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テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事101~先週も平穏な日々が続きました、(お詫び)先週の記事中の陽性率に誤りがありました!!伏してお詫び申し上げます

2021年10月19日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事101~先週も平穏な日々が続きました、(お詫び)先週の記事中の陽性率に誤りがありました!!伏してお詫び申し上げます


【今週のまとめ】

先週の記事中の先々週の陽性率 0.8%』 ワタシの計算ミスで実際には1.5%が正しい数値でした、

数字が命の記事でこの間違い!!

大変申し訳ございませんでした、伏してお詫び申し上げます

先週の陽性率は1.0%と続落

感染者数でも激減が続いています、、、これは、ワクチン効果か?

各レベルで第6波への備えが始まっています、エエ事です、

◆先週の陽性率は1.0%、過去最低のレベルです、

先週の記事で書いた陽性率『0.8%』はワタシの単純ミス=数値入力を間違った結果の誤った数字でした、

申し訳ございません、

先々週の正確な陽性率は1.5%

そして先週の陽性率は1.0%

検査数が増大、陽性者数は半数に、

これはもう完全にコロナを制圧している状況です、

ワクチン接種が進んだからか?

でも、、、ゼロではない、コロナはまだそこらに潜んでいます、

ワクチン先進国イスラエルの例でも、接種率が70%を越えて再感染拡大が発生しています、

第6波への備えを怠らないように、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日   4.1% 474414   19742人  
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%  492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日   1.5%  411006  6311人 
10月17日   1.0% 396772  3914人 ※陽性者数が激減
(厚労省HP日報から算出)

全国の新規感染者数10月18日はこんな感じ、

東京、大阪とも新規感染者数29人、凄い激減ぶりです、

でも、第6波は必ず来ると覚悟して、陽性率の推移は注意深く見守りたいです、

◆ワクチン接種、2回目接種完了者が全国民の64.3%

2回目完了が全世代で67.0%(先週64.3%)、

(首相官邸HPから転載)

(8月15日まで) 1029万回
(8月22日まで)  840万回
(8月30日まで)  911万回
(9月6日まで)    827万回
(9月13日まで)  862万回
(9月17日まで)  557万回 ※14~17日の5日分のみ、連休のため発表が遅れています
(9月24日まで)  668万回 ※7日間の数字
(10月4日まで) 1089万回   ※8日間の数字
(10月11日まで) 718万回
(10月18日まで) 559万回 ※ややペースダウン

接種率が上がり、接種拒否岩盤層もいるので、

これから接種を進めるのは、ちょっと難しくなってきます、

ここからが腕と知恵の見せ所です、

世界のワクチン接種状況を観ると、

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載) 

うん、日本も健闘しています、

フランス・韓国を抜いています、英国も目の前
(最新情報では英国も抜きました!!)

これからは細かな接種促進策でワクチン接種拒否岩盤層を突き破る必要があります、

精緻な詰めは日本のお家芸かもしれません、

頑張りましょう、

◆10代への感染拡大は?

先々週(10月10日まで)、

先週(10月17日まで)

こちらの指標も大きな変化は見られません、、、静観、

◆第6波は必ず来ます

独酌酔言の立場は『第6波は必ず来る』です、

この平穏な2週間、ともすると、、、

ひょっとして、このままコロナ禍は終息する?という希望の光にすがりつきたくなりますが、、、

いやいや、第6波は必ず来ます、

国、自治体レベルでも様々な対応が予定されています、

岸田さんの方針はこちら、



国、医師会、自治体レベルでも様々な取り組みが進んでいます、

文科省の学校対応

東京医師会の対応

神奈川県真鶴町の対応

はい、しっかりと防御態勢を構築しておきましょう、

独酌酔言的な予測ではあと4週間後に陽性率に動きが出るかもしれません、、、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事100~信じられない!全国の陽性率は過去最低の0.8%、ワクチン接種完了は64.3%、しばし休戦、平和な日々を過ごしましょう。

2021年10月12日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事100~信じられない!全国の陽性率は過去最低レベルの0.8%、ワクチン接種完了は64.3%、しばし休戦、平和な日々を過ごしましょう。

【今週のまとめ】

先週の全国の陽性率はなんと!!0.8%、流行拡大後では最低レベルです、

ワクチン2回完了は全国民の64.3%、

このままコロナ禍が終息するのではないかという期待さえ出てきました、

しばし休戦、平穏な日々を過ごします、

でも、第6波への備えは怠らずにね、

◆先週の陽性率はなんと!!0.8%、過去最低のレベルです、

『なるべく分りやすく!コロナウイルスの事』

100回目はとてもハッピーな気分で書いています、

陽性率0.8%、ここまで下がるとは予測できませんでした

検査数が増大、陽性者数は半数に、

理由をしっかり説明できないにせよ、ここまでの減少はとても嬉しい、

コロナ99参照、感染者減少の理由
(酒類販売規制・ワクチン進捗・感染基本動作・人流抑制などが考えられますが、詳細なメカニズムは未解明)

とりあえず、久しぶりの平穏な日々を楽しんで良いでしょう、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日   4.1% 474414   19742人  
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%  492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日  0.8%  771006  6311人  ※検査数が増大
(厚労省HP日報から算出)

東京の感染者数、1011日(月)には60人まで減少、

第5波ピークの約1/100です、

長いレンジで観ると第5波が如何に凄まじかったかが良く分ります、

次の反発はいつ来るのか?

過去の例(6~8週間で再拡大)に倣うのか?

