すうたまちゃん

ラーメン?油そば?元い!オリジナルメニュー『すうたま麺』を提供したスタッフの徒然な思のは

「裏基準」で不合格

2008年11月06日 01時43分47秒 | 代表“グダグダ”雑感
こんな記事を見つけました。

神奈川県「裏基準」高校入試 県教委に「学校擁護」意見が殺到

神奈川県の県立高校の入試で、本来ならば合格圏内の受験生を、服装の乱れなどの「裏基準」で不合格にしていたとして、学校側が謝罪し、校長は事実上更迭されることになった。「学ぶ機会を奪った」として学校側を非難する声もある一方で、教育委員会などに寄せられた声や、ラジオやネットのアンケートでも、学校側を擁護する声が圧倒的だ。

記事やその他のメディアによると、
神奈川県立高校の入試評価基準は下記の通り。

1 学力調査
2 面接
3 調査書を点数化し、上位から合格を決めていく

つまりは、受験時の服装や態度等は、合否の基準とならないわけです。
しかし、「裏基準」でもって、つまりは事前に公表している合否基準以外の基準をもって、合否を決定していたわけです。

「裏基準」という評価を全く合理的な評価です。

そんな「裏基準」に基づいて合否判定をしていたこの学校および校長に対して、擁護する意見がネットにおいて繰り広げられているようです。


記事によると、
こんな状況に対して、ネット上や放送局、教育委員会に寄せられた声の多くが、学校側の声を支持するものなのだ。例えば、ライブドアが同社のポータルサイトで「服装、態度で不合格にしてもよい?」というアンケートを実施したところ、10月30日17時現在で5万4000件以上の声が寄せられ、「不合格にしてもよい」と回答したのは、全体の93.9%。

「勉強をしたい、授業を受けたいならそれなりの態度や服装をすべき」
「舐めた態度で受験に臨むなという事」
といった声が圧倒的だ。

ラジオでも学校「支持」が圧倒的
TBSラジオの報道番組「アクセス」が10月29日夜に行った
「あなたは、公立高校の入試の合否判断に身なりを加えていいと思いますか?」
というアンケートでも、

「身なりも加えていい」と回答したのが456人に対して、「そうは思わない」は129人。「推薦入試ならばいいが、一般入試ならばいけない」といった、それ以外の答えも65人。やはり、学校側の対応を支持する傾向も目立つ。

中には「子どもが学ぶ機会を奪ったのは間違い」 などと学校側を批判するものもあったというが、割合としては全体の1割未満。残り9割が、「態度や服装の乱れで不合格になるのは当然」「校長が記者会見で謝罪するのはおかしい」といった「同情論」だった。

これらの記事を見て言えるのは、「おかしい。」ということ。
だって、この問題は、裏基準の存在の問題であり、身なりで合否を決定することの是非ではありませんからね。

事前に、身なり等について合否判定の基準とすることを公表しているのなら、私は全く問題などないと思いますが、それをしていない。
それも公立の高校ですから、なおさらです。

どうも、問題の所在を理解しないメディアに操作されているようですね。

いつものことながら、情報操作が好きなマスコミです。

空幕長、ご乱心!

2008年11月01日 01時34分44秒 | 代表“グダグダ”雑感
空幕長「侵略国家は濡れ衣」

航空幕僚長:政府見解逸脱論文、麻生政権にさらなる逆風

さらに、自衛隊のあり方をめぐり、集団的自衛権行使、武器使用の制限を挙げ、「自衛隊は雁字搦(がんじがら)めで身動きできない。マインドコントロールから解放されない限り我が国を自らの力で守る体制がいつになっても完成しない」と記している。


だそうです。

武器使用の制限については、確かに、とんでもない場所に派遣されるんだから、「それなりの装備をさせろ」と言う主張は現場の意見としてとても理解できる。

しかし、集団的自衛権の行使については、全く的外れ。
我が国を守るために集団的自衛権という概念は、一義的にない、と言う当たり前の事実を理解していない。

集団的自衛権と個別的自衛権の区別をしている内閣法制局の見解を全くのナンセンスであると批判する主張もありますが、それを区別することを否定・困難とする合理的論理などありませんし、己の有する権利を己で制約することは、全く否定されるものではないことは、法学、憲法ともに、そして法律全般についても言えることですから。

精神的自由権等の表現の自由もすべての場面で是認されるものではありません。
当然、経済的自由権はなおさら。
自己制約事由は、各国家が選択するものですから。
集団的自由権を国家独自に制約・歯止めをかけることが、摩訶不思議な手段では全くないことはここで強調します。