すうたまちゃん

ラーメン?油そば?元い!オリジナルメニュー『すうたま麺』を提供したスタッフの徒然な思のは

坂出の事件を考える 弐

2007年11月30日 00時58分53秒 | 代表“グダグダ”雑感
この事件は、私の感覚からすると、あまりにも不可解で、理解ができないことがありすぎる。

被疑者は、病床にある妻に対して「お前のお陰で、俺の人生が狂った。」というようなことを言っていたという報道があります。

被疑者の妻は、退院した時に、被疑者のもとではなく、被疑者の妻の姉、つまりは今回の被害者の自宅に身を寄せたそうです。旦那のもとに帰りたくないと。

そんな妻に、「俺とお姉さんとどちらを信頼しているんや?!」と問い質し、「お姉さん」だという回答に立腹していたという報道もされています。

女性を殺害するのに、寝込みを襲うということ自体、大変不思議です。
対面しても、口では全く適わなかったのでしょうか。
下手に喧嘩でもすれば、近くにいる娘婿の旦那(女児の父親)に、ドヤサレルという恐怖感でもあったのでしょうか。

被疑者だけが孤立していたような感じもあるような気がします。
被害者家族に対する、つもり積もった憎悪と恨みが、このような残虐な行為を惹起せしめたものでしょうが、それにしても女の子を殺害する理由がどうしても理解ができないでいました。

しかし、被害者である女児2人とも、一刺しであったとの報道を本日確認すると、被疑者が「騒がれたので殺害した」という供述の信用性を疑いました。

事実、女の子が騒いだ声を聞いたという話が全くありません。
そして、騒いでいるこどもを一刺しで殺せるものなのか?

どうしても、寝ている3人を次々に刺したのではないかと想像してしまいます。

とにかく、パニックになって殺害したというものではないことは、ほぼ間違いの無いことだと思います。

こうなると、坊主憎けりゃ…って奴じゃなかろうかと。
こどもであろうとなかろうと、被害者家族の一員であること自体、憎悪の対象であり、一緒に殺害しよう/すべきであるという強い意志が、偶然にこどもがいた状況下において働いたのではないかと思うと、それなりに報道されている情況から合理的に推認できる事実じゃないかと思います。

あくまで私の勝手な想像に過ぎませんが。

そうして、一連の報道からこの事件の当事者である加害者/被害者の悲しすぎるほどの情報と教養の欠如の事実を目の当たりにさせられました。

貧富の格差/経済的格差といった「格差問題」よりも、よりこの「情報の格差」の問題は深刻だと感じています。

識字率99.8%と言われる我が国日本において、ここまで情報の格差があるという事実を私たちは、どのように理解したら良いのでしょう。

報道からだけの情報で言えば、この被疑者は恐らく亡くなった妻の債務の弁済をする義務はありません。
被害者である祖母(被疑者の義理の姉)の債務は、もと旦那の債務が原因であるという報道があります。
もしかしたら、返済義務がないかもしれないという可能性もあります。
義務があったとしても、恐らく報道によると、守るべき財産もありませんので、破産も可能です。

実の妹にお金を借りさせるという迷惑を掛けることを回避するには、自己破産をするべきだったと思います。
破産ができない状況にあったとは思えない。
それとも、既に自己破産後の借金なの?(そうなると、救いようが無いけれど…。)

テレビを観ていれば、自己破産という手段もあるという認識はできるはず。
老人ではないんだから。

ばあさんが分からなくても、周りの者が助言できるはず。

それができるような環境になかったんでしょう。

つまりは、そういう基本的な情報も入ってこないような情況に、この被害家族があったということだと思います。

貧困の連鎖、無教養/情報欠如の連鎖。
これを感じるような事件や出来事が増えているように思えてなりません。

法律事務所に相談に来る人たちは、ある一定の情報を持つ人たちです。
時には、とんでもない相談者もいらっしゃいますが…。

多額の借金に困っている人たち、所謂クレジットやサラ金等に関する「被害者の会」に相談に来る人たちは、大変情報量が不足した方々が多いのですが、やはり最低限の報を持っています。
「被害者の会」の存在を知りうる状況にあったということです。