第6波は必ず来ると覚悟して、陽性率の推移は注意深く見守りたいです、

◆ワクチン接種、2回目接種完了者が全国民の64.3%

2回目完了が全世代で64.3%(先週60.6%)、高齢者で89.8%(先週89.4%)、

 


(首相官邸HPから転載)

(8月15日まで) 1029万回
(8月22日まで)  840万回
(8月30日まで)  911万回
(9月6日まで)    827万回
(9月13日まで)  862万回
(9月17日まで)  557万回 ※14~17日の5日分のみ、連休のため発表が遅れています
(9月24日まで)  668万回 ※7日間の数字
(10月4日まで) 1089万回  ※8日間の数字
(10月11日まで) 718万回

1日100万回のペースで進んでいます、

世界のワクチン接種状況を観ると、

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載) 

うん、日本も健闘しています、

これからは細かな接種促進策でワクチン接種拒否岩盤層を突き破る必要があります、

精緻な詰めは日本のお家芸かもしれません、

頑張りましょう、

◆10代への感染拡大は?

先々週(10月4日まで)、

先週(10月11日まで)

今週の若年層の感染はやや増えてきていますが、

第5波に比べて顕著な感染拡大傾向は観られません

逆に高齢者の感染は増えてきているようにも観えます、

介護施設などでの集団感染とブレイクスルー感染の影響か?

ブレイクスルー感染は今後の観察点ですね、

◆第6波は必ず来ます

独酌酔言の立場は『第6波は必ず来る』です、

この平穏な1週間は、次の一手を考える大切な時期です、
(もし、このままコロナ禍が終息するならそれはそれで大歓迎ですが)

COVID-19との共存、

経済活動を回しながら、感染者をしっかり受け止める事が出来る医療体制の確立

これが今、岸田さんが目指すべき方向です、

よろしくお願いします、

今週は短め、

この平穏な日々をしっかり噛みしめて楽しみます


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事99~全国の陽性率は2.4%、ワクチン接種完了は60.9%、第6波への備え、経口薬がいよいよ目前に!?

2021年10月05日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事99~全国の陽性率は2.4%、ワクチン接種完了は60.9%、第6波への備え、経口薬がいよいよ目前に!?

【今週のまとめ】

先週の全国の陽性率は2.4%、半年ぶりの低水準、

ワクチン2回完了は全国民の60.9%

緊急事態宣言解除で人流復活も底を打つ感染拡大、

いよいよ経口薬が登場!?

第6波は必ず来ます、新内閣で医療体制の抜本的な改革を!!

◆陽性率は2.4%、半年ぶりの低水準です

陽性率は2.4%、底を打ちました、

この安全水域レベルを何週間維持できるかが焦点です、

第5波までの流行の谷間は徐々に短くなってきています、

でも、なぜかは正確には分らないにせよ、感染は急激に減衰しています、
(酒類販売規制・ワクチン進捗・感染基本動作・人流抑制などが考えられますが、詳細なメカニズムは未解明)

このまま安全水域を進めると良いのですが、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日   4.1% 474414   19742人  
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%    492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
(厚労省HP日報から算出)

東京の感染者も10月4日(月)は87人まで減ってきました、

底の打ち方が低いです、

やはりワクチン接種が進んだことが大きいのかもしれません、

これからは陽性率の再反発を注意深く見守りたいです、

◆ワクチン接種、2回目接種完了者が全国民の60.9%

2回目完了が全世代で60.6%(先週55.8%)、高齢者で89.4%(先週88.8%)、


(首相官邸HPから転載)

(8月15日まで) 1029万回
(8月22日まで)  840万回
(8月30日まで)  911万回
(9月6日まで)    827万回
(9月13日まで)  862万回
(9月17日まで)  557万回 ※14~17日の5日分のみ、連休のため発表が遅れています
(9月24日まで)  668万回 ※7日間の数字
(10月4日まで) 1089万回  ※8日間の数字

8日間の数字ですが、今週も接種がしっかり進んでいます

予約無し接種や子供への接種など、多様な接種が進んでいます、

世界のワクチン接種状況を観ると、

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載) 

日本は米国、さらにドイツを抜き、フランス、英国に迫る勢いです、

大きな成果です、

◆10代への感染拡大は?

先々週(9月26日まで)、

先週(10月4日まで)

まだ4日間のデータですが、新学期が始まっても10代の大きな感染拡大は起こっていないようです、

まずは安心、



◆なぜ減少に転じたのか?分らないけど、とにかく減りました

一時は制御不能とまで表現された第5波がなぜ減少に転じたのか?

やはり、理由はよく分らないようです、

概ね、以下の要因が複合的に働いた?というのが現状の見解です、

・感染防止の基本動作(マスク・消毒・3密回避)、
・緊急事態宣言(人流抑制・飲食店規制)
・天候要因(長雨による外出減少・気温低下による室内開放など)
・ワクチン接種の進捗(これは唯一有効エビデンス有り)
・第5波の強烈さに対しての恐怖心での自粛

もしくは『COVID-19の生存戦略』か?

◆第6波は必ず来ます

『COVID-19の生存戦略』が正しいかどうかは別にしても、第6波は必ず来ます

その前提で、次の一手を考える時期です、
(もし、このままコロナ禍が終息するならそれはそれで大歓迎ですが)

