを誕生させたとのことが光栄で良い選択をしたと信じて疑わない。」



💎1人2役、蓋然性に重点を置いた

怪物の声、やはりハン・チサンのパターンを作るために苦労した。怪物になった時の習慣と発声などに慣れる必要があった。技術的なことまで気を遣わなければならなかったし、苦痛、怒りなどの感情があって様々なパターンを作らなければならなかった。瞳孔から身振りまでどれ一つとても気を遣わないものがない。

ハン・チサンは「怪物の歩き方にもたくさん気を遣った。ヒントでもあるけど怪物は関節が正常ではないでしょう。再接合されたため、人とは違う関節の状態になってるでしょう。正常ではないことで直立歩行をするのも大変でしょう。それで足を引きずるんだ。」と明らかにした。

ここでハン・チサンは、解きたい誤解があるといった。劇中怪物がしばらく偽装して正常に歩いて再び足を引きずる部分だ。これに対し一部の観客は「正常に歩くことが出来ながら、なぜ足を引きずるのか」と尋ねたりもした。

これに関連して、ハン・チサンは「いままで、なぜ足を引きずっていたのかをもう少し考えてみれば良い。怪物の基準においては引きずっているのがもっと楽なんです。脚が間違って付けられているので、引きずって歩く方が楽なんです。」と言いながら、「だから真っすぐ歩くのはもっと大変なんです。偽装してだまそうと苦労して正常に歩いてるんです。そうして、ビクターと再び対面することになった瞬間、帽子を取って脚を再び気楽に引きずる。怪物にとっては基準が違うのです。」と打ち明けた。


「怪物を見ているとかわいそうで守ってあげたいという本能が刺激される。他の見方をすれば、人間よりもさらに人間的な感性を出している。更に泣き叫んでより人間の感情をアピールする。怪物が人間の中にいるようです。怪物を演技してとても孤独でもあります。今は怪物以外考えられない。最後にビクターと抱き合う時に感情が込み上げます。公演の延長線と思っているのですが成し遂げられないことを夢で成し遂げたような夢幻的な感じです。」


引き続き、ハン・チサンは1人2役に対して「アンリと怪物を結ぶという思いに集中しました。アンリはあまりにも重要。アンリを演じる時にうまく積み上げて行かなければならないという所にフォーカスしました。アンリとしての姿が観客も明らかに残像に残るので、2幕を見るそのために1幕をよく積み上げなければならない。」と言い、「アンリとしてビクターに対する気持ちが刻印されていてこそ怪物と対比して見ることが出来るんです。アンリとの蓋然性に重点を置いた。」と話した。

「キャラクターにたくさん吸収される方ですが調節可能です。実際、良く言えば適応と言いますが、情緒的に周囲の状況に影響をよく受けます。他の見方をすれば鋭敏だと言えるが正常ではない だからキャラクターでなくとも吸収されることが多い。その時その時で変わる性格です。周りの影響も受けて、時にはものすごく几帳面で関心が有るかいかで違いが大きく出て明確に分かれます。今は『フランケンシュタイン』と愛する人々に対して関心があります。」


💎私が出した答も答でありうる

ハン・チサンは『フランケンシュタイン』をターニングポイントだと言った。明確に一段階成長できる契機になったし感謝した瞬間が多かったから。観客にその瞬間の気持ちを表現できるのが幸せだ。観客と一つになる瞬間が偉大で美しい。

その為にハン・チサンは一層自己管理に気を付けている。彼は「ギリギリです。油断出来ないので管理してます。それなりに声帯が丈夫に生まれたことは、贈り物ですが、ギリギリという気持ちで暮らしています。」「今日が最終公演のようにしようという声をたくさん聞きます。今回の公演がとりわけそうです。望ましいとは言えないが、とりわけノドをもっと使っています。 声の響き方や私のやり方でもあるけれど、‘しまった'と思う瞬間もありました。馬鹿じゃないかって、自分でよく分かっています。その瞬間には無理したらいけないんです。」と明らかにした。


