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CiNii[サイニィ]国立情報研究所 論文情報ナビゲータ

2012-03-20 | 色の本棚
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このカテゴリーでのアップは久しぶりですね
本来は「色彩関連の書籍を紹介する」という趣旨の分類なのですが、今回はちょいと変化球をご紹介します

CiNii[サイニィ]とは、国立情報学研究所[NII]が提供している学術論文データベース・サービスサイトです。これ、すっごい面白いですよー♪(ただし一部の色彩マニアに限る……かもしれんけど)試しにココをクリックして「色彩」で検索かけてみてください。2012年3月20日現在で12,000件を越える論文がヒットします。

ちなみに、多くの論文は有料での閲覧が可能です。といっても、年間2,100円+1論文につき数百円程度で貴重な学術論文が読めるわけですから、興味のある人にとってはオトクだと思いますよ。IDを登録せずに論文単体の購読も出来ますが、かなり割高になるので登録料払っちゃったほうがイイかも。

中には無料で公開されているものもありますので、まずはそちらをダウンロードして読んでみては?[オープンアクセス]と書かれているものはクリックひとつでどなたでも閲覧できます

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色彩の心理的、あるいは生理的「効果」については、このブログでも何度も取り上げてきましたし、web上にもあふれかえっています。しかしその「出典」があいまいなものや、誰かの受け売り(要するにどっかのサイトのコピペ)が多くを占めているのも、残念ながら事実です

最近は何でも簡単に「ネットで調べる」ことが出来ますが、だからといって「ネットに載ってた=真実」では決してないですからね? もちろん、これが「本で読んだ」「学校で習った」「先生がそう言ってた」であってもおんなじことです。って「先生」自ら言うのもどうかと思いますが、本当のことです。

ということは、今回ご紹介したCiNiiに登録されている「学術論文」とて同じこと。試しにいくつか読んでみればわかりますが、人によって全然違うこと書いてあったりしますよ。例えば「色彩の生体心理効果」という論文では「赤より青で交感神経緊張になった」としています(2000年・木戸眞美/東北学院大学)。あれ??でしょ(笑)おっと、ここで勝手に「青のほうがヒトを緊張させるんだ」とか思い込まないようにねー。コピペするならちゃんと論文を読んでからにしてくださいね♪

色彩はその性質上、脳生理学や心理学、哲学などとの関連で研究されることも多く、最も基本的と思われるような《色はなぜ「見える」のか?》という問いに対してすら、いまだ明確な答えは出ていないのですよー。ウソだと思うなら、いっぺん「マリーの部屋」で検索してみてください

ま、かように「色彩」というのは捉えにくいものですが、それがまた魅力でもあるのですよね

そんな色の「多様性」に触れるのに、CiNiiのようなサイトを活用するのも手軽でイイと思いますよ。「学術論文」というだけで何だかムズカシソウと敬遠せずに、ぜひ一度興味の持てそうなものを選んで読んでみてください。実際、全く「普通の文章」として読めるものも多いですから♪


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