農業をやりたい!

美味しい果物・野菜を作ってみたい。全くの経験なしでも、農家になれるのか? 憧れの農業ライフへのチャレンジをつづるブログ

人の感覚の不思議

2013年01月30日 | 就農関連
きなこです。

今朝は、この2・3日に比べて、暖かい朝でした。
といっても、たぶん外気温は1℃とか、2℃とか。
ここのところ、ずっとマイナス続きだったので、たとえ1℃でも、感じる感覚は「暖かい」なのね。
1℃は通常では寒いのに、不思議です。
この「暖かい」という感覚に騙されて?きなこはなんだか今日はやる気が出てしまい、
ぞうきんがけや、家の外の掃き掃除なんかもやってしまったのでした。

不思議と言えば、味覚も不思議です。
エダマメも、きなこも人工甘味料の入ったものが嫌いです。
人工甘味料がたくさん使われている加工品をあまり食べません。そういう食生活が長く続くと、
たまに食べる、スナック菓子やコンビニなどのスイーツを食べると、二人して「なんか後口悪いね」となるのです。
そして、ラベルを見ると「あー、やっぱり人工甘味料だね」となるのです。

新聞だったか、雑誌のコラムだったか忘れましたがこんな記事を読んだことがあります
人間の舌は、おいしいもの、上等なものに対してはそんなに差はわからないそうです。
つまり、アメリカ産豚肉を食べなれている人が鹿児島産黒豚を食べたとしても、よほど意識して食べないとそんなに差は分からない。
「あー、そう言われればおいしいな」ぐらいのものです。
でも、人間の舌は、ランクの下がるものに対しては「まずい」という感覚がすぐにあらわれるそうです。
つまり、鹿児島産黒豚を食べ続けていると、ひとたびアメリカ産豚肉を食べるとはっきりと味の違いが認識できてしまい「まずい」
となるらしいです。

不思議なものですね。


休日の楽しみ方

2013年01月26日 | 就農関連
きなこです。

ピンと冷え切って、冷たい風が痛いぐらいの今日の丹波です。
でも、お日様は朝から顔を出してくれていて、団子たちは
「おかーさん、外に行っていい?」と飛び出していきました。
子供は風の子。元気いっぱいでよし。

きなこも、いそいそとお風呂掃除や洗濯を終え、団子たちのところへ。
たこあげを楽しんでました。
風が強かったので、するすると面白いようにたこがあがります。


家の中より、お日様のあたる外の方がぬくいので、結局午前中いっぱい外遊びを楽しんだ団子ときなこでした。

そして、きなこはオレンジピールならぬ、甘夏ピールを作りました。
  
甘夏の皮をむいて、果汁と砂糖でコトコト煮詰めて
オーブンの予熱で乾燥させて、完成
  
細切りにしたピールに、苦みの強いブラックチョコをコーティングしてもおいしそうです。
オレンジケーキも焼きたいし、クリームチーズに混ぜてクラッカーと食べてもおいしそう。
そして、もちろんパンにも入れます。
ピールを細かく刻んだものと、オレンジジュースをいれて、こねてみました。
ただ今、発酵中
明日には焼けるかしら。楽しみ


企業戦士

2013年01月24日 | 就農関連
きなこです。

アルジェリアに駐在していた日本人が亡くなりました。
亡くなった方のお名前などが公表されて、意外と年配の方が多く驚きました。
砂漠の過酷な環境でお仕事をされて、家族と離れての生活、そして海外という緊張感。
そして、なんとも許せないような事件に巻き込まれて、恐怖のままに亡くなられて、とても悲しいです。
日本で帰りを待っていた家族の方も、どんなにつらい思いをされたか、本当に心が痛みます。

望んでアルジェリアに行かれた、志の高い方もいらっしゃったでしょうし、逆に業務命令と受け止めて
仕事と割り切っていた方もいらっしゃったでしょう。
ご家族の方も、会社の仕事だからと、送り出してはいるけれど、心配と不安を抱えての日々だったでしょう。

エダマメも、ただいま海外出張中。
事件のあった後の不安定な世界情勢の中で、きなこは毎日、無事に帰ってくることを祈るばかりです。

夏に丹波に来てから、もう何度スーツケースを出してきて、荷造りを手伝ったのでしょうか。
ちょっと聞いただけでは、きっと海外出張もウラヤマシイ話なんでしょうし、企業戦士として
バリバリ仕事をしているイメージなんでしょう。

