農業をやりたい!

美味しい果物・野菜を作ってみたい。全くの経験なしでも、農家になれるのか? 憧れの農業ライフへのチャレンジをつづるブログ

必需品

2014年09月30日 | 就農関連
きなこです。

秋ですね~。
紅葉も始まりさんまも美味しいし、栗も落ち始め、畑からはぼちぼち小芋やさつまいもなんかも収穫が始まっています。
授乳中のきなこは、食べても食べてもおなかがすくという、なんとも幸せな時期でして、秋の恵みをたっぷりと頂いています

9月から、とにかく農業者として独立したエダマメですが、なんでもそうですが、初期投資というのはお金がかかります。
ビニールハウスは、中古で買った我が家より高いし、ビニールハウスを建てるにも、電気工事、井戸を掘るなどいろんなこまごまとした事も出てきて、
頑張っていい作物を作って、上手に売らないと、ビニールハウスで生活することになりかねません
トラクターも必要だし、もっと細かいものでいえば、出荷作業をする机やはかり、動力噴霧器、手押しカート、収穫コンテナなどなど・・・
でもね、どれもなくては作業効率も悪くなるし、必要不可欠だから、やっぱり買わなきゃいけないんです。

そして、ついにエダマメファミリーにやってきた農家の必需品
 

軽トラです。
だいぶお安くして頂いて、中古を手に入れました。
きなこも、これに乗ってブイブイ言わせたいところですが、残念ながらきなこはAT限定の免許しか持っていません。
マニュアル車は運転できないので、村のおばあちゃんのように、エダマメに運転してもらって、横でかわいらしく乗せて頂こうと思っています。
団子たちは、この軽トラを見て、大喜び。
争うように、荷台によじ登り満面の笑み。
しばらくすると「たすけて~」と情けない声。
登ったはいいが、降りられなくなったらしい

とにかく、これでまた一歩、農家らしくなりました。

夏から秋へ

2014年09月09日 | 就農関連
きなこです。

さわやかな秋晴れの続く丹波です。
団子2つは学校が始まり、もう一つの団子は保育園。
昼間は、まったりと二か月になったちびちび団子と過ごしております
といっても、授乳に抱っこに、そしてちびちび団子が寝入ったすきに、下校・降園ラッシュの夕方までにほぼすべての家事の段取りをつけて・・・
と、結構忙しくしています

エダマメも、農業大学での研修を8月で終え、いよいよ9月からは独立です。
今は借りた農地に新しく建てるビニールハウスの手配や、事業計画を立てたりと、様々な準備活動中です。
家にいる時間が長いので、四男君と過ごす時間も必然的に長くなり、サラリーマンの時には考えられなかったぐらい
自分の息子の成長を日々感じてるようです。
抱っこしたり、すりすりしたり、かみついたり(←どんな愛情表現や…)
赤ちゃん時代のかわいらしさを4回目にしてやっと満喫できているようです。

家の畑は、今はもう冬野菜の種まきなどが始まっています。
夏野菜ももうすぐおしまい。
家には、夏にとれたかぼちゃがごろごろあるのですが、さすがにそろそろ収穫から時間のたったものは傷みだしてきました
なので、せっせとペーストにして冷凍庫へ。
こうしておけば、いつでもかぼちゃスープにしたり、かぼちゃプリンをつくったり、かぼちゃマフィンなんかも焼けます
きなこは、大ばあちゃんに届けるために、今回はかぼちゃレーズンパンに。
 
 

かぼちゃの黄色がなんとも優しい感じに出来上がりました。
食べてもかぼちゃの甘みが感じられてGOODでした。

夏の終わりの畑には、収穫の遅れた万願寺とうがらしもいます。
万願寺唐辛子は、普通は緑色の未熟果(左)を収穫して食べるのですが、熟してしまうとこんなにきれいな赤になるんです。

 

万願寺唐辛子は、唐辛子と名前はつくけれど、辛くはありません。
でも赤くなると、唐辛子みたいで辛そうでしょ。
ところが、この完熟万願寺、とっても甘くてフルーティーなんです。
ピーマン類特有の青臭い苦みがなくて、我が家の団子たちにも好評。
流通しているのは見たことないので、これも育てた人だけのお楽しみなんやね。

こうやって、季節は夏から秋に変わっていきます。