『フランケンシュタイン』の怪物は呼吸調節がカギです。だ呼吸調節に失敗すれば怪物というキャラクターが消えるんです。 消えてはダメ。 結局は人間がする芸術で人間の主導下になければならないので私がキャラクターをコントロールできる優位にいなければならなくて、当然人間化されてなければならない。自分化も重要です。当然そうすべきです。自身が話すそれがリアリティーです。結局に追求するのはリアリティーです。 共感することができるように、信じられるように説得力がなければならない。


さらに、ハン・チサンは確実にスランプなく着実に成長してきた過去を振り返った。どさくさ紛れで始めたミュージカルだけれど10年を成長するように送ってきた。 長く続けたいし、慎重に続けたいというのが彼の望み。 まだ見せることができない事も多くて欲もある。

彼は「俳優生活をしながら運も良かった。 演技芸術学科を出たが運も良くも私さえも分からなかったミュージカル俳優のDNAがあったのかどうか、このように流れてきた。 先天的でも後天的でもミュージカルを通じて才能を発見することになって有難いだけです。」と言いながら「スランプは確実になかった。本当に瞬間瞬間変わりました。 階段を登るように過ごして来て、エレベーターには乗らなかった。大きな一発なしで俳優生活を送ってきたが、これまで演って来た事が皮が剥けて実になった感じです。」と告白した。

「私が作った答、私のスタイルが普遍的で大衆的だと考えない。ちょっと違う。 歌を歌うスタイルもそんなに好感的に出来なかった。だけど、いわゆる自分だけのやり方で率直に努力したんだ。そんなことが少しずつ認められないものかなって思う。 だって私の答えも答えの1つであるわけでしょう。観客にはまずはお越し頂き確認されろ!と言いたい。 『フランケンシュタイン』はひとまず来てみなくちゃ。自信もある。 評価はその後にして頂くよう願う。評価は観客の権利で義務です。その権利を履行されたらいいでしょう。」

Music Museum感想

2014-04-30 09:30:14 | 韓国ミュージカルとか
は~い。
無事に終わってネタバレの心配もなくなりましたので、感想をUPしま~す

まず、第一印象はね...
1週間前に見たウンテくんよりも痩せたかなぁ~でした。(髪型や洋服のせいかもしれませんけど...)
ノドの調子も含めて、フランケンだけでも大変なのにモーツァルトの練習も始まって、少し身体が疲れてるのかなぁ~と感じましたょ。あ~んど心配になりました(´・_・`) 


でもね、歌はね、素晴らしかったですよぉ~


この公演、前半は音楽劇で後半はコンサートという形式だと伝えられていましたが、開演前からサカケンが会場をぶらぶらしてたりしてねぇ~。雰囲気作りをしておりました。
彼は主役の聖子ちゃんを含めた会場の皆さんを音楽美術館へ誘う館長役と聖子ちゃんの思い出の中にいる旦那さんの1人二役を演じてました。

前半の音楽劇では、時には館長が美術作品を紹介するように、あるいは自分で美術館を歩き回って作品を見ているかのようにミュージカルのナンバーが歌われます。
アイデアとしてはなかなか面白い構成だと思いました~。
ただ、ダンスとかグルーブ感がウリのナンバーも混ざっていたので、そこは若干暖かい目で見る必要はありましたけどね(^-^)

1幕ではウンテくんも作品の1つとして最後の方に超カッコよくご登場!
ウンテくんはゲストですからね、ウンテファンの皆さまからは遠慮がちにキャッって声がもれてましたね~。
ここね、単独コンサートだったら、ギャー!ってすっごい声が飛んでた所ですね~。2日目なんて、もう出て来る所が分かってるからギャー❗️言うの待ってるところです
あ、あくまでも単独コンだったらね^ ^

そして、歌ったのが<チグミスンカン>ですょ~。ジキハイの。
はい。初めて聞きました~。ウンテ版。
ジキハイのセットに立ってるウンテくんを妄想をしつつ聞いてしまいました


