農業をやりたい!

美味しい果物・野菜を作ってみたい。全くの経験なしでも、農家になれるのか? 憧れの農業ライフへのチャレンジをつづるブログ

最終日

2013年04月26日 | 就農関連
きなこです。

今日は晴れる予報だったのに、雨が降っている丹波です。

今日は、朝から落ち着きません。ソワソワ

なので、畑に出てみたり、エダマメの好きなチョコケーキを焼いてみたり、酵母を起こしてみたり。
それでもソワソワ。

今日は、エダマメの最終出勤日なのです。サラリーマン生活最後の日です。
今日帰ってきたら、どんな言葉をかけようか?
「お疲れ様」だろうか「今までありがとう」だろうか。

でも、エダマメやきなこにとっては、最終日ではあるけれど、スタートの日でもあるのね。

「これからも、一緒にがんばりましょうね」


草を喰らう

2013年04月21日 | 就農関連
きなこです。

雨が強く降ったかと思うと、青空が広がり、変なお天気の丹波でした。

夏野菜の苗を植え付けたり、草刈をしようと思っていたけれど、今日はこんなお天気なので
予定を変更して、トウモロコシの種を発芽用のセルにまきました。

晴れ間を狙って、裏庭に行き、伸びすぎてしまったかもしれない「タラの芽」を採りました。
もう大きくなりすぎたタラの木も切り倒しました。
団子たちにも、なかなかノコギリを使わせてやる機会も少ないので、手伝ってもらいました。
これは次男君
 
なんか、妙に職人ぽくって、似合ってました

そして、裏庭のいたるところにはえている「ユキノシタ」も採りました。
 
最近、きなこの中では妙に野草ブームで、とある本に「ユキノシタの天ぷらはおいしい」と書いてあったので、
とても気になっていた草なのです。でも、この毒々しい色といい、このたくさんある毛といい、知らなければ
絶対に食べてはいけない様相を呈してるよね~

ついでに、ノビルも掘り出し、かごいっぱいの山菜&野草にニンマリ

晩ごはんは、もちろん天ぷら
 

伸びすぎたタラの芽は、苦みというかアクが強くなっていたけれど、香りは抜群に素晴らしくて、さすが山菜の王者です。
ユキノシタは、特に香りが強いとか、おいしいというわけではなかったけれど、ほのかな甘みがあって、それなりにいいものだなと。

きなこの中の野草ブーム、とある友人との会話がきっかけ。
その友人も、先月ご主人が会社を辞めて、木工職人という新たな道に歩み出した、エダマメファミリーと似た境遇。
「そのへんの雑草の中にも、おいしいものがあるらしいで」
「そうやなあ、私ら、いざとなったら、草食って生きていかんといかんもんなぁ」

エダマメファミリー、なんとか生きていけるかも


20年後

2013年04月19日 | 就農関連
きなこです。

夏のような暖かさに、まいた種がかわいい双葉を見せ、果樹の木からは、若葉色の葉がたくさん見えだしました。
  
 

次男君も、小学校に意気揚々と通い、うれしそうに宿題をして、給食、掃除と小学校生活を「満喫」しているようです

今週はPTA会合が3回もあり、おまけに家庭訪問もあって、なんだかバタバタ

そのバタバタがさらに加速
近所の80代のおじいちゃんが、亡くなられました。
丹波に来て、初めてのご近所での不幸。
こちらのしきたりもよく分からないので、御香典は?お手伝いは?などなど気も落ち着かない。。。
近所の人たちに聞きながら、とりあえずエダマメはいないので、きなこがお手伝いに。
近所の人たちで、家からの出棺もお見送りさせてもらったけど、見送りしているのもみんなおじいちゃん、おばあちゃん。
お葬式では、受付に立ち、お手伝いさせてもらったけれど、来る人来る人がみんなおじいちゃんやおばあちゃん。

