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社会人大学院で学ぶ技術経営

社会人大学院で技術経営を学びながら日々の気づきを書きとめてみます.

「Multi-Disciplinary」と「社会技術」と「文理協働」

2005年09月04日 | 技術経営
「Multi-Disciplinary」とは,様々な専門分野を「協働」させることにより,現代社会に多い複雑な問題を俯瞰的な視点で解決しようというアプローチ.

科学技術振興機構(JST)「社会技術研究開発センター」(2005年5月に改組)では、「自然科学と人文・社会科学の複数領域の知見を統合して新たな社会システムを構築していくための技術」を「社会技術」と呼び,「Multi-Disciplinary」な取り組みを推進している.

社会技術研究について書かれた「問題解決のための「社会技術」―分野を超えた知の協働」では,文理融合による新しい学問分野の創設は難しいが,問題解決のために文理が「協働」することは容易であると述べられている.

「Multi-Disciplinary」は,解決すべき問題設定が明確でないと,同床異夢のフワフワした取り組みになってしまうだろう.



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