聖子ちゃんが、ウンテさんは小出しで~す(^O^)と言って、次に出てきたのが2幕の冒頭ですね。
な、なんと、エリザさながらに<キッチュ>を歌いながら会場からルケーニ姿で登場ですよ。
エリザの写真ではなく、ウンテくんのサイン入りのブロマイドを配りながら...
そそ、こんな感じで、お衣装までルケーニでした。



その後は、ウンテファンなら皆さん誰もが知ってるモーチャルトのナンバーを聖子ちゃんと。
<愛していれば分かり合える>を日本語でね歌ってくれました。
この歌はね、もうね、韓国語で歌えちゃうくらい聞いている曲なので、ウンテくんの日本語がもこすっごく新鮮でしたね。そしてその歌い方もすっごく丁寧でステキだったので、ウットリですよぉ~

最後に歌ったのが今公演中のフランケンから<私は怪物>ですね。
この姿ではありませんでしたよ。この姿で歌われたらヤバイですよ。


金のガチョウみたいにくっついてそのままゾロゾロ韓国まで行っちゃいますでしょ


ではでは、もう1度聞きたい方の為に<私は怪物>を貼っておきます。



おまけ

やっぱり円陣を組んでました~
26日


27日昼公演


27日夜公演


28日



お疲れ様でした~^ ^






フランケンシュタイン ミュージックナンバー

2014-04-30 00:50:06 | フランケンシュタイン
はじめに...
転載・転用・リンクもご遠慮下さい
このブログの中だけでこっそりとお楽しみ下さい。

🐻関連動画
👉2014 スポット映像
👉2014 インタビュー映像
👉2014 練習現場
👉2015 練習現場
👉2015 文化思索
👉2018 プレスコール
👉2021 Thetre Plus パク・ウンテ

🐻インスタ
👉2014 パク・ウンテ
ものすごく神を信じた。 しかし、それは祝福を通じてではなく呪いを通じて。もし神がいなければ、誰がこの世の中をこのような地獄を作ることができたのだろうか。

19世紀のヨーロッパ・ナポレオン戦争当時、スイスのジュネーブ出身の科学者ビクター・フランケンシュタインは戦場で'死なない軍人'に関する研究を進めていたところ、身体接合術の鬼才アンリ・ディプレに出会う。ビクターの確固たる信念に感銘を受けたアンリは彼の実験に同参するが、終戦を迎え研究室は閉鎖される。
ジュネーブに戻ってきたビクターとアンリは研究室をフランケンシュタイン城に移して生命創造実験を継続していくが、予想しなかった事件が起きて被造物が創造されるが、忽然消えてしまう。
3年後、ジュリアとの結婚を控えたビクターの前に怪物になってしまった被造物が現れ……

 「高慢な創造主よ、今まで私が経験した世の中を、不幸をそのまま返す。」
神になろうとした人間と人間に憧れていた怪物。 愛憎の復讐が始まる。 

🐻キャラクター
♣︎ビクター・フランケンシュタイン
哲学、科学、医学を横断する天才。 強いトラウマを持っている。
♣︎アンリ・ディプレ
義俠心が強い。戦争でビクターに出会った後、ビクターの実験に魅了され、研究の助力者となる。 
♢ジュリア
ビクターの婚約者。 幼い頃にビクターと会った友人であり、恋人。
♢エレン
ビクターの幼い頃の秘密を知っている女性。不安な事件のそばにビクターがいることを見抜きビクターを恐れている。 
♣︎シュテファン
ジュリアの父。 ビクターの怪しい行動を不満に思っている。 
♣︎ルンゲ
フランケンシュタイン家の執事。 ビクターが幼い頃に出会い、保母のように面倒を見ている。