第4波から第5波の再拡大への期間を参考にすると、10月20日頃までが底の期間、

それ以降は陽性率が再び上昇に転じ、11月中頃からは再び感染拡大期に入る可能性があります、

この第6波に備えて、より強固な医療体制をこの6~7週間で構築することが肝要です、

岸田さんもそこはしっかりと発言されているので期待しましょう、

次の騎兵隊、特効薬が出来るまでは、

医療の受け皿を強化して、感染拡大期でもすべての感染者が適切な治療を受けられる

医療難民を生み出さない(岸田氏弁)態勢作りが必要です、

高市さんがロックダウン法について言及されていましたが、日本では難しいと考えます、

コロナのこと96でも書いたように、中国のような独裁国家でないと効果的なロックダウンの実現は難しいです、

欧州などの自由主義国家はロックダウンでの封じ込めには失敗しています、

共存戦略=経済とコロナ対策の両輪で前に進むしかないのが実情です、

そのための医療体制の確立、

先週のコロナのこと98で書いた各自治体の諸施策と、国が主導する新たな枠組みの医療体制の構築、

これが功を奏することを期待します、

◆いよいよ経口薬の実用化が見えてきました

ウイズコロナ、COVID-19との共存、

これこそ我々が選択すべき戦略であることは間違いないと考えます、

現状の戦力でCOVID-19を根絶するのは不可能でしょう、

しかし、『COVID-19がインフルエンザ並の(日常の)疫病になる』道筋は見えてきています、

すなわち、2つの現状戦力、
① 基本的な感染予防対策(3密回避・マスク着用・手指の消毒)と酒販規制、
② ワクチン接種の進捗、

これに加えて“COVID-19がインフルエンザ並の日常の疫病になる”ための3つ目の大きな戦力が特効薬、もしくは効果的な経口薬です、

つまり、COVID-19が『薬を飲めば治る』病気になれば、今ほどの社会的規制は不要になる可能性があります、

米国メルク社の経口薬(モルヌピラビル)は自宅でも服用できる飲み薬、

感染初期の軽症者が1日2回・5日間服用することで重症化を防ぐ効果が期待されています、

まさしく『COVID-19治療の日常化』です、

日本はこれの調達作業に入りました、

上手くすれば年内にも特例承認⇒2022年初頭にはCOVID-19の飲み薬が処方される世界が来るかもしれません、

塩野義製薬の「S-217622」も2022年3月の実用化に向けて治験が進んでいます、

『COVID-19との共存戦略』とは『COVID-19治療の日常化』、

すなわち、医者に行って飲み薬をもらい重症化を防ぎ

中等症以上の人はあまねく、漏れなく医療機関の手厚い治療が受けられる

これが2022年の日本のCOVID-19対策のイメージでしょう、

新しい首相、新しい大臣に変わる政権、ぜひぜひ、来年2022年末には、

『COVID-19治療の日常化に成功、COVID-19との闘いに終止符を打ちます!!』

という発表をしてほしいものです、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事98~全国の陽性率は3.8%、ワクチン接種完了は55.8%、緊急事態宣言は解除、第6波は必ず来る!

2021年09月28日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事98~全国の陽性率は3.8%、ワクチン接種完了は55.8%、緊急事態宣言は解除、第6波は必ず来る!

【今週のまとめ】

先週の全国の陽性率は3.8%、安全水域に入りました、

ワクチン2回完了は全国民の55.8%、米国を抜きました、

9月30日までの緊急事態宣言は解除、

感染者がなぜ減ったかは、、、やはり分らない!?

第6波は必ず来ます

医療体制の抜本的な改革を!!

◆陽性率は3.8%、やっと安全水域に入りました

検査数は減少していますが、陽性率は3.8%、ここまで下がれば安全水域です、

来週は2%台に下がって底を打つでしょう、


                   陽性率  検査数  新規陽性者数
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日   4.1% 474414   19742人  
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
(厚労省HP日報から算出)

東京の感染者もここまで減ってきました、

◆ワクチン接種、2回目接種完了者が全国民の55.8%

首相官邸HPのワクチン関連情報、休日でも更新されるようになりました、
(24日(日)付けで更新!!)

一歩前進、そう、日々の情報は休日関係なしに更新されるのが良いと思います、

2回目完了が全世代で55.8%、高齢者で88.8%まで拡がっています、
(首相官邸HPから転載)

(8月15日まで) 1029万回
(8月22日まで)  840万回
(8月30日まで)  911万回
(9月6日まで)    827万回
(9月13日まで)  862万回
(9月17日まで)  557万回 ※14~17日の5日分のみ、連休のため発表が遅れています
(9月24日まで)  668万回 ※7日間の数字

ここに来て、1日@100万回を少し切りました

ワクチン接種拒否岩盤層に突き当たっても、突き破って欲しいです、

世界のワクチン接種状況を観ると、


(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載) 

日本は米国を抜き、フランス、ドイツ、英国に迫る勢いです、

まずまずの成果と評価しましょう、

◆10代への感染拡大は?

先々週(9月20日まで)、

先週(9月26日まで)、

10代以下の感染者(学校と家庭の感染連鎖)に大きな変化はありません

学校が始まっても人流が増えても感染は拡大しない

う~ん、なぜだろう?

やはり『COVID-19の生存戦略』説が気になります

◆なぜ減少に転じたのか?やはりよく分らないようです

一時は制御不能とまで表現された第5波がなぜ減少に転じたのか?

やはり、よく分らないようです、

この1週間、ここに関する目新しい情報はありませんでした、

上記のように学生間の流行が始まっている兆候も今のところ無し
(結論を出すには時期尚早、もう少し様子を観ますが)

以下の要因が複合的に働いた?というのが現状の見解です、

・感染防止の基本動作(マスク・消毒・3密回避)、
・緊急事態宣言(人流抑制・飲食店規制)
・天候要因(長雨による外出減少・気温低下による室内開放など)
・ワクチン接種の進捗(これは唯一有効エビデンス有り)
・第5波の強烈さに対しての恐怖心での自粛

しかし、もう一つ語られている要因が『COVID-19の生存戦略』です、
(このBlogでは『COVID-19の忖度』と書いてきました)

宿主を根絶やしにしたくないCOVID-19が感染流行を自ら一定の範囲に留めて、

一旦は流行を収めて、一定の期間後にまた流行させる

という生存戦略を採っているのではないか?と云う考え方です、

ちょっと荒唐無稽のようにも聞こえますが、ワタシ個人としてはこの可能性もあると考えています

『COVID-19の生存戦略』は生物学的にもとっても正しいです、

人間以外の生物は無意味な殺生はしません

先週も書いたように世界中の感染流行の波形は近似しています、

距離も離れているし、コロナ対策も違う、人種風土なども違う世界各国で似たような波形の流行が繰り返し起こる、

これもまた、現状ではたしかに説明不能の現象です、

◆第6波は必ず来ます

『COVID-19の生存戦略』が正しいかどうかは別にしても、第6波は必ず来ます

これは間違いないと確信しています、
(もし、このままコロナ禍が終息するならそれはそれで大歓迎ですが)

