犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

おきみやげ

2015年08月31日 | イキモノタチ
夜更けに階下で犬が吠える。 吠え続ける。 うるさい。 何か庭にいるのか。 吠え続ける。 老母が起きてきて、こちらへ声をかけてくる。 「どうすればいいの」 知るかいな。 人が一番うるさいわ。 階下へおりてみる。 「天井裏に何かいるの、どうすればいいの」 おばあちゃんに知恵袋は無いんかいな。 二階へ戻り、足音の聞こえた場所の上の部屋に行くと、 目の前の屋根の上に動物が駆け出た。 2匹。 太く長 . . . 本文を読む
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意識の仕事、潜在意識の仕事

2015年08月30日 | からだ
[あらすじ] 夢を詳細に記録すると、夢の内容が変わる。 潜在意識と表層の意識の連携が良くなる。 人間ならではの精神活動がある。 順序立てて考えること、わきまえて行動をすること。 論理的思考、理性的行動。 理という文字は「ことわり」と読む。 ことをわる。 おおきなものをちいさくわけて、理解していく。 ものごとを大きく捉えるのではなく、部分ごとに整理して、考える。 「分かる」という言葉も、「分け . . . 本文を読む
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火焔

2015年08月29日 | 流民の窓
炎は生き物だ。 見飽きない。 松明は、それこそ富士をかたどったように、裾が少し広がった束になっており、 それを盛土の上に乗せただけで自立している。 上から燃えていく分には無事なのだが、 下に落ちた木切れなどを、誰かが松明の根元に寄せかけたりなんぞすると、 下からも燃え始める。 下の火がいつか勢いを増して、松明の土台を燃やしていく。 そして、ある時耐えられなくなり、 一気に崩れる。 こたえら . . . 本文を読む
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備えあれば

2015年08月28日 | 日々
河内音頭の大きな会場で踊っていたら、 数m先に人だかりができている。 つい今しがた、自分も通り過ぎた場所だ。 どうも、この1分足らずの間に人が倒れたようだ。 人垣の中に、男性が倒れているのがちらっと見えた。 何人かの人が、ステージに向かって合図を送るが、気付く様子は無く 大音量の演奏は続く。 外側の輪は、踊り続けている。 倒れた人に心臓マッサージをする人の姿が見える。 私が出ばって行くことも . . . 本文を読む
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吉田の火祭り

2015年08月27日 | 流民の窓
昼まで雨が降っていたので、肌寒くてちょうどいい。 それでも燃え進んだ松明のわきを歩くのは、肌を焼き、熱い。 4時間くらい、火は燃え続ける。 街から少し離れると、湿度96%などと言って、霧が垂れ込めている。 しかし、町の中は燃えている。 人々は、当たり前のように、炭火を蹴散らかして歩いていく。 家々の前にも、かがり火が焚かれる。 鎮火大祭と銘打っている。 鎮火を願うために、たくさんの松明に点火 . . . 本文を読む
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垂れ流した尻は拭う

2015年08月26日 | 椰子の実の中
[内容と関係無いけどあらすじ] ますむらひろしの展覧会を見るために、 静岡県は三島まで出かけた。 他にも観光せねば。と 柿田川湧水群へ。 富士山の雪解け水が、古富士の水の浸みない層の上、 スカスカの層を通って、山麓で湧き上がる。 水底の砂をまき上げる様子は生き物のようだ。 水は澄みきっており、水中には固有種であるミシマバイカモ(三島梅花藻)が ちまちまと白い花を咲かせている。 トンボが飛び . . . 本文を読む
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ヤブカラシ戦争

2015年08月25日 | イキモノタチ
雑草と一括りに呼ぶのも雑なことだ。 ひとつひとつの草に、名がある。 私が「雑草」と呼ぶ時、それは「強い繁殖力と速い成長で滅多矢鱈と増えるヤツら」 という意味だ。 けっして「名もない草」という意味ではない。 たとえ観賞のために植えられた草でも、「強い繁殖力と速い成長…」という特徴を 持っていたら、それは雑草だ。 雑草は、抜く。 とは言え、今日の話題の主人公はやっぱりタダの「雑草」だ。 街路樹の . . . 本文を読む
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ますむらひろしが描く宮沢賢治の世界展

