犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

『異母兄弟』

2015年03月31日 | 日々
東京には、新宿末廣亭、池袋演芸場、上野は鈴本演芸場、浅草演芸ホールと 4つの定席がある。 定席というのは10日間、同じ顔ぶれが高座を務める。 落語協会と落語芸術協会が交互に入っているのが現状だ。 私は調布住まいの通いやすさから、もっぱら新宿へ行く。 昨日は落語芸術協会。 ここには、最高齢ツートップがいる。 1925年4月6日生まれの桂米丸と、1925年10月28日生まれの三笑亭笑三だ。 米丸さん . . . 本文を読む
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交通マナー ほらされシリーズ

2015年03月30日 | のりもの
[あらすじ] 夜更けの六本木246号線で信号待ちをしていたら、 前の車が急にバックしてきた。 前に停車している車がバックしてきてぶつかる。 ということはとても意外なことのようだが、 実はもう一回経験がある。 家の近所の道で、私は50ccのバイク。 何のためかはまったくわからないが、前の車が急にバックしてきた。 勢いが弱かったから良かったが、 バイクの場合、転倒して、バイクの下に足がはさまり、 . . . 本文を読む
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桜咲き、パーカー散る

2015年03月29日 | 日々
東京は昨日の陽気で一気に染井吉野が開花し、 週末でもあって虫がわくように人々はそぞろ歩き、 今日は花粉もしきりに飛び、 私も朝から散歩したが、 2時間ほど歩く中で、 3つも、 パーカーの落し物を見た。 どれも、手近の何か、ガードレールとか看板とか木馬とか に掛けてあった。 昨日の日中に脱いだのね。 暖かいうちに帰って、忘れ去ったのね。 日が翳ると意外と冷たい風が吹く。 お気をつけて . . . 本文を読む
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えーそーなの

2015年03月28日 | イキモノタチ
洗濯物を干そうとして、愕然とした。 ハンガーが一つも無い。 さては、バアサン、捨てよったな。 最近、パーキンソン病から来る腰曲がりのせいで、 物干しに手が届かない。 だから、縁側に低い物干し台を置いて、もっぱらそこに干している。 そして、自分に必要の無いものは、どんどん片付ける癖がある。 私が使うかどうかなど、おかまい無しだ。 いや・・・おかしいですね。 物干しに手が届かないのだから、 ハンガ . . . 本文を読む
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梅も散った

2015年03月27日 | うつろい
梅が咲き、桃が咲き、杏が咲き、もう桜か。 慌ただしいことだ。 (あ、これもアハタツの未然+形容詞の活用語尾が濁ったものだな) 近所の銭湯の名は「梅の湯」というが、その名のとおり、 駐車場も、お向かいのオーナーである農家も、 梅の木がたくさん植わっている。 しばらく、たいへんはなやかだった。 銭湯は、かなり工夫して生き残ろうとしている。 この梅の湯もご多分に漏れず、様々な浴槽がある。 露天やサ . . . 本文を読む
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くやしいことに気付く辞書

2015年03月26日 | 国語真偽会
[あらすじ] 文部省の決めた現代仮名遣いは、 耳で聞こえる音のとおりに書けば良い、というのが基本的なルールだ。 さらに、昨日のおさらい。 「ムズカシイ」は実は「ムヅカシイ」であり、 それは「ムツカシイ」が濁ったものだからだ。 「ムツカシイ」とは、動詞「ムツク(憤く)」から派生した語である。 「ムツク」からは他にも「ムツカル」から「ムヅカル」という語も生まれている。 旧仮名遣いのことを、歴史 . . . 本文を読む
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むずかしい問題を解く辞書

2015年03月25日 | 国語真偽会
現代仮名遣いが浸透した今、 ある語の旧仮名遣いがどうだったかを知るのは難しい。 たとえば今遣った「難しい」という語も、 元は「むつかしい」だが、 これが濁って「むづかしい」となり、 発音に依った現代仮名遣いだと「むずかしい」と書く。 今、我々の多くは「むずかしい」に慣れている。 私が今こうやってブログを書くために使っている、 日本語入力ソフトはIMEだ。 (不満が多いけれど使っている) このI . . . 本文を読む
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風呂敷讃