第4波から第5波の再拡大への期間を参考にすると、

緊急事態宣言が解除されて、陽性率2%程度の底の期間が4週間ほど続きます、

平穏な期間は、前後の減少開始期/増加開始期を含めて7~8週間=約2カ月というところでした、

これに倣うとすると、10月20日頃までが底の期間

それ以降は陽性率が再び上昇に転じ、11月中頃からは再び感染拡大期に入る可能性があります、

もちろん、今まで以上に基本的な感染防止策(3密回避・消毒・マスク・人流抑制)を施して、これを食い止めていくのですが、

それでも第6波が来ることを前提に、より強固な医療体制をこの6~7週間で構築することが肝要です、

◆医療体制の抜本的な改革強化がもっとも重要な施策です

次の騎兵隊、特効薬が出来るまでは、

医療の受け皿を強化して、感染拡大期でもすべての感染者が適切な治療を受けられる

そんな状態を作り出すのがもっとも理に適った戦略です、

ロックダウンによる強硬策も一部の政治家が模索していますが、

コロナのこと96でも書いたように、中国のような独裁国家でないと効果的なロックダウンの実現は難しいです、
(欧州はロックダウンでの封じ込めには失敗)

共存戦略=経済とコロナ対策の両輪で前に進むしかないのが実情です、

その場合の社会の保護柵(セーフティネット)が医療体制です、

従来のような各病院のコロナ病床を少しずつ増やしていくという戦略では間に合わない、

現状の医療の枠組みにとらわれない発想と実行力が必要です、

大阪府の野戦病院構想、まだまだ工夫が必要です、

東京都では、既存病院のコロナ専門病院への転換も始まりました、これは効果的かも、

愛知県の入院前待機ステーションの設置

宿泊療養施設の医療能力向上、パート医療従事者の確保など

現状の枠組みの強化では無く、今まで無かったモノ/仕組みを作っていく

これが経済とコロナを両輪で回すための必要条件です、

厚労省が各都道府県に指示を出したようですが、国レベルでも具体的な仕組み造りが期待されます、

さて、今週は次の首相が決まるようです、

経済や外交、温暖化対策、福祉やジェンダー平等、課題は山積していますが、

誰が首相になってもCOVID-19対策が喫緊の課題であることに異論は無いでしょう、

そんとこ、ひとつヨロシクお願いします、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事97~全国の陽性率は5.4%、全国でピークアウト、死者は増大、重症者は減少入口、ウイズコロナへの次の騎兵隊は?

2021年09月21日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事97~全国の陽性率は5.4%、全国でピークアウト、死者は増大、重症者は減少入口、ウイズコロナへの次の騎兵隊は?

【今週のまとめ】

先週の全国の陽性率は5.8%、やっと安全水域に近づいてきました、

全国的にはピークアウト期、

しかし、死者は累計17,000人超え、重症者数は減少期の入口、

ワクチン2回完了は全国民の53%

9月30日までの緊急事態宣言はどうなる?

感染者がなぜ減ったかは、、、分らない!?

ウイズコロナへの次の騎兵隊は?


◆陽性率は5.8%、安全水域までもう一息

検査数71万回で陽性者は40%減4万人強、十分確証のある減少傾向

来週は4台?安全水域の2%くらいまでしっかり下がって欲しいです、


                   陽性率  検査数  新規陽性者数
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日   4.1% 474414   19742人  
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
(厚労省HP日報から算出)

◆全国的にはピークアウト期、死亡者は増大、重症者数はピーク

第5波もやっと収まりつつあります

33

しかし、とても多くの方が亡くなられました

ゼロコロナが無い以上、医療体制の抜本的改善がもっとも有効なコロナ対策であることは明白です、

重症者数は未だ非常に高いレベルながら減少に転じようとしています、

◆ワクチン接種、2回目接種完了者が全国民の53%を越えました

連休で発表が遅れている首相官邸HPのワクチン関連情報、

これはこれでなんとかならないんでしょうか?

全国の医療機関も休むから仕方ないのか?

2回目完了が全世代で53.1%、高齢者で88.4%まで拡がっています、
(首相官邸HPから転載)

全国民の接種レベルは相当進みました、

すべての年代において接種促進の工夫を継続して欲しいです、

(8月15日まで) 1029万回
(8月22日まで)  840万回
(8月30日まで)  911万回
(9月6日まで)    827万回
(9月13日まで)  862万回
(9月17日まで)  557万回 ※14~17日の5日分のみ、連休のため発表が遅れています

5日間の集計ですが、1日@100万回接種以上のペースはキープ

ワクチン接種完了段階別の10万人当り感染者数、

ワクチンの効果が観てとれるデータです、
(首相官邸HPから転載・9/8~10の数字)

◆10代への感染拡大は?

先々週(9月13日まで)、

先週(9月20日まで)、

いまのところ、極端な10代以下の感染者増加(学校と家庭の感染連鎖)はなく、あまり変化無し、

このデータは当面注視していきます、

◆なぜ減少に転じたのか?は実はよく分っていません

一時は制御不能とまで表現された第5波もやっと一段落しそうです、

減少傾向は顕著で、ピークが大きかった分?減少スピードも速いです、

当たり前のことですが、なぜ減少に転じたのか?知りたい、でも、、、

実は『なぜ減少に転じたのか?正確なところは分らない』というのが現実です、

尾見さんは「要因は複合的」と仰っています、ま、そういうことでしょうね、

実は、これが決め手という施策は無かった、

・感染防止の基本動作(マスク・消毒・3密回避)、
・緊急事態宣言(人流抑制・飲食店規制)
・天候要因(長雨による外出減少・気温低下による室内開放など)
・ワクチン接種の進捗(これは唯一有効エビデンス有り)
・第5波の強烈さに対しての恐怖心での自粛

などなど、行なわれた施策すべてが少しずつ作用したのではないか?というのが今のところの分析、

合わせ技1本!!

