老母84歳、パーキンソン病、要介護1。
年明けのデイサービスで、やけどの処置をしてもらった、と後で言う。
入浴介助をしてもらっているので、その時に見つかったのだろう。
「やかんのお湯がかかったんだけど、痛くも痒くもない」と言うので、
たいしたことない、と思っていた。
しかし2週間後、巡回介護が始まってからの様子を見に来たケアマネさんから私に、
皮膚科の往診を予約するように、との指令がくだった。 . . . 本文を読む
[あらすじ] 日曜日の午後、帰宅したら家の裏で「シャーー」と水が吹き出ている。
台所の外壁沿いの管の、クランク部分から漏れている。
いっそ自分で修理しようと思いホームセンターへ行ったが、部材は品切れ。
翌日は介護がらみで予定が一杯で、自分で作業する時間はそもそも無い。
などと考えながら就寝したら、母がボケて行動が一変する、という夢を見た。
朝一番に、徒歩3分のところにある水道工事店に電話した。 . . . 本文を読む
[あらすじ] 昨日の夕方、帰宅したら、家の北側の水道管が凍結のせいか水漏れして
噴水状態だった。
日曜日で水道屋は休み、ホームセンターに部材は品切れ。
明朝に全てを回すことにした。
しかし、明日は午後に、介護度の変更のための認定調査がある。
調査員とケアマネさんが来る。
その前に、午前中に主治医のところへ行って、
できあがっていると連絡の有った診断書を受け取らねばならない。
それと、皮膚科に行っ . . . 本文を読む
夕方帰宅したら、家の裏から
「シャーーー」
という音が聞こえる。
無視できない大きさの音である。
残雪で足元が悪いので、回り込んで見やると、
水が吹き出ているのが見えた。
けっこう景気良く吹き出している。
あーあ。
外壁づたいに台所に上げている配管の途中から吹き出ている。
よく見れば、そこだけ何やらテープで巻いてあり、
応急処置っぽいニオイがぷんぷんする。
徒歩3分くらいにある水道工事店 . . . 本文を読む
犬の散歩をしていると、犬と散歩している人と知り合う。
その人は宮古島の出身で、宮古で保護した犬2頭を飼っている。
東京が寒い時期は、2ヶ月ほどの間、島へ戻る。
※
「犬はよろこび庭駆け回り、猫はこたつで丸くなる」なんて歌うけれど、
犬も、犬種や毛の生え方や出身地によっては、寒がりだ。
外から見える毛を掻き分けると、細く短い毛が密集するように生えているのが
ダブルコートと言う。
我が犬ジー . . . 本文を読む
室温1℃だ。
2階の部屋にいるので、まだマシだ。
1階の部屋で寝ていたときは、もっと冷えた。
布団は頭までかぶれば温かい。
それよりも大事なのは、床面の防寒だ。毛布は掛けるより敷いたほうが良い。
などというのは、雪山にテントを張って寝袋で寝る中で、
経験したり教わったりしておぼえてきた。
また、山ではなく、テレビの情報番組でも「毛布は下のほうが温かい」と言っているのを
後に聞いたことがある。
山 . . . 本文を読む
ゆうべ、家に帰ろうとバスを使った。
日頃は自転車やバイクや車など、自分の足を使うのが好きだ。
しかし、今は路面が凍結していて二輪に乗るのはこわいし、
中古で買った車のタイヤの状態はあまり良くない。
※
「ゆうべ」という言葉は二つの意味で使う。
きのうのよるという意味の昨夜と、単なる日暮れて夜を迎えた頃の夕べと。
午前0時に日付が変わるということになって、
日暮れた頃の意味の夕べが、昨日の夜の意 . . . 本文を読む
[あらすじ] 自分とは何か。
自分とは、この肉体のことではないか。
あとのものは、ちょっと変わったところで、自分が自分であることに変わりは無い。
「性格は変わらないねー。」
いや、変わりますよ。