その存在する知りうることができない人たちが、想像以上に多いのではないかと思わされる事件でもあります。

弱者間の格差も顕著になっていると思います。

「ユビキタス」という概念が、バカらしくなるほどの、厳しい現状をこの事件で認識させられるように思います。

個人的には、これからも注視していきたいと思う事件です。
まだまだ、被疑者から驚くべき供述が得られるかも知れないとも思えてならないのですが。

坂出の事件を考える 壱

2007年11月29日 01時48分23秒 | 代表“グダグダ”雑感
何の関係も無い幼い女児を二人も殺害した、この被疑者の殺害時の精神状態とは、どういったものだったのか。
パニック状態で、幼いこどもを巻き込むべきでないという理性が働かなかったということも考えられますが、偽装工作をしているような状況に鑑みると、その様な斟酌をすることは困難です。

カーペットの件、自転車の件、理解のできないことだらけ。

怨恨で、祖母を殺害することは、理解できます。
偽装工作をする理由は何ナノ?
つまりは、逃走するつもりがあったのか?
警察に捕まらないようにしたいという希望・期待があったのか?

それが解らない。

怨恨で殺したいと思って殺して、刑罰を逃れようとする所為は、全く酌量ができるものではありません。
こどもを殺したのは、やはりパニックというよりも、逮捕から逃れたいという自己保身からくるものでしか思えません。
だから、腹が立って、立って。

遺棄の場所の供述を変更した理由も知りたいものです。

この事実からは、被疑者は完全に今もパニック状態であると推認はできます。
しかし、この事実自体も、腹立たしい。

おかんむいむい

2007年11月26日 00時26分58秒 | 代表“グダグダ”雑感
「おかん」「おかん」「むいむい、むいむい」
「おかん」「むいむい~」

息子が、そう言っている。

「おかん」は、「お母さん」の意味ではありません。
「おかん」は、「みかん」のこと。

虫のことを「みんみん」と言っているにも関わらず、「みかん」の「み」を「お」と発音して「おかん」。
「みんみん」の「み」と「ん」の間に、「か」を置くと、「みかん」となるのに…。

「むいむい」は、「剥く」という意味。

つまり、「みかんを剥いて~」または「みかんを剥くよ~」という意味です。

一時期は、みかんの皮を剥く事を楽しんでいました。
みかんは1個だけ食べて、その後は剥くだけ、という楽しみ方。
私はあまりみかんを食べないのですが、この時はよく食べました。(^.^;

それにしても、何故「みかん」が「おかん」なんだろう? ヽ(。_°)ノ ?

因みに、息子曰く、
「あぱぱ」は、マハロプラス。
「あぴぴ」は、テレビ。
「おぴぴ」は、ミッフィー。
の意味だそうです。


小沢氏 代表復帰

2007年11月07日 00時00分11秒 | 代表“グダグダ”雑感
小沢民主党代表が辞意を表明して2日間が過ぎた6日の晩に、辞意を翻意氏、代表に復帰することが報道されました。
5日の夜には、「考えさせて欲しい」と留保の意思を示していたそうなので、あの小沢さんの性格を考えると、代表の復帰の可能性は、相当程度あると思っていましたが、やはり驚かされる出来事でした。

首脳会談における「大連立」構想の党への持ち帰り、そして党役員の大連立に対する反対、小沢氏の辞意表明それぞれが、小沢氏のシナリオに沿った流れであり、政界再編の布石であるかもしれない、という想像もできた/されたました。

氏に対して、情緒的な部分を持っている人だという認識を勝手に持っていた私にとって、久々に出てきた氏のこどもっぽくも、現状に対する大きな苛立ちと党役員に対する落胆が、今回の辞意表明の大きな引き金なのかと想像していました。

「代表職を辞めるような問題じゃない」というコメントをする民主党議員もいましたが、確かにこのコメントは正しいと思います。
しかし、私は、「あなたたち民主党の議員が、代表を辞めることを決意させたんじゃないのか?」と言いたくなったのです。