うむ、なんとも難しいCOVID-19との戦い方、

◆COVID-19の忖度か?第6波は必ず来ます

ただ、1つだけ毛色の違う要因がささやかれています、

『COVID-19の自己抑制』、『COVID-19生存戦略』

独酌酔言的には『COVID-19の忖度』と書いてきたモノです、

つまり、COVID-19は今や世界中に多数生存している“ヒト”を宿主にして大いに勢力を拡大しているわけですが、

宿主を全滅させてしまったのでは自らの種も絶滅するかもしれない、

なので『適度に流行~衰退を繰り返しながら種の保存を図る』という生存戦略を持っているのでは無いか?という説です、

云わば『COVID-19にヒトへの忖度』、

これは決して荒唐無稽なお話では無く、過去の疫病でも現実に起こっていることで、今回も可能性は十分にあると考えます、

興味深いデータを1つ、これはまだ正しいかどうかは分りませんが、

こちらを参考にしました ⇒ 、

世界(ここでは米国)と日本の増減傾向(山と谷)が相似している、との見立てです、

距離も離れているし、コロナ対策も違う、人種風土なども違う世界各国で似たような波形の流行が繰り返し起こる

たしかに『COVID-19の生存戦略』と云いたくなるような、説明不能の現象です、

しかし、この『COVID-19の生存戦略』は生物学的にはとっても正しい様な気がします、

すべての生物は種の保存のために必要な排他的行動を取ります、しかし、必要以上の排他的行動は取らない、

唯一、“ヒト”だけが自らの際限の無い欲望を叶えるために『自らの種をも滅ぼすような行動』を取ります

いつか『COVID-19の忖度』に感謝する日が来るかもしれません、



とにかく、もし『COVID-19の生存戦略』があるなら第6波は必ず来ます

2020年の例でも夏の流行が一旦収まり、11月頃から陽性率が上昇に転じ新年に第3波が来ました、

◆さて、緊急事態宣言は9月末で解除されるでしょう

この3週間、『緊急事態宣言・まん延防止措置は解除しても良いと書いてきました、

もちろん以下の条件付で、

① 新規感染者数がこのまま減少傾向にあること
② 病床・医療体制が確保、すべての感染者が入院・治療保証されること
③ ワクチン接種が進んでいること

②医療体制の抜本的な強化のまだ不安があるものの、

そろそろ勇気を持ってウイズコロナの施策を打っいくべきだと考えます、

②については、

すべての感染者が相応の治療が受けられる病床と医療従事者の確保を引き続き進めてくださいませ、

政府・自治体はもっと人モノ金をここに投入すべきと考えます、

現実に人流はもう増え始めています、国民の我慢もソロソロ限界

民主国家での長期の規制は難しい、ましてやロックダウンなど出来ない、

ここはハッキリとウイズコロナに舵を切る時期だと考えます、

◆新しいフェイズはウイズコロナ(共存戦略)しかない

先週書いたように、民主国家ではCOVID-19を完全に封じ込めるのは不可能、

ならば、次の新しいフェイズはウイズコロナ:共存戦略しかありません

そして、おそらく第6波は必ず来る、それを迎え撃つのは、

新しいフェイズの第1歩、『ワクチン・検査パッケージ』、

9月末で緊急事態宣言を解除して、

ワクチン接種・医療体制の拡充と平行して規制の緩和を行なう、

そして、ウイズコロナの新しい世界(は大袈裟か)のイメージを早急に作っていく、

具体的に国民がどう動くのが良くて、何をしてはいけないのか?

ウイズコロナの戦略をしっかり示すのが次のリーダーの仕事です、

◆期待の新人、次の騎兵隊は治療薬!?

とはいえ、できれば新しい対抗手段が欲しい、期待の新人、次の騎兵隊

前述の複合要因以外の新しい対抗手段、それはやはり治療薬です、

すでに「抗体カクテル療法」(詳しくはこちら)は相当活用されていますし、在宅療養者への往診投与や宿泊療養者への投与も始まっています、

現在、すでに国内で承認されている治療薬はこちら、

これに加えて、軽症者への経口治療薬の開発も進んでいます

特効薬ではありませんが、謂わば風邪薬、自宅で飲んで症状を軽減できるお薬が開発中です、

経口治療薬が承認されてくると、COVID-19も風邪やインフルエンザのような扱いに変わっていくかもしれません、

おそらく2022年には後半には経口治療薬も登場するのでは無いでしょうか?

尾見さんも仰っています、COVID-19との闘いはあと数年はかかると、そうだと思います、

ならば、現状の規制=ゼロコロナ戦略では無く、

ウイズコロナ:共存戦略の姿形を少しずつ造っていくのが、結局は一番の近道かもしれません、




なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事96~全国の陽性率は9.3%と続落、全国でピークアウト、医療逼迫は続く、COVID-19との共存とは?

2021年09月14日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事96~全国の陽性率は9.3%と続落、全国でピークアウト、医療逼迫は続く、COVID-19との共存とは?