でも、長時間の飛行機と、時差、出張前の仕事の段取りと、帰国後のたまった仕事。時差が治ったと思ったら
また次の出張。決して若いとは言い切れない体にはきついものでしょう。
きなこも、無事に帰ってくるまでは、団子たちを守らなければという気の張った日々ですし、団子たちも
「また出張?」と父親の不在がさみしそうでかわいそうです。

世の中は、グローバル化していて、ビジネスにおいて世界中が舞台になることはよくわかっています。
きなこも団子たちには、決して日本の中だけでなく世界を視野に入れてほしいと望んでいます。

でも、やはり今のエダマメは企業の駒でしかありません。
もちろん、本人のベクトルが会社ではなく、就農という方向に向いているから、なおさら「やらされている」感が強いのでしょうが。

企業の命令で動いて、それで命までなくすことになったら、やりきれません。
やっぱり、いろいろな物事を自分で決断して、自分で歩いていくことをしたいです。

企業戦士はエダマメには向いていませんし、きなこももう望んでいません。


ごはんパン

2013年01月21日 | 就農関連
きなこです。

今日は、少し暖かく、三男君と公園で遊ぶことができました。

きなこの住んでいる地域は、お米がとてもおいしいところです。
この地域の稲作も守ってほしいという地域の方の思いもあるので、農業に転職するにあたって、
米作りもお手伝いすることになると思います。
ただ、米は、日本の主食であるにも関わらず、もうかる作物ではありません。
儲かるどころか、米一本で食べていくには、今のままでは難しいです。
でも、きっとそこに何か付加価値をつければ、米も主力作物になると考えています。

そんなことを、頭の片隅にちらっと思いながら、このおいしいお米ときなこの好きなパン
組み合わせてみようと、やってみました。

炊いたご飯をパンをこねるときに一緒に入れてこねる、ごはんパンです。
昔、新聞に、炊いたご飯を使ってつくるパンが載っていて、挑戦したことがあるのですが、その時は
イーストを使って焼きました。
今は、もっぱら天然酵母で焼いているので、天然酵母でごはんパンに挑戦してみました。



残りものの冷ご飯を使うので、米粉を使うより、もっと気軽に焼けます。
小麦100%より、少しふくらみは劣りますが、天然酵母でも十分に膨らみました。
そして、何とも言えないもちもち感と、小麦の甘さとご飯の甘みとが、イーストのにおいに邪魔されずに、しっかりと味わえました。
小麦100%より、ごはんの水分があるせいか、パサつき感が少なく、食べやすかったです。
もちろん、バターやジャムもおいしいのですが、和テイストのものとの相性もよさそうです。
今回は、国内産小麦を切らしていたので、外麦を使いましたが、国産小麦を使って何度か焼いてみて、
ごはんパンの可能性をちょっと探りたいと思っています。


感動の再会

2013年01月19日 | 就農関連
きなこです。

今日、エダマメファミリーは京都まで行ってきました。
目的は、京都観光ではなく、果樹の苗木を買いにです。
といっても、これは農業用ではなく、趣味用です。

土地はた~くさんあるので、いろんな果樹を育てて、年中フルーツのある生活をしてみようかなと。
今日、お邪魔させてもらったのは亀岡市に近いところにある「隅田農園」という果樹の苗木を扱っている農園です。

エダマメは、ここで、サクランボ、スモモ、ビワ、いちじく、マルベリー(桑の実)、ポポー、きんかん、みかん
とまあ、たくさんの苗木を予約してきました。
農園の方と話をしていると「ピーカン、しませんか?」と。
「えっ、ピーカンあるんですか」と、びっくり。
エダマメファミリーが住んでいたアメリカ・ジョージア州は、ピーカン(クルミとよく似ていますが、もっと渋みも少ないナッツです)
の産地でした。公園にもピーカンの木があって、秋になるとその実を拾って食べていました。
だから、もしピーカンの苗が手に入るんだったら、育ててみたいとずっと思っていたのですが、
インターネットで探しても日本ではなかなか扱っているところに出会わず、もうあきらめかけていました。
だから、クルミの木でも植えようかなと思っていたところでした。

なんとも、劇的なピーカンとの再会です。
これがピーカン。この外皮を割ると中にナッツが入っています。

長男君・次男君も「なつかし~」と大喜び。

実は、今日行った「隅田農園」、ネット販売をしていて、メールでのやりとりもすごく丁寧で、
わざわざ行かなくても、苗を買うことはできたんです。
でも、なんでも、会って顔を合わせてするということは、きっと大事だろうと、それこそわざわざ出かけていきました。
そして、ピーカンと出会えたのです。

人とのつながり、会って話をすることの大事さ、切々と感じた、そしてピーカンと再会できた感動の一日でした。