値上げしたいけど、怖くて出来ない。という人へ

これも「超あるある」で、これまた超ーー気持ち分かる。笑

で、そういう時ってまさに↑このカードみたいな心境じゃないですか？「値上げしたい⇔したら売れないかも」の間でどちらも選べず、かといって「このままはイヤ⇔でも思い切れない」……ええい、どないせえっちゅーんじゃ

わたしも以前は、この「値上げしたいけど出来ひんジレンマ」に悩まされていました。で、なぜ「出来ひん」と思い込んでいたかというと

・この金額だと主婦層にはハードルが高いのではないか？
・せっかく広がり始めた口コミが、止まってしまうのでは？
・これまでのリピーターさんが、もう来てくれないのでは？

だけど、値上げはしたい。なぜなら

・提供内容（労力）と金額が釣り合ってない気がする
・このまま続けていると、ヤル気が下がっていく
・このまま続けていても、売上が上がる気がしない
・同業でもっと高価格でやってる人もいる
・安い＝レベルが低いと思われそうでイヤだ

じゃあ【どうなりたいのか】？

……。

【質の高いものを、その価値が分かる人に提供するプロ】でありたい。そのために

・必要なこと
・する必要がないこと
・してはいけないこと

を、自分の中で整理していきました。そしてひとつづつ「試してみた」のです。その中でうまく行ったものは残し、イマイチだったものはサクッと切り上げ、そうこうしているうちに「値上げ＝怖い」という【設定】が消えていきました。

また、当たり前ですが「値上げする」ということは、お客さんに払っていただく金額がアップする、ということですよね。なのでお客さんが「気持ち良く払いたくなる理由」が必要です。

あなたが何かにお金を払う時、しかも「いつもよりちょっとイイもの」を買う時の〈言い訳〉ってありませんか？笑

・自分へのご褒美♡
・だってイイものだから、これくらいするよね
・イイものって結局はお得だからムダじゃない

などなどなど。それをね、あなたが提供するもの／ことにも当てはめてみて。そしてそれらを笑顔でカラッと伝えることにエネルギーを注いでみてください。必死になったり、ヨソをけなしたり、卑屈にならないで（これも振り切ったら逆に面白いかもしれないけど　笑）。

あなたが「笑顔でカラッと」伝えても「うーん……やっぱいいわ」と言う人は言います。相手には相手の都合があるので、こればっかりはしゃーないですね。

だからいろいろ「試してみる」。値上げが「怖くて出来ない」時って「思ったような結果が出なかったらどうしよう」という不安からの足踏みだと思うんですね。その「思ったような結果」が「すぐ出る＝成功／すぐ出ない＝失敗」っていうプログラミングがどっかにありませんか？

一発で決まったらそりゃラクですが、いろいろやったほうが経験値は上がりますよ。一回やってダメだった方法も、場所や人や時期を変えればヒットする可能性があります。「いつもこの方法・こういう相手にだけ」で「一生うまくやっていく」ことが成功、という【設定】は外したほうがいいかも。

一番大切で必要なことは、あなた自身が「自分のやっていることは、これだけの価値がある」と無理なく思っている〈状態〉です。

人間ですから、時に揺らぐこともあって当たり前。なのでそんな自分を責めないで、そのエネルギーを「わたし、イイもの／ことやってるよね！」と思い出すために使ってくださいな。

＜一人でムリなら、手伝うからねー♪