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光の医学ー光と色がもたらす癒しのメカニズム

2012-03-21 | 色の本棚
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ジェイコブ・リバーマン:著+飯村大助:訳/日本教文社/税込1,990円

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とっくの昔に紹介済みだと思いきや、まだ取り上げてなかったんですね。今更のロングセラー本登場で恐縮です
初版は1996年7月1日となっていますから、実に15年以上売れ続けていることになります。

昨日ご紹介したCiNii[サイニィ:国立情報学研究所 論文情報ナビゲータ]から色彩生理に関する研究論文をいくつかダウンロードしてみたところ、この「光の医学」を参考文献に挙げているものが多かったんですね。それでそういえば、、と思い出した次第です。学術論文に限らず、その後出版された色彩関連の書籍にも多大な影響を与えた「知る人ぞ知る」一冊と言えるでしょう

著者であるジェイコブ・リバーマン博士は、現在Exercise Your Eyes社でEYEPORTという視力回復器の普及に努めておられるようです。この器械、いっぺん使ってみたいわ~~残念ながら日本国内での取り扱いはないもよう。

──閑話休題。本の内容に戻りましょう

わたしがこの本を手にしたのはもう10年以上前のことなのですが、今回改めてパラパラとページをめくってみると「え?こんなの載ってたっけ??」というような記述がゴロゴロ見つかりました。何コレちょっと面白すぎるんですけど、博士

そもそも見出しからして「不思議満載」なんですよね、この本。試しに第一部から抜き出してみましょうか。

第一部:光あれ
    第1章 人体は光電池
    第2章 「眼は心の窓」
    第3章 松果体は「心の本拠地」
    第4章 色は命の虹
    第5章 人工光過剰照射は有害なのか

あれ……?「スピリチュアル系」でしたっけ??と思わずツッコミたくなる言葉がならんでいますが、本文もまた面白いのですよ。序文から少しばかり引用してみますね。

(前略)...私が気づいたのは、たいていの人はいつも何か特別なことを人生に探し求めており、その過程では探す対象以外のものをどれも見過ごしているということである。人生での新しい発見のほとんどは、実際に探し求めていないときに起こるようであり、私たちのいつもの見かたでは、現実のほんの<一部>を見たり経験したりできるに過ぎないということがわかってきた。
...(中略)...
こうした発見から、私は、人間はみずからすすんで見るのではなく、受動的に見るようにできていること、受動的に見れば眼は私たちの思うままに見えるようにできていることがわかった。つまり、<視覚に努力は必要ない>ということである。私たちは、映画を見るのと同じように、努力しないで人生を見るようになる必要がある。努力のいらない機能に努力を傾注しても、その流れるような動き、能率、与えられる快適さ、動作の邪魔になるだけだ。...(後略)
(注:下線はhirokamoによる)

ちなみに中略した部分には「空気が、粒子と波の形をした眼に見えるエネルギーを持っていることに私は気がついた」なんて書いてあったり。博士、それわたしも見たことあるよ~~

もちろんきちんと医学的/科学的根拠に基づいた記述も多くあり、だからこそ現在の学術論文にも「参考文献」として堂々とその名を連ねているのだと思いますが、それにしても当時としては相当「先進的」だったことは容易に想像がつきます。色彩生理学、色彩心理学、カラーセラピー、色彩(光)療法に興味のあるかたにはぜひ!読んでもらいたい一冊です

\おまけですが/

文部科学省のサイト内に、こんなページがあるのをご存知ですか?
光の活用法に関する報告書の一部なんですが、ここから3ページ分が「健康なくらしに寄与する光」という章になっていて、面白いのでナナメ読みでもいいから読んでみてみて~~♪


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりデス☆彡 (n.kondo)
2012-04-03 12:52:27
ご無沙汰しております。
私もこの本、持っています。カラーの勉強始めた頃にいただきました。
当時は難しいな、って思いながらも最後まで読み終えていたので、引き込まれるものがあったと記憶しています。
また、改めて読んでみます(#^.^#)
返信する
お元気ですか^^ (hirokamo)
2012-04-03 14:45:55
kondoさん

コメントありがとうございます♪
わたしは授業でW先生から教えてもらいました。

当時は「色彩を医療の現場に活かすハナシ」だと認識して読んでいたと思うのですが、改めて読み返してみると「それ以外」の部分の含蓄の深さに心惹かれます。

いやー、面白い本です♪
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