1️⃣幕
워털루
ウォータールー

단 하나의 미래
たった一つの未来

하지만 넌
だけど君は

평화의 시대
平和な時代

혼잣말
独り言

외로운 소년 이야기
孤独な少年の話

한 잔의 술에 인생을 담아
一杯の酒に人生を注いで

살인자
人殺し

나는 왜
私はどうして

살인자 reprise
人殺しリブライズ

너의 꿈 속에서
君の夢の中で

위대한 생명창조의 역사가 시작된다
偉大な生命誕生の歴史が始まるのだ

또 다시
また再び


2️⃣幕
평화의시대 reprise
平和な時代リプライズ

그대 없이는
君無しには

행방불명
行方不明

도망자
逃亡者

남자의 세계
男の世界

넌 괴물이야
お前は怪物だ

그곳에는
あそこには

산다는 거
生きることは

남자의 세계 reprise
男の世界リプライズ

난 괴물
私は怪物

행방불명 reprise
行方不明リプライズ

살인자 reprise
人殺しリプライズ

그 날에 내가
その日私が

절망
絶望

후회
後悔

상처


오늘 밤엔
今日の夜には

워털루 reprise
ウォータールーリプライズ

나는 프랑켄슈타인
私はフランケンシュタイン


アン・ユジン インタビュー

2014-04-29 11:00:45 | フランケンシュタイン
かなり怪しい訳が随所にありますがUPしま~す^ ^

女っぷりが良さそうなカッコイイ女優さんですね ^ ^




Oh my news 2014/3/22 パク・ジョンファン記者

このミュージカルの緊張感、見る人を筋肉痛にさせる!


『フランケンシュタイン』は主助演に関係なくすべての俳優が'トランスフォーマー'にならなければならないミュージカルだ。1幕のキャラクターが2幕では完全に別の役でひっくり返える。1幕を終えれば衣装室は2幕に向けて着替えるため大変混雑する。衣装も我を忘れて着替えなければならない。俳優アン・ユジンが演技するキャラクターも同じだ。1幕のエレンと2幕のエバは『ジキルとハイド』のように善と悪の二つの顔を見せる。


このキャラクターの二重性は、一見すると強く見えるが繊細でやわらかい演技をするアン・ユジンの二つの顔の演技ともマッチする。 『フランケンシュタイン』でエレンとエバを演技するアン・ユジンに会ってみた。


プレスコールでキム・ヒチョルプロデューサーが「演出家ワンヨンボムの俳優選びは大変で骨が折れた」と言われました。

今まで多くのミュージカルをしましたが(
フランケンシュタインは)音楽がとても難しかった。練習の時は、これをどのように歌うんだろう?とびっくりするほどでした。その上、時代劇だとコルセットを付けなければならない。ぎゅっと引き締めけられて呼吸が半分しか入らない。また、1人2役だと早く(衣装を)チェンジしなければならない。 肉体的に難しいのが半分、精神的に難しいのが半分です。

だけど、私がする苦労は主人公ビクターとアンリに比べれば何でもないです。普通ミュージカルはどん底の悲しみを2幕にもってきます。でも『フランケンシュタイン』は1幕で2回入る。2幕では小さいけど3度。主演俳優たちが演技する時は見る人々が'筋肉痛になるくらい'というほど長いんです。人間の最も根底にある欲を表現するなど多様な表現をするのがとても難しいんですよ。

傾斜舞台も多いです。こういう舞台に立ってみた俳優は分かると思うけど、傾斜が少しついただけでもハイヒールを履いて踊ることは出来ないんです。そのような傾斜舞台でアンサンブルは踊って、アンリとビクターは絶叫する歌を吐かなければならない。私の役が大変だという話を切り出せないほどすべての俳優に苦労が多いんです。 (パク)ウンテは友達に捨てられた怪物役を演じたところ、涙が止まらなくてしばらく大変でした。どうやって慰めたらいいか痛ましいほどでした。


1幕では弟ビクターに母のように惜しみなく愛情を与える献身的な姉エレンを演じ、2幕ではお金の事しか頭にないエバを演じる。1幕の感情を収拾する前に正反対の感情を演技しなければならないですよね。