【今週のまとめ】

先週の全国の陽性率は9.3%と続落

全国的にはピークアウト期に入りました、

しかし全国の重症者数はピーク、医療現場の逼迫は続きます、

ワクチン2回完了は全国民の50%を越えました

9月30日までに延長された緊急事態宣言、

これからの17日間はもっとも重要な17日間になるかも、

民主国家でのロックダウンは効果無し

対COVID-19戦略の新たなフェイズは共存、「ワクチン・検査パッケージ」



◆陽性率は9.3%、なんとか安全水域が見えてきました

検査数10%減、陽性者は40%減と減少傾向が顕著に、

来週もこの傾向が続き漸減すると考えますが、問題はどこまで下がるのか?です、

6月頃の2%くらいまでしっかり下がって欲しいです、

そういう意味では、あと17日間の緊急事態宣言期間は非常に重要です、

これまでの経験から、一定の期間後にCOVID-19がまた勢力を盛り返す可能性が高いです、

でも、ワクチン接種の進捗という新たなプラス要因がいよいよチカラを発揮する領域に入ってきました、

この17日間で『ワクチン接種進捗+緊急事態宣言』で今まで以上にCOVID-19を押さえ込めるかもしれません

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日   4.1% 474414   19742人  
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
(厚労省HP日報から算出)

◆全国的にはピークアウト期に入りましたが、重症者数は高いレベル

最悪の状況だった沖縄を含め全国的にピークアウト期に入りました、

しかし、重症者数は未だ非常に高いレベルで推移しています、

自宅療養者が最大になった大阪、

先週はその大阪で10代男性(既往症あり)が亡くなるというショッキングなニュースが流れました、

まだまだ医療体制は感染爆発に追いついていない

自宅療養者は全国で12万人に迫る勢い

重症者をもれなく救うのはもちろん、

自宅療養者、宿泊療養者へのより手厚い対応が必要です、

◆ワクチン接種、2回目接種完了者が全国民の50%を越えました

2回目完了率が全世代で50.9%、高齢者で88.0%まで拡がっています、
(首相官邸HPから転載)

全国民の接種レベルはワクチン先行国の米国に迫る勢いです、
(米国は保守層でのワクチン接種拒否者が多い、トランプさんの影響です)

国内では接種の進捗スピードも維持

(8月15日まで) 1029万回
(8月22日まで)  840万回
(8月30日まで)  911万回
(9月6日まで)    827万回
(9月13日まで)  862万回

先週も1日@100万回接種以上のペースで進んでいます、

このままどんどん進んで欲しいです、

ワクチン接種完了段階別の10万人当り感染者数を観ると、あきらかに90%程度の感染減少が観れます、
(首相官邸HPから転載・9/1~3の数字)

これがCOVID-19との共存戦略の1つの根拠になる数字です、

◆新学期が始まり10代への感染拡大は

新学期が始まった9月、

10代以下の感染者の増加を心配しています、

先々週、

先週、

極端な10代以下の感染者増加(学校と家庭の感染連鎖)はまだ観てとれません

このデータは来週も注視していきます、


◆さて、緊急事態宣言は9月末で解除されるでしょう

この2週、独酌酔言的な提案として、

『緊急事態宣言・まん延防止措置は解除しても良い』と書いてきました、

もちろん以下の条件付で、

絶対条件は2つ、

②  新規感染者数がこのまま減少傾向にあること
② 病床・医療体制が確保、すべての感染者が入院・治療保証されること

さらに期待値が上がってきた、

③ワクチン接種が進んでいること

これがやっと2回接種完了率が50%を越えて、具体的な効果が見えてくるかもしれないレベルに到達してきました、
(もちろんまだまだ接種率は上げる必要があります、接種率80%が目標かな)

ワクチン接種拒否岩盤層を少しずつ懐柔していくしかありません、

① と③は確認・達成出来てきました、

あとは②医療体制の抜本的な強化です、まだまだやれることはあります、

すべての重症者が相応の治療が受けられる病床と医療従事者の確保はもちろん、

自治体での重症者専用施設(大阪コロナ重症センターの例)の立ち上げも進んでいます、

宿泊療養施設の拡大と自宅療養者の引き上げシステムの確立、

自宅療養者への医療(訪問医療・訪問治療・カクテル療法自宅投薬など)の拡充など、

政府・自治体がもっとも人モノ金を投入すべきはここだと考えます、

◆民主国家ではロックダウンは効果無し

政府自民党は総裁選対応で躍起になっています、ま、これが政治、

そんな中、総裁候補の高市さんがロックダウン法の整備を政策目標に上げていました、

さらに高市さんは、一昨日の北朝鮮巡航ミサイル発射を受けて、

巡航ミサイル装備、敵基地攻撃能力の保持と、敵対的行動での問題解決を目指すべきと発言、

防衛論はここでは深掘りしませんが、

対COVID-19戦略でも、もはや敵対的行動でCOVID-19を封じ込めるのは無理だと考えます、

一定のロックダウンを行なった英国やEUでも結局は感染再拡大

民主国家でのロックダウンは決定的な効果を発揮できていません

結局、民主国家はCOVID-19との共存戦略を選択しています、

COVID-19対策と経済を両輪で回すという考え方です、

しかし、中国だけは徹底したロックダウンで封じ込めに成功しています、
(この夏、一旦感染者が増えましたが8月23日に再び新規感染者ゼロに!!凄い!!)

おそらく、自治体境・都市境を完全に封鎖、市民生活を一定期間徹底的に規制することで封じ込めています、

このようなロックダウンは民主国家では不可能です、欧米でも出来ませんでした、

1党独裁国家でしかロックダウンは機能しないと思われます、

高市さんはこの現状を理解されていない、

というより、勇猛果敢な敵対行動がお好きな政治家ですね、野獣派、

スポーツなら長所ですが、政治家としては短所です、

◆新しいフェイズは共存戦略しかない

民主国家ではCOVID-19を完全に封じ込めるのは不可能、

ならば、次の新しいフェイズは共存戦略しかありません

新しいフェイズの第1歩、『ワクチン・検査パッケージ』

『ワクチン・検査パッケージ』の内容が少し詳細になってきました、

こういうことですね、

これはまだ骨格のみ、

これから国民的議論が必要というのが尾見さんや西村さんの説明です、

9月末で緊急事態宣言を解除するのが妥当と考えています、

その後の新しい世界(は大袈裟か)のイメージを早急に作っていく

そして、具体的に国民がどう動くのが良くて、何をしてはいけないのか?

