[117]その道のプロである。

夏休みに入った中学校（母校）の前を通ると、グラウンドでは朝からサッカー部の練習が始まっていて、テニス部も準備をし始めていました。俺が中学生の頃よりも高温多湿になったであろう夏の練習、上手いこと水分補給をしないと危なそうです。水分補給と言えば、学校内の水道でも美味しい水が出る場所と、不味い水が出る場所がありました。短い休憩の合間に、態々少し離れた場所にある美味しい水を求めていく訳です。これって体育部あるあるになりませんかね？それよりも中学生を見て感じたのは、「中学生って小さいな」ということです。一瞬、小学生が中学校で練習しているんじゃないかとも思うほどで、まあ中には小学校卒業して４ヶ月の中１もいる訳ですが、全体的に思った程でもないオーラを感じました。

…ということで、本題のその道のプロの話ですが、別に仕事とかしているということではありません。別に大したことではないけれど、その人には普通の人よりも優れたものがあるみたいな感じで、例えば学校内の美味しい水の話でも、コイツに聞けばどこの水が一番美味しいか分かるとかそんな能力です。きっと人知れず、誰かに聞かれたときの為に学校の蛇口という蛇口に脚を運んで調べたんでしょう、彼は。今日はそんな能力を何個か書いて終わりにします。

『その道のプロ～鳥の糞～』
簡単に言うと鳥の糞をかけられ易い能力を持った人の話ですが、普通の人はどうなんでしょうか？鳥の糞をかけられたことがあるものなんでしょうか？俺が独自に調査した結果だと、無いって言う人が多いんですが、その道のプロである人は小中高生の頃で鳥の糞をかけられた記憶が何個か出てくるそうです。もし、普通の人は鳥の糞をかけられたことが無いのであれば、その人のかけられ率はなかなかのもの。いや、誰の話かは言いませんが、俺は小中高で何度か鳥の糞をかけられた記憶がありますし、何かボットと来た時点で「あ、また鳥か…」みたいな感想を持ったくらいです。救いなのか何なのか分かりませんが、毎回肩にウンコが乗っかってきます。頭・髪と肩・服ならどっちが許せるか？何とも微妙な選択肢です。

『その道のプロ～尻貧弱～』
このプロは椅子に座っていると直にお尻が痛くなるという能力を持っています。直にと言っても、30分～１時間くらいを想像して貰いたいんですが、例えば２時間弱やる舞台とかライブなどで、ずっと座って見るようなときは後半はお尻を浮かせたり、色々な体勢を試したりで見ることに集中が出来なかったり、授業も50分授業なら平気だけど、休み時間に椅子に座ったまま２時間目を受けるとお尻が大惨事。学校の椅子は木だから、特にやられ易いでしょう。まあ俺の話なんですが、正直皆が皆、俺と同じように簡単にお尻が痛くなっているものだと思っていましたが、何か聞いてみるとそうでもないような感じで、最近は自転車に20～30分乗っただけでもお尻が痛くなってきて…。
ここで提案なんですが、お尻貧弱～ゥ！選手権なんてものを作って、優勝賞金なんかも出ちゃうような大会にしまして、1000万円くらいでいいかな？そんな大会を作ってほしいと思っています。いやでも、お尻貧弱～ゥ！選手権界のイチロー的な存在は、座ったと同時にお尻が爆発したような衝撃で痛み始めるんでしょう。俺なんか、地元でちょっと出来る奴程度のレベルですね。完全にプロの選手を舐めていまして、どうもスミマセンでした。

『その道のプロ～地元最安値～』
鳥の糞さんも尻貧弱さんも大した能力ではないというか、寧ろ負の能力でしたが、１つくらいはちゃんとしたものも載せておきましょう。
地元最安値を知るプロということで、やっぱり食品関係なんかは小さい値段の違いの重なりが大きかったりします。肉を買うならあの店、野菜を買うならこの店、魚を買うなら…と、まあ主婦さんなら結構普通に身に付けているけど凄い能力だと思います。そんな俺も自称地元の最安値を知る男ということで、鶏肉なら間違いなく市場なんかで買うよりもあの店だろうみたいなものを持っています。まあ、国産の良い鶏を求められると話は変わりますが、安いものなら何となく。いやでも、下手にあっちの店の方が安いから買わないとか言ってると、買い物自体が上手いこと回らなくなってきそうなので、時間とかも考えるとただ安いものを求める訳にもいかないでしょう。

こんな感じで取り合えず３つのその道のプロの方を出しましたが、他にもまだまだ色々なプロの方がいるんですが、どうにもネガティブなプロの方が多いので、それに付いては好評なら続編「その道のプロであるⅡ」の方で載せたいと思います。そのときには、本当にその道のプロと呼ばれた方も連れてきたいと思っています。