2015年03月24日 | 日々
のんべがのんべのお宅にお招ばれなので、手ぶらでは行けないぜ。 でも大きい鞄を持ち歩くのは好きじゃない。 ましてや帰りに空の鞄を持って帰るのはつまらない。 かと言って紙袋やポリ袋に重い瓶を入れると持つ手に食い込んで痛い。 電車の中で立って本を読みたいから、手提げ袋で片手がふさがるのは いやだ。 そんな時ゃ風呂敷だ。 ワインが1本と500mlのビールが2本。 真ん中のワインボトルの首をキュッと結 . . . 本文を読む
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犬とテロリスト

2015年03月23日 | 椰子の実の中
亡父が、飼い犬に話しかける言葉が嫌いだった。 撫でてかまってやりながら、 「何を考えてるんだい?」 と言う。 言葉どおりではない。後に、 「なんにも考えてないねえ」 と続く。 人間の思考とは異なるだろうが、 犬は何も考えていないわけではない。 ましてや何も感じていないわけでもない。 犬には犬の使命と行動がある。 犬のすることには犬としての理由がある。 それを見ないで、 犬は人間のように考え . . . 本文を読む
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入浴態勢

2015年03月22日 | 日々
銭湯が好きでしてね。 たまに行く。 一番風呂には近所の空気で煮〆たような先輩方がお集まりだ。 先輩方も、中でも一番の先輩をいたわる。 バアチャンにはとても良いリハビリになっていることだろう。 銭湯の世界は斜陽もいいとこだ。 町に見かけなくなってしまった。 私の住む深大寺の町も、1km圏内に一軒あった。 宅地化が進んで人は増えても、内風呂のある家が増えるだけなので、 もう30年以上前につぶれて . . . 本文を読む
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言葉の息遣い

2015年03月21日 | 国語真偽会
現代仮名遣いは、発音された音をそのまま表記すれば良い、 という考え方が基にある。 言わば、話し言葉を書き記すための表記法とも言えるかもしれない。 そこに矛盾があるのだろう。 旧仮名遣いを用い続ける必要がある、と強く感じた一件がある。 ずいぶん前に、老母が話してくれたことだ。 「水と緑は同根ね。」 水という語と緑という語は由来するところが同一だ、と言うのだ。 「ミドゥとミドリでしょ。」 . . . 本文を読む
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まさがいだらけの日本語 現代かなずかいの巻

2015年03月20日 | 国語真偽会
この頃よく見かける表記に、 《見ずらい、やりずらい》といったものがある。 じゃあなんだよ、「ずらい」って。 ある語に続いて発音する時に濁音になることを、連濁と言う。 《見ずらい》 ではこの連濁が起きている。 じゃあなんだよ、「すらい」って。 ファミリー・ストーンか?とファンカティアの私は内心叫ぶ。 現代仮名遣いは、文部省のもとの国語審議会によって検討の上、 1946年に公布、1986年に改訂さ . . . 本文を読む
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交通事故にまつわる一日

2015年03月19日 | のりもの
一昨日、交通マナーに関して書くのを再開した。 思えばその日は、兄の命日であった。 私が小学2年生だった。 兄は二十歳で、高速道路の分岐に突っ込んで死んだ。 横浜に住む彼女とデートの帰り、午前2時過ぎだった。 車が好きで運転が好きだった。 そのちょっと前だったと思うが、事故を起こした。 自分は無事だったが、助手席に乗っていた友達がけがをした。 二十歳になったばかりという頃だったので、両親が 相 . . . 本文を読む
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交通マナー ああ無情

2015年03月18日 | のりもの
[あらすじ] 信号待ちで停車中、前の車が後退してきた! 追突することを、「オカマを掘る」などと言う。 あまり上品でない言葉だが、なぜか追突のことを表している時は どなたも平気で口にしているように思うが、どうなんだろう? 国語問題はさて措き、オカマを掘らされたかっこうの私、 車を降りて、バックをしてきた車の運転者が出て来るのを待った。 すると、助手席の人を残して降りて来た運転手は外国人であった。 . . . 本文を読む
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交通マナー もらい事故

2015年03月17日 | のりもの
日常のヒヤリ・ハットを減らして、交通事故を防ごう。 事故について書きはじめたところで、 産経新聞の勃発コラムについて書きたくて中断してしまい、 5週間経った。 ある日、渋谷から国道246号線を東へ走っていた。 たしか、片側4車線あるところで、 右側の2車線は首都高速道路の下を通っている。 その、一番右の車線を走っていた。 夜更けのことで車はほとんど無かった。 赤信号で止まった時、前に一台いる . . . 本文を読む
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