毎朝、近所のドッグランに通っている。
我が犬ウーゴくんは、そこで毎朝排便をする。
そこでしかしない。
だから、台風が来ようが雹が降ろうが、毎朝ドッグランに行く。
※
2年近く前に、半年以上の期間を閉鎖して、改修工事が行われた。
新しく土が盛られ、西洋芝の種が蒔かれた。
種は妙な青緑の液体に混ぜられているようで、
撒布されると、一旦は一面が青緑色になる。
数日経つとこの色素が落ちてきて、乾い . . . 本文を読む
寝ている私の肩に、犬が「お手」をしてくる。
「起きて。」
起きてみると、時計の針は0時半を指している。
昼間からの風がずっと強いので、
それを怖がって飼い犬ウーゴくんは眠れないようだ。
「起きて。避難しないと。」
私が寝たふりをしても、続けてお手してくる。
「なんかガタガタ言ってるよ。怖いよ。」
「ねえってば」
私は眠れやしない。
※
ちょっとの物音も怖がる。
壁に映ったスマホのライトも怖 . . . 本文を読む
飼い犬ウーゴくん、去勢オス7歳と2ヶ月半。
保護団体から引き取って、我が家に来たのが
2020年の10月7日だった。
3年経つ。
※
秋分の日に、初めて会いに行った。
別の犬と2匹で一緒にケージに入っていた。
オヤツを差し出したが、受け取らなかった。
初対面なので、無理。
数日後、お散歩デートしに行った。
今度は室内でフリー。
とにかく部屋の隅へ逃げる。
おびえる犬に手を出すと、突然咬ん . . . 本文を読む
空梅雨と言えるのだろう。
東京はひどく雨が少ない。
天気予報で傘マークが付いていても、
その日その時が近付くと傘は閉じられそして消えてゆく。
夕立ちも無く、ただ熱気がこもる。
毎朝行っているドッグランの地面も乾ききっている。
犬たちが戯れると、もうもうと埃が上がる。
取っ組み合って受け身を取った犬は全身埃まみれになる。
毛の奥まで埃が入る。
犬の身体を叩くといつまでも埃が立つ。
※
8年前の . . . 本文を読む
飼い犬ウーゴくんは、施設育ちだ。
保護された時、推定生後3ヶ月だったという。
そして、私が里親として引き取った時、
すでに4歳過ぎだった。
人に飼われるにふさわしい犬になるまで、
4年近くかかったらしい。
※
近付こうとすると、ケージの中に逃げ込もうとする。
ケージの扉を閉めておいて、近付く。
撫でようとして手を伸ばすと、かちんかちんに固まる。
ここまで人に対して緊張する犬の場合、
手 . . . 本文を読む
飼い犬ウーゴくんを保護団体から引き取って2年半が経つ。
全国的にも有名な、広島県に在る保護団体だ。
推定生後3ヶ月で保護され、
それから譲渡に至るまで実に4年間を施設で過ごした。
家庭犬として飼えるような感じになるまで、4年もかかってしまったようだ。
何かよほど問題が有ったのだろうか。
しかし、老人ホームのセラピー犬の候補になったことも有る、と聞く。
たしかに、いろんな人に撫でてもらうことは . . . 本文を読む
毎日ブログを更新している。
けど、たまにサボってもいいんじゃないか?
という気持ちがチラリと芽生えている。
一方で、
一度サボったらサボり癖が付いて辞めてしまいそう、
という不信感も有る。
それで、23時50分からパソコンに向かってみたりして。
そんくらいなら堂々とサボれ!
という思いも湧いたりしつつ。
※
先日、都内某所へ犬を連れて行った時の一枚を添えて、
本日のごまかしブログとする。 . . . 本文を読む
[あらすじ] 犬の毛の抜け替わりの季節である。
深いところの柔らかい毛がゴッソリ抜ける。
洗剤とお湯で洗って、ニードルでザクザク突いて、
フェルトの犬形を作る。
近所の友人Mから、専用のフェルトニードルを借りてきて、
電動工具のように右手をひたすら動かす。
「いでっ!」
たまに指先を突いてしまう。
フェルトをやる人はこれが当たり前らしい。
※
「ザクザク」という感触が心地よい。
針が作 . . . 本文を読む
抜け毛の季節である。
犬の衣替えだ。
表面を覆う粗い長めの毛ではなく、
その下に生えている細くて柔らかい毛が抜ける。
下の毛が抜けるので、上の毛にまつわってすんなりとは抜けない。
ゆっくりと浮いてくる。
モコモコの塊が、わき腹や太腿やお尻の辺りに溜まる。
これを摘まんで、「ほくっ」と取る時の感触がたまらなく、いい。
日本犬の特徴である。
※
ウーゴはボディが柴犬である。
耳は焦げ茶、おで . . . 本文を読む
毎朝、近所のドッグランに行っている。
我が犬ウーゴくんは、わりと臆病な犬である。
こういう犬は、毎日の習慣を変えたがらない。
散歩も、決まったコースを決まった方向に周る。
※
2年あまり前に保護団体から引き取って最初の数日は、
排便しなかった。
ウンチしたいわけではないので、
道端を嗅いで嗅いで嗅いでいるのだが、
排便体勢に入らない。
行ったり来たり行ったり来たり。
ちょっと気に入った場 . . . 本文を読む
深大寺のドッグランは、一年前に半年がかりの改修をした。
以前はひょろりと一本の立ち上げ水栓が有るだけだった。
今は、小学校の校庭のすみっこに有るような、
立派なコンクリートの壁から3本の蛇口が出る形になっている。
3口も必要かね?
と、まず思った。
1つは、専用のキーが無いと水が出せない栓が付いている。
あとの2つは、ポンと押すと一定の時間だけ水が出て自動で止まるものだ。
つまり、
ちゃん . . . 本文を読む
防災グッズという感じの物だろう、
ライトを貰った。
折り畳まれたビニールの本体を開くと、
一辺10㎝くらいの立方体になる。
一つの面に、ソーラーパネルが付いている。
昼間、明るい所に置いておけば、発電・蓄電できる。
こりゃ便利だ。
車中泊の時のために、車の中にライトを置いてあるが、
いざって時に電池切れで困ったことが有る。
※
どうせなら普段から使おう。
室内で、それを「カサカサ」と広 . . . 本文を読む
消える魔球を知ってるかい?
マンガアニメ『巨人の星』で、
星飛雄馬が編み出した魔球だ。
飛雄馬の投げたボールが、バッターの手前まで来ると、消えるのだ。
しかし、
その謎を解いた好敵手・花形満が打ち取る。
んじゃなかったっけっかなー?
私は1969年生まれ。
『巨人の星』の放送は1968年から1971年のことだというから、
私が見たのは再放送だ。
野球なんか興味の無かった私も見るくらい、
. . . 本文を読む
風はおさまったが、冬将軍の本隊はまだこれから入城するらしい。
今朝の調布の最低気温は-2.5℃ということだが、
明日の予報は-5℃だという。
ほんとかいな。
ストーブを怖がる我が犬ウーゴくんをなだめつつ、
薪をどんどんくべる。
せっせと焚いても外気がよほど冷えているからか、
なかなか室温も上がらない。
日中は晴れて、室内の日なたは温かくなった。
しかし、家の北側は冷たい。
外はきれいに晴れなが . . . 本文を読む