ツッコミの方法

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070130k0000e010098000c.html

最近強く思うことなんだけど、どうも相手の失点を利用するようなアクションを起こせる政治力のある行為のできる政治家や活動家が少なくなっているなぁ。

柳沢氏が「女性は機械」と言ったことを受けて、それに乗っかる形で利用しながら、自説に有利な表現はできないんだろうか。

敢えて、「機械」に乗っかっての表現が。

マトモに反論することも大事だけども、マトモに反論しても、全くインパクトもなければ、人に訴える力もない場合も少なくない。

基本的に革新的な思想を持つ人たちって、頭がコンクリート状態でガチガチだよなぁ。
だから、全く面白みもなければ、ウィットの利かない言葉の羅列と言ってもいいかもしれない。

そういう意味では、保守派の人の方が面白い人が多いよなぁ。

アジャストの範囲が違うというか、ゆとりがないというか…。
クソ真面目って、全く魅力がないんよね。

社民党や共産党の反論は典型的に面白くない反論だ。
ガップリ四つで勝利できるほどの力など出来ない事実を理解すべきです。圧倒的に議員数が少ない事実は、誰もが分かっている事だから。
だからこそ、技術が必要なんですよね。
人に訴えかけられる言葉が必要なんです。力強い言葉が。

いい加減、気づいて欲しいものです。無理かなぁ。

憲法と人権と日本酒

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007012500069&genre=K1&area=K00


何と！京都弁護士会が日本酒を販売だと？！
その名も「憲法と人権」だと。

そのポン酒の名は、「しぼりたて」「吟醸あらばしり」
さらに大吟醸も販売だとか。
一升瓶2,000円～5,000円と、なかなかいい値段。

俳優の佐々木蔵之介の実家で、京都の造り酒屋で有名な佐々木酒造とのコラボだそうだ。

弁護士会は「少しお酒が入れば、憲法や人権について本音で議論してもらえるのでは」と期待しているそうだけど、そんな人っているんかいなぁ。
まあ、憲法を改正する為の国民投票法案が、今国会で上程されるだろうし、その成立を「強く期待する」と、アベのおっさんがカミカミの施政方針演説での賜っていたことを思えば、確かに真剣に憲法について、国民全体で議論しないといけないと思うんだけどね。
しなくちゃいけないんだけど、そんなこと僕たち日本人にできるんだろうか？
そんな訓練全く受けてないからね。

第一「憲法」の意味すら解っていない人が大半だし、国民投票法の必要性を理解している人も多くないような気がする。
憲法改正する手続きを理解している国民の割合は、2004年のジャーナリストの今井一さんの調査で１割に満たなかったとか。
当たり前と言えばそうなんだけど、中学校で習ったってことは事実ではあるんだよね。ある意味、関心があまりないってことかも。
このような状態で、憲法改正するだなんて、先進国では考えられない。
そういう意味では、日本は先進国ではないんだろうなぁ。悲しい現実だ。

まあ、「民主主義とはどういうことか」を考える良い機会になるような状況になることを期待したいものだな。
期待するだけでは駄目だって事は分かっているんで、できるだけ良い状況を作り出せるような努力をしようと思う僕です。

と言うことで、討論のために、このポン酒を購入しないと！
２月末までの販売だから、忘れないうちに。

核抑止の成れの果て

「核抑止力は民族的慶事」　北朝鮮３紙が新年社説(朝日新聞) - goo ニュース

こんなもんだな。
核抑止の行き着く先は、ならず者国家やならず者集団に、核を譲渡することに繋がるんだよなぁ。
それを阻止する手段などあるはずもない。
なのに、核武装を議論することは、「アリ」だと思う人たちの多くのその理屈は破綻している。
破綻していない理屈はただ一つ。
議論をすることで、核武装を日本がするかもしれないという威嚇効果。
ただ、その効果がどれだかあるのかは、良く分からん。
在ると思いたい人は、それを具体的に表現してね。

ならず者国家の北朝鮮と同様の感覚なんだよなぁ、核武装をしたいと思う意見は。
それを否定するなら、否定する理屈を提示しないとね。
無理だろうけどね。ならず者国家北朝鮮の理屈は、核抑止の一般論を述べているに過ぎないしね。核抑止の理屈なんだよね。北の理屈は。
当り前なんだけどね。それを理解できない、したくない人が少なくないのかなぁ。