あってはほしくないけど、これから20年の間に、このおじいちゃん、おばあちゃんを見送っていかないといけないんだなと。
そうなったら、この村はどうなるんだろうなと。
田んぼの畔の草刈や、用水路の掃除、神社の掃除、自治会費、いろんなところで、きっと私たち世代の負担は増えるよなぁ。
「過疎化」「少子高齢化」 言葉は、学校でも習ったし、新聞でも読んで知っているし、日本の課題であることも分かっている。
でも、大阪に住んでいた時のその言葉の重みと、ここでの重みとは、全く違うものです。
「地域活性化」という言葉もそう。大阪にいては、それがどう大事なのかもよく分からなかったけれど、
ここで考えるのはやはり一番に「いかに地域が元気になって、人を呼び込めるか」っていうところ。
20年後、団子たちもそれなりの年齢になっているけれど、団子たちも住み続けたいという村にする責任は
エダマメときなこにはあるんです。





ピカピカの1年生

2013年04月11日 | 就農関連
きなこです。

寒い丹波です。
今朝は霜注意報が出ていたので、昨日の夕方には霜に弱い果樹苗に不織布を巻いて対策をとりました。
これで一安心と思い、夜に、遅霜についてちょっと調べてみようとネットを見ていたら、あら大変。
ジャガイモも霜にやられると、収量が大幅に減るらしい
ちょうど、ポコポコとジャガイモが芽を出し始めていたので、心配
といっても真っ暗な畑に行くのは怖いし、それならばと早起きして、日の出とともに畑に行ってみました。
今朝は、霜はおりなかったようで、ジャガイモの濃い緑の芽が元気にしていました。あ~よかった

ところで、次男君は、今年1年生です。
火曜日に入学式があり、やる気満々、嬉しさいっぱいです。
 

ランドセルがまだまだ亀の甲羅のようですが、ピカピカの1年生の、その期待感と誇らしげな気分は
こちらまで嬉しくなります。
 

勉強をして、わかる楽しさを小学校では学んでくれたらいいなと思います。
十分に楽天的で、十分に飽き性の次男君。
きっちり屋で集中力抜群の長男君と、くらべないくらべない。
団子3つ、同じ味じゃあ、つまんない。
きなこ自身への言いきかせです


春の贈り物

2013年04月07日 | 就農関連
きなこです。

暴風雨が警戒されていましたが、それほどでもなく、今日は晴れ間ものぞいてました。

エダマメファミリーの裏庭には、たらの木が何本かあります。
毎日、二階の窓から、タラの芽が出てこないかなあと持っていたのですが、
ついに昨日、緑のあおあおとした芽が
小雨の降る中、みんなで、タラの芽採り。

  

残念なことに、食べれそうに芽を出しているのは一つだけ。
仕方がないので、直売所で「タラの芽」をお買い上げして、夕食に。

もちろん、王道の天ぷらでしょう。となりのおばちゃんにもらったニンジンの葉っぱもかき揚げに。
  

いやあ~、おいしかった
タラの芽は初めて食べたけれど、少しの苦みと、ねっとりとした感じ、山菜の青々しい香りと、とてもおいしかったです。
団子たちも、最初は敬遠してたけど、食べてみるとおいしかったらしく、気に入った様子。
裏庭で採れた、貴重な1個は、エダマメときなこで半分こ。
買ってきたのより、山菜の香りとうまみが強くって、おいしく感じられたのは、裏庭産直だからかしら。
春の贈り物でした。

そして、今日も素敵な贈り物のあった日。
アトランタに住んでいたころ、家が隣同士だったファミリーが遊びに来てくれました。
アトランタでの隣の家なのに、日本人ファミリーで、エダマメと同じ会社の駐在員という、なんとも不思議なご縁。
お互い、日本に帰国しているのですが、家族ぐるみでお付き合いできている大事なファミリーです。
団子たちも、アトランタ時代から裏庭でそのファミリーのS君と遊びまわっていました。
今日も、また昔のように、庭で遊びまわる団子とS君。
楽しかったようで、何より。
私も、楽しい時間を過ごすことができました。
また来てね。