「変わらない」と言っているから、変わらない。
変わると思っている人は、変わると知っているから変わる。
変わるように行動する。
変わらないと言っている人は、変わらないと思っているので、
変わろう . . . 本文を読む
友人Tの飼っていた犬Tは、近所中の犬のボスだった。
中型犬だがどっしりと大きい体で、気持ちも大きい犬だったので、
みんな(犬)が尊敬して従っていた。
ウチのはねっかえり雌犬カバサさえ、T君には従順だった。
会えばすぐにひっくり返って腹を見せ、口もとを舐めさせてくださいと
しつこくして、また怒られていた。
犬はどこかで誰かが騒げば、みんなが「何なに?」と駆けつける。
しかし、周囲で何か騒ぎが有っ . . . 本文を読む
先週は、自分が自分であるということを決めている要素は何か、
ということについて考えた。
日常生活の中では、個人を特定するためには
・名前・性別・住所・生年月日
といったものを用いる。
けれどどうやら、自分が自分である、ということは
この身体である、ということのようだ。
性別は男女またはそれ以外も生まれつきであるし、
生年月日はまさにこの身体が生まれた日を示しているので、
自分である、というこ . . . 本文を読む
毎日ブログを書いている。
朝書いて朝アップすることが多い。
たまーーに、前日書いておくこともあるが、まあ滅多に無い。
ただいま午後7時、本日の分を書いておりますので、
本日はたいへん遅い。
たまにはこんな日もあるさ。
と、ゆるく構えるのが長続きの秘訣の一つなのだろう。
ゆるく構えるなんて言ったけれど、「毎日」というのは結構にキツい掟だ。
「毎日」がキツい分、「何時でもいいじゃん、その日のうちな . . . 本文を読む
[あらすじ] 介護ヘルパーさんに、毎日朝夕入ってもらうことになった。
1週間経つ。
朝は3人の交代、夕方は2人の交代。
犬ジーロが、いちいち吠える。
しかし、相手にもよるようだ。
すぐに落ち着く相手もいる。
なんだろう。相性だろうか。
去勢オス12歳半、この頃すこし耳が遠い。
私が呼んでも知らんふりをすることが多くなったな、
私が帰宅しても戸口まで出迎えに来ないことが増えたな、と思っていたが . . . 本文を読む
[「粗忽長屋」のあらすじ] 熊五郎は自分のものだと思う死体を担ぎながら思う、
「俺が担いでいるこいつが俺なら、こいつを担いでいる俺は、誰なんだ?」
[あらすじ] 自分を自分たらしめているものは何か?
金曜日なので、話をまとめたい。
だからってんじゃないけれど、結論から書けば、
「そうでなければ自分ではなくなるような要素」以外は、
どうでもいいのだ。
自分が自分でなくなる、というのは、
何がど . . . 本文を読む
「粗忽長屋」という落語がある。
粗忽とは、おっちょこちょいのうっかり者のことだ。
長屋とは、今で言うアパートのようなものだ。
江戸の町は出稼ぎの独身男性が多かった。
「宵越しの銭は持たねえ」「江戸っ子気質」なんて言うけれど、
ただ、ひとりものが多かったからこその風潮とも言えるだろう。
壁の薄い、ワンルームに、家族を養う責任も持たない、若い男が
その日の自分が食う分だけ働いて暮らしている。
そん . . . 本文を読む
[あらすじ] 自分は何者か、書いてみてください。
ちょっと私もやってみますね。
ただ、インターネット上で個人情報はずらずら書くのもどうかと思うので、
ところどころ伏字にしますが、別に卑猥な名前だからとかではないぞ。
須山×× 通称:す~さん 別名:須山葉月
1969年○月○日生 満48歳
女性 ただし自認はX。恋愛対象は女性。 独身
身長159cm 体重55kg
くせっ毛 半分白髪
色白だが . . . 本文を読む