これをしっかり示すことが今は肝要と考えます、

◆以下は先週と同じ内容:「ワクチン・検査パッケージ」の説明

ワクチン接種率と緊急事態宣言との関係について、

上の段のワクチン接種率=60代以上で90%、40代から50代で80%、20代から30代で75%が接種した場合には、

感染予防基本動作(マスク・消毒・3密回避)のみでOK!

緊急事態宣言を出す必要は無い!!という考え方がベースです、

ところが若年層ほどワクチン接種に消極的な傾向にあるので、

現実的な数字としては下段の数字程度ではないか、というのが分科会の予測、

そこで、この下段の接種率程度でワクチン接種が停滞した場合に、

ワクチン接種や検査により感染リスクが低いことが確認された人に限って、

限定的に日常生活を緩和しても良いのでは、というのが『ワクチン・検査パッケージ』です、

ワクチン接種がある程度進むと、緩和できる日常生活が上段、

緩和するのはちょっと未だかな?というのが下段です、

さて、あと17日間、なんとか我慢して乗り切った後に、どんな世界が待ち受けているのか

次期首相が国民に訴えるべき最初の案件です、

どなたが首相になるにせよ、冷静に的確に素早く対COVID-19戦略を提示し、

COVID-19と共存する新しい世界がどんな世界なのかを国民にしっかり説明して欲しいです、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事95~全国の陽性率は13.4%漸減、全国で医療逼迫は続く、首都圏はピークアウト半ば、新学期始まる、緊急事態宣言は延長?

2021年09月07日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事95~全国の陽性率は13.4%漸減、全国で医療逼迫は続く、首都圏はピークアウト半ば、新学期始まる、緊急事態宣言は延長?

【今週のまとめ】

先週の全国の陽性率は13.4%と漸減

全国的にはピークを迎えた感じ、首都圏はあきらかに感染拡大のピークを越えた模様、

全国の重症者数はピークを迎えています、医療逼迫、今が踏ん張りところ、

中京圏の感染はピーク、関西圏はピークアウトの兆し、

ワクチン接種は国民のほぼ半数が2回目完了

9月12日までの緊急事態宣言は残念ながら延長か?

対COVID-19戦略の新たなフェイズへの転換はまだ準備不足、

病床確保、医療体制の抜本的強化を急ぐべし

そして『ワクチン・検査パッケージ』構想、やっと具体的な施策が出てきた、

菅さんは退陣、ありゃ、次の総理は?

◆陽性率は13.4%、漸減傾向が観てとれます

検査数が微減、それで陽性率も低下している、

これは実際に陽性者が減ってきていると観て大丈夫かと考えます、

WHOが昨年示した数値なので、現状で有効な指標かどうか判然としないのですが、

一応、“陽性率が12%以上だと、検査数が十分ではない可能性がある”という目安で考えると、

来週は12%を切ってくれると嬉しいのですが、、、


                   陽性率  検査数  新規陽性者数
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日   4.1% 474414   19742人  
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
(厚労省HP日報から算出)

◆全国的にはピーク~ピークアウトの入口

千葉県の減少傾向が弱いですが、首都圏は概ねピークアウトに入ったと考えます、

関西圏はピークを迎え、ピークアウトに向かう兆候が見られます、

それでも大阪は9月1日に最多を更新(3004人)、油断出来ません、

中京圏もやや遅れてピークを迎えた感じ、来週減少に転じるか?

沖縄もやっと、という感じで減り始めています、

人口比からの予測ピーク(東京都を100として)

東京都 1400万人  5773人(8月13日)
          人口    人口比 予測ピーク これまでのピーク
神奈川県  925万人  66.1 3816人 2878人(8月20日)
千葉県   628万人  44.9 2592人 1778人(8月20日)
埼玉県   735万人  52.5 3031人 2169人(8月19日)
大阪府   884万人  63.1 3643人 3004人(9月1日)
愛知県   753万人  53.8 3106人 2347人(8月27日)
沖縄県   145万人  10.4   600人  809人(8月25日)

先週は大阪だけが過去最多を更新(9月1日)しましたが、全国的にはピークアウトの入口にさしかかっています、

重症者数もピークを迎えています、

今少しの踏ん張りです、医療現場はホントに良く頑張っておられます、感謝、

◆ピークアウトの要員は?

全国的にピークを迎えた今回の感染拡大、このままピークアウトして欲しいのですが、

感染者減少の原因はなんだろう

先週書いた疑問の答えはどこからも出ていません、

こういう分析はずいぶん時間が経ってから出てくる、評価されるのが通常、

でも、それでは科学の貢献度合いは少ない、遅い、

いま、誰かが評価してくれると嬉しいのですが、

感染予防の基本動作(マスク・消毒・3密回避)が効いたのか?

緊急事態宣言・まん延防止措置の効果か?

ワクチン接種進捗の影響か?

それとも、COVID-19の自制心が働いたのか?