たくさん悩みました。今まで多様な役をたくさん演じてきましたが、これ程の悪役(エバ)は初めてでした。 漫画に出てきそうな明らかな悪役にはしたくなかった。理由が分かる悪役を作りたかった。 初めは演出家から「一つも恐ろしくない」という事を何度も言われました。悪役のように見せたかったが思ったようにはならなかった。

悩みながら初舞台に立ちましたがエバがよくあってると言うんです。 悩んだ結果が現れたのか、エバが私に合う役なのかこんがらがります。これは逆にエレンに対して演技を悩むべきではないかと。ビクター役をする三人の俳優たちは年上です。ビクターの姉のように見せなきゃならなくて、声やヘアスタイル、衣装などで年をとったように見せようと努めてます。悲しい事はたくさんあるのでエレンはすぐ感情移入出来る。けれど、エバはそれが容易ではない。1幕を終えるやいなやエバを引っぱって来なければならないのに手強いんです。


練習室の雰囲気はどうでしたか。

(ユ)ジュンサン兄さんが最も年長者です。1番大人なのにムードメーカーです。 少年のようです。常に'ファイティング'を口にするのを求めます。ジュンサン兄さんと公演するチームはチームワークが良くないわけがないという話をよく聞いたけれど、一緒に作業してみるとその話に100%共感します。


序盤は(ユ・ジュンサンが)ビクターをおもしろいキャラクターで作ってしまいました。だれてる状態の時にジュンサン兄さんが出てくると雰囲気がさっとアップするほどトーンが明るかったんです。ところで問題は『フランケンシュタイン』が重くて暗い作品であったということです。ジュンサン兄さんが解釈した明るいビクターとは合わなかった。急にジュンサン兄さんはキャラクターを変えました。


前作の『ボニー&クライド』では【キス洗礼】と言われる程キスシーンが多かったけれど、今回はキスシーンが一つもないですね。

『ボニー&クライド』の男性主人公は観客にとっては素敵なお兄さんでアイドルだけれど私には同僚俳優で年下のアイドルでした。男だと露ほども感じませんでした。相手俳優も私が男性のように接してくれました。キスは恋人としてこそ良いの。私の男でもない方々とキスしても楽しいはずがないわ。

1度アイドルとキスシーンをする場面がありました。灯りが消えてキスシーンで終わる場面。そこで客席から激しい悪口が聞こえたんです。大きな衝撃を受けました。すぐに客席に駆けて行って「あんたがやって」って言いたい気持ちで悔しかった。


去るインタビューで2010年と2011年空白期間の当時結婚をはやくしたかったと打ち明けた。

恋愛結婚がしたい。だけど、恋愛をする時間がないんです。ミュージカル俳優はミュージカルに全て注ぎ込まなければならない。このような職業的な特殊性を理解してくれる男性がいるのかしらって思い悩みます。私と同じ役で演技する(ソ)ジヨン姉さんは38才に結婚にゴールインしました。姉さんの勢いを貰って38才前にミュージカル俳優の人生を理解してくれる人に会えたら良いですよね。







前の記事に関連して..,

2014-04-29 10:46:12 | フランケンシュタイン
前にソンウくんがUPしてくれたツイをまえの記事に関連してUPします^ ^




一幕でビクターが唯一休めるエレンの回想シーン。ゴンミョン兄さんは、袖でその日の子役たちを観察します。なぜそうされるかとお尋ねしたら。2幕の汽車の駅のシーンで。もっと役に入り込めるように子役の動きをチェックするそうです。ディテールがすごいです。マナーが良くて。カッコイイ兄さん ^^ Respect!!


こちらはその子役ちゃんたち




ツイには...
普段はまちがいなく子どもなのに...
舞台の上に立ったら急変して、役に入り込む所がハンパなくて、鳥肌もん
ってな感じの事が書かれてます。たぶん。


そそ、この機会に第二弾のティーザーも貼っておきます^ ^
実はまだ見てなかったのでした...