love your color*大津・湖西でパーソナルカラー&スタイル+オーラソーマ+数秘+禅タロット=あなたの色発見!

あなたの色=パーソナル・クオリティを知り「本当の自分」を生きてみませんか?「カバラジュエリー」取り扱ってます。

上手な「講義メモ」を作るコツ

2009-02-27 | 色に関するヒトリゴト
今月からスタートした「カラーセミナー*プランニング講座」の「宿題」が、一昨日あたりから続々と届き始めています♪

宿題のテーマは「平日の昼間、主婦5名程度を対象とした60分のワークショップ」について、タイムテーブルを含めた詳細な「講義メモ」を作る、というもの。それぞれに工夫を凝らした案が届き、楽しく講評させていただいています。

わたしの言う「講義メモ」とは、講義中に「講師がやるべきこと」をリストアップしたもの、という風に捉えていて、これさえあれば「いつ・どこで・何を・何のために・誰に・どのように」行うかが一目瞭然!という優れモノ
別に「台本」ではないので事細かにセリフが書いてあるわけではありませんが、時系列に沿って「大事なこと」と「小ネタ」を分けて簡潔にまとめてあるので、進行状況にあわせて話の一部を省略したり、反対に実習に割く時間を増やしたりと「調整」がしやすいようにしています。赤ペンや蛍光ペンを使ったメモは、まるで受験生のノートみたい(笑)

マルで囲んだり、波線を引いたり、矢印で関連性を示唆したり・・確かにノートっぽい。昔、一応進学校に通っていた成果?と思いきや、その後身につけたスキルであることに思い至りました。何かと言うと、広告業界にいた頃に鍛えられた

「プレゼンテーション」

に関するノウハウですね。自分がチーフだった頃は毎週のようにコンペ(数社による競合入札)があって、いかに相手の興味を引くかってことに真剣に取り組んでいたし、それを楽しんでもいました。体力的には非常にキツかったですけど

プレゼンでは「企画書」を必ず提出するのですが、今自分が作っている「講義メモ」や「レジュメ」は、この企画書を作るノリにかなり近い。でもってセミナーで使うビジュアル資料は、プレゼンで使うボード類を作るノリとほぼ一緒(笑)

デザインもそうですが、やっぱり「色彩」って見て分かるものが一番伝わりやすいと思います。だから「イラスト」や「写真」あるいは「色見本」などを使うことは欠かせませんし、それを補う意味での「文字情報」もとても大事。その場で見せるだけのボードは、そのうち記憶から消えてしまうかもしれません。でも、レジュメや板書をメモしたものは「記録」として残すことが出来ます。後で見れば、思い出す「カギ」となってくれるのです。

一方的にこちらが見せるだけのものでも、強いインパクトがあれば記憶に残るでしょう。でももっと効果的なのは、参加者自身が身体を使って「体験」したことです。そして、それが「楽しい」体験であるほど、彼らにとってポジティブな記憶として残りやすいでしょう。

上手な「講義メモ」を作る、というのは、何も色ペンや図形を駆使しろということではありません(が、それも「とっさに自分が見て分かる」という点で、非常に重要ですが)。結局のところ、いかに相手が興味を持ち、楽しく体験してくれるかを出来るだけ事細かにイメージ出来る人は、おのずと上手な「メモ」を作りますし、実際のセミナーも上手く行くことが多いのです

宿題の「メモ」を拝見していると、ご本人がどれだけ具体的に「イメージ」されているか、まだまだざっくりしているか(笑)が手に取るように分かります。そしてその「イメージ力」は、間違いなく「経験量」に比例しています。やったことがないものをイメージするのは難しいですもんね

でも、やったことがなくても一つ一つ丁寧に「予測」することは可能です。少なくとも「自分の動き」に関しては。分からなければ、実際にやってみればいいのですから。
思いついた「アイデア」を、丁寧に予測しながら吟味する。まるでスクリーンにその情景が映し出されるように、出来るだけリアルに自分の動き・セリフ・表情を思い浮かべ、それに対する相手の反応・動き・セリフを予測してみましょう。ここは実際にやってみると「思いも掛けない」結果になることも多いのですが、それも最初のうち・・経験を重ねるごとに、だんだん「想定の範囲内」になってきます

課題の講評は、我ながら「辛口」で申し訳ないなあ・・と思いつつ、プロを目指すかた・既にセミプロのかたを対象としているという眼で判断させていただきました。どうかメゲずに再度練り直し、とにかく一度「やってみて」ください!
【再提出】くらった皆さんは、実地の前により入念な「シミュレーション」を。出来ればご家族など、実際の「ひと」相手の方が良いのですが、ぬいぐるみ相手でもいいですから(笑)少なくとも「自分の立ち居振る舞い」だけでも確認してみてください。思いのほか早く終わったり、倍以上の時間がかかってしまったり、ということも出てくるでしょうから・・☆

あと3回のセミナー+課題添削を通して、皆さんの「セミナープランニング」がより楽しく、実りあるものになりますよう、わたしも誠心誠意サポートしていきますね。一緒にがんばりましょう♪


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。