農業をやりたい!

美味しい果物・野菜を作ってみたい。全くの経験なしでも、農家になれるのか? 憧れの農業ライフへのチャレンジをつづるブログ

なすの辛子麹漬け

2012年10月12日 | 就農関連
きなこです。

ここは、おすそ分けの多いところです。
エダマメ一家が街から来たということもあってか、あるいは団子三兄弟がいるということもあってか、
とにかく、両隣のおばあちゃんたちが、野菜やちらしずしや、ポテトサラダやお菓子や、なんでもいろいろ分けてくれます。
おかげで、こちらに来てからスーパーでほとんど野菜を買わなくなりました。
ただ、旬のものを分けてくれるので、いただけるとなるとナス・ナス・ナスだったり、ししとう・ししとう・ししとうだったり
というふうに、同じものが重なるんです。
でも、そこはまたおばあちゃんの知恵というか、昔からそうやってきたんだろうなと感心することは、旬にとれる大量の野菜を
漬物などに加工して、保存させるということです。
その両隣のおばあちゃんから「ナスの辛子麹漬け」なるものをこの夏何回かいただきました。
辛子がピリッとして、でも麹の甘みもあって、なんともご飯の進む、常備菜でした。

そして、昨日隣のおばあちゃんから、ナスを30本ほどいただきました。
なんでも、直売所に売りに出していたけど売れ残っちゃったらしい。
売れ残ったものなので、少し鮮度が落ちているので、早く使い切らないと。
といっても、いくら毎日ナス料理をしても、なかなか食べきれる量ではない。

「そうや、辛子麹漬け作ってみよう。」
詳しいレシピはおばあちゃん達から聞いていなかったので、なんとなくな感じでやってみました。

ナスを切って、塩とミョウバンをまぶししばらく置く。
水を注いで、ナスの水を軽く絞る。
ボウルに、砂糖とみりんと醤油とお湯でやわらかくしておいた麹と辛子粉を混ぜておく。
そこに、ナスを入れてよく混ぜて寝かせる。

見よう見まねで作ったので、何度も味見をしながら作っていきました。
でもね、知ってました?
辛子って、混ぜた直後はあまり辛くないのを。
う~ん、あんまり辛くないなあ、と追加で入れた辛子がいけなかった
数時間後に味見をしたら、あまりのつんつんとした辛さに涙が・・・

仕方ないので、さらにナスを切って塩漬けにして追加して、無事おいしくできました。


と、思ったら
「きなこさ~ん、おるけ?ナス、辛子に漬けたんもってきちゃったで」
とナスをくれたおばあちゃんが、辛子麹漬け持ってきてくれました。
ハハハ・・・。