現実的な問題から、まるで目を逸らすかのように、これまでの民主党議員の不甲斐なさが露呈されてきました。
そんな民主党を救ったのは、小沢代表だったと私は思っていたのです。
それが、先の参院選です。
特に地方の問題に強く想いを致すものがあったのでしょう。
再度国民の生活を重視することの重要さを、理念に走っていた若手の議員らに示した選挙でもあったと想います。

しかし、衆参の逆転現象で、今臨時国会では、まだ一本の法律も成立していません。
参院選でマニフェストに挙げた政策を実現するためにも、地方で生活に困る国民・市民のためにも、どうしても立法化しなければいけない法案があった訳です。
国民の厳しい生活の現実を理解していれば、総選挙で勝利が大変厳しい現状に鑑みると、国内政策においては、自民と民主の違いは顕著ですから、個別的に政策協定を締結するようなことも、なかなか難しいでしょう。
(自民と民主で被災者支援法改正の一本化の合意は、昨晩にできたようですね。)
そうなると、個別的な政策協定ではない、より強固な継続的な政策協定、若しくは大連立をすることで、民主党のマニフェストの実現を図ることも、政治家として当然の気持ちであるとは思います。
政策を具現化することが政治家の最大の職責ですから。

都市部の有権者は、今回の大連立構想に対して、「許せない」という人が多かったのでしょうか?
先日民主党から農家支援の法案が参院に提出されましたが、農家の方は、大連立でより法案が成立する可能性にかけて欲しいと思わないのでしょうか?

今回の出来事は、とにかく小沢さんの見込み違いだった、ということが言えるかも知れません。
小沢さんの真意が判りませんが、辞意を表明した会見の内容だけで考えると、そう評価せざるをえません。

そんな小沢さんは、「本当に恥をさらすようだが、みなさんの意向を受けてぜひ、もう一度がんばりたい」と。

確かに、恥を晒しました。政治家たる者、その言動は常に重い責任が伴います。

だから、小沢氏のこの一連の言動は、大変軽薄なものに思えるかもしれません。
プライドをとても大事にする生き物である男なら、特に大人の男なら、一度表明した辞意表明を撤回することなど、ほぼありえませんし、できることではないと思います。

そんな恥ずかしい辞意の撤回をした、小沢氏のこの決断たるや、私は逆に「男」を見た思いをしました。
こんな格好の悪いことができる大人がいることが素晴らしい。
単なる格好の悪い男じゃなくて、格好が悪くても、やらなければいけないことをやる。それが男ってもんじゃないかと。
格好の悪い状況を作ったのが自分だからこそ、その格好の悪さは酷いもの。

そんなことができる男小沢を私は、これまで以上に期待してみて行きたいと思います。

単なる格好の悪い男か?
格好が悪くても、職責を果たす男か?

お水のお店へ

小沢代表 「大連立」 混乱で辞意

2007年11月05日 02時05分58秒 | 代表“グダグダ”雑感
小沢さんの気持ちは解るけれど、賛同はできないなぁ。

確かに、次期総選挙で、民主党が勝利する可能性は、やはり高くはないのが現実だと思います。
今すぐ解散ってな訳にはいかないというか、そんなことありえませんしね。

解散時期は、自民がある程度目処がたってからされる訳ですからね。

大連立を経験することで、国民に民主党の政権担当能力を明示することの意味はあるでしょう。
でも、その明示する意味の程度が、一体どれほどあるのか?

緊急の世論調査で、大連立に賛同する意見は、かなり少ないようですし、例え大連立が国民のためになろうと、その手法は国民が受け入れられない状況にあると思います。

まあ、とにかく小沢さんは代表職を一度辞めて、すぐ代表選に打って出て、民主党員に是非を問えば良いと思いますね。

筋の通し方と言えば、私はそれが一番だと思います。
自分の選んだ道が否定されたことは事実ですが、その事実が代表として否定されたことと評価することは、できないと思いますから、とにかく党員に是非と問うことは大事だと思います。