Facebookで、自分のプロフィール写真に
レインボーカラーを重ねることが広まってきているようだ。
米国の全州で同性婚が認められるようになったことを
祝う気持ちを表している、ということだそうな。
レインボーカラーは、同性愛者やバイセクシュアルやAセクシュアル、
性同一性障害やインターセックス(半陰陽)たちが、
差別と闘ってきた象徴の旗だ。
渋谷区のことや、オリンピックに向けての準備のことや . . . 本文を読む
症状ってやつは、おそろしい。
いつでもこっちを取り込もうと狙っている。
症状の言いなりになっちゃだめだ負けだ。
人間の身体ってのは面白いもので、
痛い時にする姿勢をすると、実はどこか痛いんじゃないかと思い込む。
つまり、腹を抱えてうずくまると、身体は腹が痛いと思い込む。
頭を抱えてうつむくと、不安なような気がしてくる。
腹が痛い時は、自然に腹を抱える形になる。
痛いところには手を当てると痛みが . . . 本文を読む
郡上の八幡出てゆくときは 雨も降らぬに袖絞る
なんてなことを歌うように、
夢中に踊ると総身にざんぶり水をかぶったように汗をかく。
だから、郡上踊りは雨が降ろうがおかまいなしの雨天決行だ。
囃子方は屋根のある山車にいるんだから大丈夫だ。
だから、他の生ぬるい盆踊りと違って、
梅雨空の顔色を窺う必要も無い。
踊って汗ぐっしょりの状態で、冷房のきいた電車に乗っても、
冷えたりしないくらい、身体が火照 . . . 本文を読む
虫が好きだ。
虫など嫌われがちで、どこがいいのかわからんという人が多かろう。
虫の楽しみのうち、大きいのが同定だ。
同定とは、自分が見たそいつが何の種類なのか、見分けることだ。
虫の種類はやたらと多い。
日本でも3万種、世界では75万種、いや実際はその倍だろうとか
言われている。
近い種類は姿が似ていて区別しにくいのはもちろん、
まったく別の種類でも似た形だったり、
別の毒を持った種類の形を真 . . . 本文を読む
プランターの葱に、虫が付いた。
葱大好きのネギアブラムシ。
黒くてツヤのある小さなヤツが、日々現れる。
しかし、葉を途中でブッツリ切っているのは、
アブラムシの仕業じゃない。
いったいどこのどいつだ。
よく見ると、中ほどから先がまだらになっている葉がある。
しかし虫の姿は見えない。
まだらになった部分が倒れているものもある。
これが次の段階か。
そして、折れた切れ目から、葱の葉の中が見え . . . 本文を読む
「症状とうまく付き合っていきましょう」
という言葉が嫌いだ。
難治とされる病気がある。
すっきり治ることは無い、と言われる。
治癒ではなく寛解を目指す、と言う。
症状が弱めに落ち着いていればいいじゃないか、ということだ。
無理に治そうとせず、病気である自分を受け入れて、
薬も使ってなるべく症状を弱めに抑えて、
生活していきましょう。ということだ。
悪くない。
悪くないのだが、これはあくまで . . . 本文を読む
天の声を聞こう。
しばらくは六面体(フツウの立方体の)サイコロ1個と
八面体2個でやっていた。
しかし飽き足らなくなってきたので、
自分で筮竹を作る。
家に置いてあった竹を、鋸で切って、
鉈(なた)で割って、切り出しで削って、
やすりを掛ける。
50本必要だ。
竹を細く割る作業が、きもちいい。
鉈がツーッと滑り落ちていくような感じだ。
竹の内面のやわらかいところを削り落としていく作業が、 . . . 本文を読む
なんと対照的なんだろう。
Do you come back? と言われてしまうスライ・ストーンと、
I'm back! と叫ぶジェイムス・ブラウン。
共通点もある。
強く希望を持ったメッセージの込められた歌、
薬物と関わる私生活、結婚と離婚。
けれど、どこか陰のあるスライに対して、
J.B.は生命力が溢れていて逞しい。
容貌もどこか日本のオバチャンぽいし…。
映画はJ.B.の生き様を生い立ち . . . 本文を読む
もう数週間前に、映画「スライ・ストーン」を観た。
チラシに、「Do you come back?」と書いてある。
何かすっきりしない。
日本語で、「帰って来る?」と言いたいのを訳したのか。
でも「Do you ~ ?」という問いは、何か継続することや繰り返すこと
つまり習慣のようなものを訊く時に使うように感じる。
じゃあ「Will you come back?」と言えばいいのだろうか。
でもそう . . . 本文を読む
[あらすじ] 12本も足のあるニキシー管の半田付けをうまく外せない。
しかたが無い。どうせガラスは割れているのだから、
バラバラにしてしまえ。
足が数本ずつになれば外しやすいだろう。
ラジオペンチでガラス管をつまんで壊していく。
中の文字盤が、絶縁体を挟んで重なっているのを
一枚一枚抜き出して、取った順に左から並べてみた。
なぜこの順番なのだろう?(今後の課題)
2~3本足ずつになったら . . . 本文を読む
[あらすじ] ヘッドホンの修理が済んだ途端、時計を壊してしまった。
秋葉原の迷宮を彷徨うまでもなく、インターネットの世界で
ニキシー管は見付かった。
新しい部品が来る前に、とにかく割れた部品を外さねば。
半田付けしてある箇所を鏝(こて)で熱する。
その時に、銅線を織って帯にした半田吸い取り線をあてがうと、
こぼしたお茶が布巾に浸み込むが如く、
サラサラに溶けた半田が帯に吸い込まれていく。
. . . 本文を読む
ヘッドホンの修理ができて、嬉しく音をチェックした。
その部屋で、
スピーカーの上に置いてある時計を引っ掛けた。
落ちる、と思って咄嗟に電源コードをつかんだ。
コードをつかんだところまでの長さを直径に、時計は弧を描いた。
その動線上には、金属製の台があった。
台の角に時計は当たり、「カシャ」と
ガラスの割れる小さな懐かしい音がした。
とほほ。
一年半前に、キットを買って工作した、ニキシー管時計。 . . . 本文を読む
[あらすじ] お気に入りのヘッドホンが断線しちゃったので、
3.5mm、3極、L字、金メッキのステレオプラグを探しに秋葉原へ。
小さな部品を井桁の枠の中に様々詰め込んだ、小さな店舗を一軒一軒
覗き込んでは探して行く。
様々な部品がこんなに目もくらむほど並んでいるのに、
どうして自分の探しているものは見つからないのだろう。
中にちんまり座ったおばちゃんや、うろうろしているおっちゃんに聞けば
奥 . . . 本文を読む
トロンボーン吹き語りによる「宇宙戦艦ヤマト」
https://www.youtube.com/watch?v=PGLKpWucEfQ
あと8回で再生回数1,000回達成です。
まだ見てない方、ぜひぜひ。
銭湯はまったくもって斜陽で、消えていくばかりである。
内風呂があるから自分だって毎日行くわけではないのだが、
好きではある。
入るのも好きだし、見るのも好きだ。
街を歩いていて、煙突が見え . . . 本文を読む
去年の正月にヘッドホンを買った。
PCで音楽を聴くことが増えたので、しっかり鳴る物を求めていたのだ。
欲しい物があるとまず我慢するたちで、ヘッドホンもあれば音楽活動が円滑になるのに
2年くらい我慢していた。
本当に欲しいか、自分を試しているようなところもあるように思う。
オーディオ機器に詳しくない。
量販店の店頭で、予算に見合った物を片っ端から視聴していった。
たくさんのヘッドホンが並んでいて、 . . . 本文を読む