2015年08月24日 | よみものみもの
中学生の頃に知って以来、ますむらの描く アタゴオルの世界のファンだ。 Gペンで緻密に猫の毛を描く。 幻想的と言えばきれいだが、 誇大妄想と言ったほうが近いような、 植物の景色。 私には共感できない、 植物や鉱物と一体化する恍惚感。 違和感も含めて、アタゴオルは魅力的だ。 静岡県三島での展覧会に足を運んだ。 はるばる来た甲斐のある、たくさんの原画。 漫画の原画展がわりに好きだ。 印刷したもの . . . 本文を読む
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夢を詳しく記す

2015年08月23日 | 日々
[あらすじ] 寝言で叫んでグーでパンチ!というレム睡眠行動障害らしきことが 夢を記録することでおさまったばかりか ただ夢を記録すればいいのではない。 「空を飛んだ。あんパンを食べようとしたら目が覚めて食べそこなった。」 なんてのじゃ、ダメなんだ。 細部まで克明に記すのだ。 ストーリー、登場人物、場所、いつなのか。 そう、いつどこでだれがどうした、というのは物語の骨だ。 じゃあ、いつという . . . 本文を読む
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栗田昌裕著『「夢見の技術」で頭がよくなる―速読力・記憶力を高める驚異の方法』

2015年08月22日 | からだ
栗田博士は、ちょいと発想が良くて、おもしろい。 手の指を組んで、両手の同じ指を立て、くりくりと回すことで 集中力を高める、なんていう体操はけっこう知られているのじゃないだろうか。 それに、速読を教えている。 たくさん本を読みたい私としては、読むスピードが上がるんならこんな嬉しいことは無い。 取り組むべきと思いながら、やっていないことのひとつだ。 あざといけれど、なんとかブックスなんていう新書 . . . 本文を読む
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レム睡眠行動障害

2015年08月21日 | からだ
もうひとつ、私の良くなった話をしたい。 認知療法の詳しい話はちょっと、後回し。 昼間、眠くて、疲れた感じが抜けない。 眠れないかというとそうでもなく、寝つきは良く、 途中で目が覚めてしまうわけでもなく、 朝までしっかり眠れる。 なのに、昼間眠い。 眠りの質が悪いのではないか。 心当たりと言えば、寝言癖があった。 ただの寝言ではなく、 ぼやいてぼやいてぼやいてぼやいて 怒鳴ってパンチが出る。 . . . 本文を読む
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the 禁句s あんたに言われたくない

2015年08月20日 | the 禁句s
[あらすじ] 「心配よ」なんて呪いの言葉にしかならない、 「うるさい」にはワケがある、「当たり前」と思ってるのは自分だけ。 何気なく使う自分勝手な言い回しを捨てて身軽にいきたい。 http://blog.goo.ne.jp/su-san43/c/c8648c531fd858f1f555c70aa084535c 「あんたに言われたくない」と言う理由はなんだろう。 あんたは私と同類だから。 あん . . . 本文を読む
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二段階右折 歴史篇

2015年08月19日 | のりもの
車両の右折の方法に、二種類ある。 交差点内を弧を描いて曲がって行くのは、小回り右折と呼ぶ。 多くの車両がこれで行けるので、わざわざ「小回り」なんていう 呼び方はあまり知られていないように思う。 一方、軽車両は二段階右折をする。 交差点を直進して、方向を右に変え、いま来た道に交差する道を直進する。 原付も、原則的にこの方法だ。 原付つまり原動機付き自転車、言いかえれば排気量50cc以下のバイク . . . 本文を読む
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ちょい寝坊は二文くらいは徳

2015年08月18日 | 日々
東京は、連日の猛暑からはやっと解放され、 されたらされたで、涼しいことに身体はすぐに慣れることができない。 元気ならすぐにも対応できるのだろうが、 猛暑で疲れている。そこへの涼しさ。 自律神経、追いつかない。 もともと弱っている自律神経だと、めまいや頭痛を起こしたり、 健康と思っている人でも、風邪を引いたり肩がこったりお腹をこわしたり、 しがちなので、秋口の今はやっぱり気を引き締めたい。 そう . . . 本文を読む
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高田明和著『認知療法でうつ病が治った』

2015年08月17日 | からだ
[あらすじ] 鬱的あるある。 やる気出ない、動けない、眠い、眠れない、集中力無い、持久力無い、 食べても味しない、希望無い、現実感無い、消えてしまいたい、どうしようもない。 今日は本の紹介に徹しようと思う。 私が泥沼から脱け出す大きな助けになった本だ。 本を買う時、私は「まえがき」と「目次」と「あとがき」を読む。 著者がその本を書いた心(思い・意味・目的)が伝わるからだ。 「まえがき」だけで . . . 本文を読む
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