犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

究極の選択

2016年10月31日 | 日々
trick or treat なんかくれなきゃいたづらするぞ! 剣呑だわ。 いきなりひとんち訪ねて来て、そりゃないでしょ。 まずもって、親御さんが引越しの挨拶に来なきゃ。 プライバシー保護なの?表札も出してないんだからお名前も存じ上げません。 どこんちの子か知らないけど、帰って親連れてもういっぺん出直して来な。 んなこたないけどさ。 20年くらい前に驚いたものだ。 日本のサラリーマンの酒の飲 . . . 本文を読む
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外道の書道

2016年10月30日 | 書の道は
近所の幼なじみ四人組のうち、「道」の付くお稽古事をやっていないのは、 私だけだと、いつの日だったか気付いて それを母に言ったら、 あんたは「道楽」だ、と言われた。 へいへい、まっつぐに親の言葉を守って生きていきますぜ。 幼なじみ陣は、茶道、華道、書道、剣道。 日本の芸事に武道はどうして「道」になっちまうのだろうね。 作法や型がうるさそうで、どうも敬遠してしまう。 道に外れたことをすると、破門だ . . . 本文を読む
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はじめました ヨガ篇

2016年10月29日 | からだ
[あらすじ] 去年、陶芸を始めた。 最近、サンスクリットの独習を始めた。 3週間ほど前、書道の独習を始めた。 興味があったり、興味の中心のすぐ隣にあったり、 敬遠していたり、とっかかりが無かっただけだったり、 といったことでやっていなかったものにあれこれ手を着けている。 二十代は時間と体力を音楽に注いだ。 本を読む量も減っていた。 三十代は疲れていた。 本が読めなくなっていた。 ここ数年で解 . . . 本文を読む
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プロは家にいた

2016年10月28日 | 日々
[あらすじ] SNSでよく見かけるスマホ写真へのほめ言葉「プロだね!」に違和感。 たまたま出会った絶景や瞬間をスマホの機能がうまく撮ってくれたもの。 ほめるなら、自分が感じたままの言葉で「きれい」「すごい」でいいじゃないか。 プロとは専門的であること職業にしていること常習的であることなどの意味がある。 日々取り組む中の結晶が一枚に凝縮される。 アマチュアの中でもただ趣味として楽しむ人もいる。 . . . 本文を読む
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アマはアマらしく

2016年10月27日 | 日々
[あらすじ] SNSでよく見かける、「プロみたい」という写真のほめ言葉に違和感。 プロという言葉にかこつけず、自分の言葉でほめたらいいのに。 しつっこいようだが。 英和辞典でprofessionalを引くと、 職業的な;専門職の;くろうとの;常習的な;商売にしている といった意味が出てきた。 なるほど。 あるバンドに参加していた時、リーダーが言った。 「ギャラもらったんだから、おれたちはプロだ . . . 本文を読む
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日本語復興計画 玄人裸足篇

2016年10月26日 | 国語真偽会
[あらすじ] SNSでよく見かける「プロみたい」というほめ言葉に違和感。 しつこいようだが。 「プロ」という言葉に含まれている意味合いに頼って ひとをほめようとしているのではないだろうか。 そんなもんに頼らず、自分がそのものを見て「すばらしい」と思ったことを そのまま表現すれば良いと思う。 そのほうが、ほめられた側も嬉しいんじゃないだろうか。 世の中はプロを認めている。 そのプロみたいに上 . . . 本文を読む
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無責任を負う

2016年10月25日 | 日々
家庭を持とうとか、そのために手に職を着けようとか、 親に感謝してとか、友達に誠実にとか、 自治会の仕事とか、被災地に支援とか・・・ いろいろな、まっとうな事がやり遂げられず。 酒びたりになっていないだけでも自分としちゃあしめたもんだ。 いろんな責任を取りきれていない。 どうもうまく片が付かない。 ジタバタ足掻く気が有るかというと、無い。 それでは体裁が悪いから、なんとか形にしようとすると、 . . . 本文を読む
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そのものをほめる

