犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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入浴態勢

2015年03月22日 | 日々
銭湯が好きでしてね。
たまに行く。

一番風呂には近所の空気で煮〆たような先輩方がお集まりだ。
先輩方も、中でも一番の先輩をいたわる。
バアチャンにはとても良いリハビリになっていることだろう。

銭湯の世界は斜陽もいいとこだ。
町に見かけなくなってしまった。

私の住む深大寺の町も、1km圏内に一軒あった。
宅地化が進んで人は増えても、内風呂のある家が増えるだけなので、
もう30年以上前につぶれてしまった。

最寄駅の駅前にもあった。
これも15年ほど前につぶれた。

調布市内のいくつかの銭湯も無くなった。
ある程度広いためか、跡地は駐車場になっているところが多い
ように思う。

川向こうの
(調布市民が川向こうと言ったら、多摩川の対岸、川崎市のことだ)
銭湯に行ってきた。

昔ながらの番台の銭湯だ。
脱衣場も浴室も高い天井は男女筒抜け。
番台のオッチャンはステテコ姿で女性の脱衣場を通り抜けてゆく。
冷蔵庫には白牛乳・コーヒー牛乳・フルーツ牛乳・オロナミンC・缶ビール。

脱衣場と浴室を仕切る磨りガラスには魚とコンブと女性の絵。
浴室の壁はもちろん富士山。
男女の浴室を仕切る壁にはタイルでモザイク絵。

富士の裾野には、川崎フロンターレの選手自身が描いたという似顔絵がある。
「お風呂ンターレ」というキャンペーンを張っているのだ。
なんと好ましい。

つづく

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