農業をやりたい!

美味しい果物・野菜を作ってみたい。全くの経験なしでも、農家になれるのか? 憧れの農業ライフへのチャレンジをつづるブログ

モンブランロールケーキと三番叟(さんばんそう)

2012年10月09日 | 就農関連
きなこです。

丹波は、朝晩涼しいを通り越して、寒くなってきました。

この三連休は、秋祭りがあったり、次男君の誕生日を祝ったりで、ばたばたと過ぎ去りました。


きなこの住む地域には、昔からの伝統芸能が受け継がれています。
三番叟(さんばんそう)といわれるもので、秋祭りに踏んで神社に奉納される、神事芸能です。

小学2年生の男の子と小学6年生の男の子、そして青年が、踏むのですが、1ヶ月の猛練習のすえ、秋祭りに
神社でみんなの前で奉納するのです。
とてもよかったです。
伝統なんて、今の時代にそぐわないものも多々あると思います。きなこも、基本的には今のやり方がよければ、
どんどん新しいやり方に変えていくほうがいい、と思っています。
でも、伝統を守り抜くというのは、変えるよりも実は大変なことでもあるのではと、気づかされました。
この地域の方は、みんなこの三番叟を知っていますし、過去に踏んだという方もたくさんいます。
小学生の子供が、大人の世界に交じって、厳しく指導され、練習を重ね、伝統を引き継いでいく姿は
本当に神聖でした。
ひょっとしたら、都会で同じものを見ても何も思わなかったかも。
この地域で、自然と隣り合わせに暮らし、作物を作ることが身近にあるから、神様に感謝する気持ちが
自然と生まれてくるのでしょうか。
いつか、我が息子たちも、踏んでくれたらいいなと思わずにはいられませんでした。


そして、次男君のお誕生日祝い。
庭の栗で作った、渋皮煮と次男君ご要望のマロンクリームを使って、誕生日ケーキを作りました。

じゃ~ん


う~ん、我ながらいい出来では。

ろうそくも立てて、ハピバスデーの歌を歌い、ケーキを切り分けて、いただきまーす。

「おいしいわぁ」と遊びに来ていたエダマメの母と父。
「うん、売っているのに近いな」とエダマメ。
「おいしいよ」と長男君。
鼻水ずるずる、鼻詰まりっぱなしの三男君は、食欲なしらしく、一口でおしまい。

で、リクエスト張本人の次男君。どんな喜びようかしら
「なんかなぁ、この部分があんまり好きじゃないねん」
どこどこ?スポンジが固かったか?渋皮煮入れないほうがよかったか?
「このなぁ、上のクリームのところ」

おいおい、そのクリームは、き、きみがリクエストしたんだよ。
モンブランは6歳児には大人の味すぎたかな。
仕方ないか。

お皿を片付けていると、通りかかった長男君。
「おいしかったけどなぁ、僕はイチゴののったショートケーキのほうが好きやねん」
 次からはイチゴケーキにします。