すうたまちゃん

ラーメン?油そば?元い!オリジナルメニュー『すうたま麺』を提供したスタッフの徒然な思のは

悲しい事件の判決

2006年07月21日 22時43分42秒 | 代表“グダグダ”雑感
地裁が泣いた 検察が泣いた
今年05月15日 に、ご紹介しました事件の判決がありました。


認知症の母殺害の長男、献身介護で温情判決…京都地裁 <読売>
 介護疲れと生活苦から認知症の母親(当時86歳)の承諾を得て殺害したとして、承諾殺人、銃刀法違反罪に問われた長男で京都市伏見区納所町、無職片桐康晴被告(54)に対する判決公判が21日、京都地裁で開かれた。東尾龍一裁判官は「母親の同意を得たとはいえ、尊い命を奪った刑事責任は軽視できない」と有罪を認めたうえで、片桐被告が献身的に介護をしていたことなどを酌量、検察側の懲役3年の求刑に対し、3年の執行猶予をつけた懲役2年6月の“温情判決”を言い渡した。


認知症の母殺害に執行猶予 京都地裁、行政批判 <共同>
 また、生活保護の受給で被告が社会福祉事務所に相談した際、「頑張って働いてください」と言われ、受給できなかったことを指摘。言い渡し後の説諭で「介護保険や生活保護行政の在り方も問われている」と強調し、「社会福祉事務所の対応に被告が『死ねということか』と受け取ったのが本件の一因とも言える。行政にはさらに考える余地がある」と批判した。


承諾殺人被告、認知症の母と心中図った経緯語る 京都 <朝日>
 切羽詰まった状況は、周囲には伝わっていなかった。親族の一人は公判で「『何かあったら連絡してくれ』と言っても『なんとかなる』と答えた。罪を犯す前に、どうして話してくれなかったのか」と証言した。

 担当だった介護支援専門員(ケアマネジャー)も情状証人として5月に出廷し、涙ながらに語った。「明るく振る舞っていたし、そこまで追いつめられているとは思わなかった。もっと訴えてほしかった」。地裁には、刑の軽減を求める近所の人ら126人分の嘆願書が出されている。


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