2016年10月24日 | 椰子の実の中
[あらすじ] SNSでしばしば見かける、写真へのほめ言葉 「プロだね!」に違和感。 カメラが良い写真を撮るには、使い手の技術が必要だ。 ただ、今のスマホのカメラは使い手に技術が無くても、うまく撮ってくれる。 露出がどうの、シャッタースピードがどうの、 だからこっちをこうしてその分これはこうして、なんていうややこしいことを 全部スマホくんが瞬時に判断してくれる。 ありがたや~。持ってないけど。 . . . 本文を読む
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新釈漢文大系 第一巻 学而篇

2016年10月23日 | 日々
学而時習之 不亦説乎 有朋自遠方来 不亦楽乎 人不知而不慍 不亦君子乎 学びて時にこれを習う またよろこばしからずや 友あり遠方より来る また楽しからずや 人知らずしてうらみず また君子ならずや 本に書いてあるとおりの事を経験した なんか腹立つ 心の離れてしまった人が今さら訪ねて来た どないせっちゅうねん 誰も私の苦労を知らない 大人ってそんなもんさね . . . 本文を読む
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サンスクリット入門 梵語からマントラ篇

2016年10月22日 | 梵語入門
[あらすじ] 敬遠していたサンスクリットに手を着けた。 文字をまずおぼえる。 母音が13と、子音が30以上もある。 そんなややこしい言語をなぜ学ぼうとしているのか。 古代インド人の学者がタイムスリップして来て我が家の庭に出現し、 最初に出遭った私を頼りにしている、しかも二人は恋におちてしまった、 という切羽詰った事情でもあるのか。 サンスクリットは知らないうちに日本語にずいぶん入っている。 仏 . . . 本文を読む
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ご注文の

2016年10月21日 | たべもののみもの
その日、私は味噌ラーメンが食べたかった。 味噌ラーメンが食べたい。 という欲求は非常に明確であり、 これはもう味噌ラーメンを食べることによってしか満たされないのだ。 ラーメン屋に入って、味噌ラーメンを注文した。 厨房のオッチャンが、私の注文を復唱した。 確かに味噌ラーメンと復唱したように聞こえた。 出てきたのは、「味噌オロチョン」というちょっと辛いラーメンだった。 北海道ラーメンのその店なら . . . 本文を読む
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サンスクリット入門

2016年10月20日 | 梵語入門
やりたいことは様々あったが、ドイツ語専攻で大学に進学した。 が、やりたいことの中心だったわけではなかったせいもあって、 学校に行かなくなってしまった。 それでも、外国語に興味が無いわけではないので、 その後、フランス語を独習した。 接続法とやらいうものが出てきて、文法の違いに驚いたものだ。 それから数年して、ロシア語に取り組んでみたものの、 名詞の格変化が30種だかなんだかあるところでイヤんな . . . 本文を読む
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プロってなんなんだ

2016年10月19日 | 椰子の実の中
[あらすじ] SNSなどに投稿された写真のほめ言葉でよく見かける 「プロみたい!」に違和感を抱く。 撮った人にプロの技術は当然無く、あるのはすばらしいスマホのカメラ機能だ。 プロという言葉でほめるのは、プロの技術の複雑さやプロの感性のこまやかさや プロがそのことにかける時間の多大さを知らぬ、みっともないことだと思う。 そんな言葉を使うその人自身も、きっと何かのプロのはずだ。 自分の専門分野で誰か . . . 本文を読む
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渡辺大輔監修「いろいろな性、いろいろな生きかた」シリーズ

2016年10月18日 | よみものみもの
子ども向けの絵本といった雰囲気の表紙だ。 中は、いろんな性別、性的指向の人の体験談が中心となっている。 人権の考え方や、用語の説明、本の紹介、支援団体の案内などが詰まっている。 自分はもしかして?という子どもが手に取っても、 まったくの他者としてパラパラとめくって見ても、 何かの役に立つだろう。 ①『いろいろな性ってなんだろう?』 ②『だれもが楽しくすごせる学校』 ③『ありのままでいられる社会 . . . 本文を読む
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滋賀の子

2016年10月16日 | 日々
先日、学校書道について書いた。 小学校、特に低学年のうちは、ぶっとくのびのびと書いていればいい、 でも実用につながる小さい筆できちんと書く教育も、中学でして欲しいものだ。 といったことを書いた。 すると、「滋賀習字というもんがありますよ」というコメントをいただいた。 さっそく調べてみると、刺激的であった。 今まで見たことがある「のびのび」なんてのじゃおさまらないくらいのびのびとしている。 いき . . . 本文を読む
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