S’PORE papa

シンガポールへ2005年~2010年まで単身赴任・・・ゴルフの回数は、激減・・・競馬、釣り、ガーデニングなど多趣味・・・

瀬を早み~

2008-05-14 16:05:50 | シンガポール
「ようこそのお運びで、厚く御礼申し上げます・・・」

先日、「ちりとてちん」の総集編を録画したものを見た。またまた、感動し、涙してしまいました・・・

その中で、離ればなれになっていた草若の弟子達がまた復帰するところがあるのですが、草原の子供が「瀬を早み~岩にせかるる 滝川の~」と寝言を言うシーンが有るのです。

どうもこの台詞が耳について離れない・・・気になる・・・総集編なので、そのへんの謂れや落語の解説が省かれていた・・・

調べてみました・・・

「瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ」(崇徳院)

歌の内容は・・・浅瀬の流れが早いので、岩によって堰止められる激しい流れは、二つに分かれても、後には下流で再び出会うように、たとえ二人の仲が裂かれても、将来は必ず逢おうと思うよ・・・と言う恋の歌です。

この歌(落語)に絡めて別れ別れになった草若師匠の弟子達と、また皆が一緒に落語をするようにしようとする主人公の喜代美ちゃんとのことが描かれていたんですね。

高校の時、「古文」が大きらいでした。私的には、日本語であって現代の日本語で無い。全く、自分の解釈が違っているのが多くて、それに自己嫌悪して嫌いになったのかもしれません。(また、古文の先生も、おじいちゃんで授業が面白くなかった・・・これが、美人の若い先生だったら・・・)

今のようにインターネットが発達していて、意味なども直ぐに調べられれば、古典が好きになっていたかも・・・好きになるには、良い印象のきっかけが必要ですね。

さて、歌の意味も解ったことだし、あ~スッキリした。・・・ちなみに落語「崇徳院」の落ちは、下の句にひっかけて「割れても末に 買わんとぞ思う」です・・・落語の内容を調べてみても、面白いですよ・・・


写真は、ポーレシアのオーキッド6番(15番)ミドルホール、白425ヤード(HC、INDEX、1)難しいですよ~なかなかパーが取れません。

今のシンガの天気は、 乾季というのに、朝から雨です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お見送り | トップ | 震度0 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

シンガポール」カテゴリの最新記事