おそらくはすべての合わせ技か

ここのメカニズムが分ると出口戦略が立てやすいと思うのです、

◆ワクチン接種、国民のほぼ半数が2回目を完了

(首相官邸HPから転載)

2回目完了率が全世代で47.9%、高齢者で87.2%、

(8月15日まで)1029万回
(8月22日まで)840万回、
(8月30日まで)911万回、
(9月6日まで)827万回

なんとか、1日@100万回接種以上のペースで進んでいます、

このまま接種は進んで欲しいです、

高齢者への接種に一定の目処がつき、

接種現場は働き盛りの方、新学期が始まる学生への接種へとシフトしています、

と同時に新学期が始まった9月、

日数は未だ少ないですが9月に入って10代以下の感染者の増加傾向が観てとれます、

新学期が始まり、これからさらに小学生や園児と行った低年齢層の感染拡大が危惧されています、

ちなみに、8月の東京の新規感染者の内、4人に1人が家庭内感染です

これから家庭~児童~学校~児童~家庭という感染リンクが多くなるかもしれません、

10代へのワクチン接種も急がねばなりません
(子供への接種に関しては、より慎重であるべきですが、今のところワクチンに重大な被害はまだ報告されていません)

◆ワクチン効果のエビデンスも出てきました

9月2日、国立感染症センターが国内のワクチン接種の効果について一定のお墨付きを出しました

コロナワクチン“2回接種の有効性90%以上”という主旨の発表です、

概ね、これまで海外で確認された結果と似た結論ですね、

ますます巧妙化している“反ワクチン フェイクニュース”

遺伝子操作、流産不妊化、COVID-19への感染、etc、

こんな荒唐無稽な物語を無責任に発信する人が多い中、

こういうエビデンスのあるワクチン効果の情報発信はとても貴重で大切です、

◆デルタ株~ラムダ株~そして、ミュー株も登場

変異を続けるCOVID-19、

COVID-19の利口で狡猾な点、とにかくどんどん変異していきます

有効な変異(人にとっては有害な変異)かどうかは関係なく、とにかくたくさん変異します、

その中で、COVID-19の生存に有利な(人にとっては感染力が強い)株だけが生き残っていきます

ダーウィンの進化論を地でいくCOVID-19の変異、易しい相手ではありません、

南米ペルー由来のラムダ株に続き、コロンビア由来のミュー株も国内で確認されています、

6月にはすでに検疫で確認されていたとか、

これらの変異株の実力はまだ未確認です、

しかし、なぜ2カ月以上経った今頃発表されるのか

ま、分析に時間が掛かるのなら仕方ないですが、情報共有が出来ていなかったのであれば反省点です、

◆さて、緊急事態宣言・まん延防止措置は延長?解除?

これまでの感染対応の3本の矢=

① ワクチン
② 感染予防基本動作(マスク・消毒・3密回避)
③ 緊急事態宣言(酒類販売抑制)

これだけでは、一時制御不能状態に陥ってしまった国内の感染爆発ですが、

なにが効いたのかは判然としませんが、とにかく全国的にピークアウトの入口にさしかかっています、

そして迎える9月12日、

緊急事態宣言・まん延防止措置はまたもや延長されるのか?それとも解除されるのか?

先週、独酌酔言的な提案として、

『緊急事態宣言・まん延防止措置は解除しても良い』と書きました、

もちろん以下の条件付で、

絶対条件は2つ、

① 新規感染者数がこのまま減少傾向にあること
② 病床・医療体制が確保、入院保証されること

さらにワクチン接種が進んでいるのが前提になります、

減少の原因は不明ではありますが、①は確認出来ます、

ワクチン接種も一応進んでいます、

しかし、緊急事態宣言は延長の方向で調整されているようです、

これは、やはりまだ②が出来ていないから、ということになると思います、

ここをしっかりやるのが政治の最優先課題だと思うのですが、、、残念、

延長は2週間程度、という噂も、、、

小出し小出しの戦力の逐次投入、もっとも負けパターンの戦術のようにも見えますが、

現状では同じ事の繰り返し、一旦低めに押さえ込んでも、また再拡大するのは避けられない、

ワクチン接種がある程度進み、医療体制が抜本的に強化し

一定の社会経済活動を開放していかなければ、出口(新たな対COVID-19との共存フェイズ)が見えてきません、

◆最優先は病床数のさらなる確保と医療人員の確保

とにかく、抜本的な医療体制の構造改革をやらない限り

ワクチン接種が進んでも、感染拡大が一旦下火になっても、

COVID-19との新たな向き合い、新しいフェイズには入れません

すべての感染者に医療が行き渡る体制、これが必要です、

今、政府や自治体がやるべきことは「病床数の確保」と「医療人員の確保」です、

そのためには国を挙げての医療体制の格段の充実、今までの枠組みにとらわれない新たな仕組み作りが総理の仕事です、

仕事なんだからやりきってもらわないと困ります、

が、、、その菅さんは退陣を表明、、、ありゃ、、、いきなりの退場です、

次の総理には、ここのところをしっかりと取り組んで欲しいです、

そして、2022年には対COVID-19との新しい向き合い方、新しいフェイズ、COVID-19との共存フェイズに入って欲しいです、

◆新しいフェイズの第1歩、『ワクチン・検査パッケージ』

尾見さんが9月3日に『ワクチン・検査パッケージ』の考え方を発表しました

これはCOVID-19との共存フェイズの一例です、

まずは「ワクチン・検査パッケージ」とは?の説明ですね、

説明の順序はこちらから行きますか、

ワクチン接種率と緊急事態宣言との関係について、

上の段のワクチン接種率=60代以上で90%、40代から50代で80%、20代から30代で75%が接種した場合には、

感染予防基本動作(マスク・消毒・3密回避)のみでOK

緊急事態宣言を出す必要は無い!!という考え方がベースです、

ところが若年層ほどワクチン接種に消極的な傾向にあるので、

現実的な数字としては下段の数字程度ではないか、というのが分科会の予測

そこで、この下段の接種率程度でワクチン接種が停滞した場合に、

ワクチン接種や検査により感染リスクが低いことが確認された人に限って

限定的に日常生活を緩和しても良いのでは、というのが『ワクチン・検査パッケージ』です、

ワクチン接種がある程度進むと、緩和できる日常生活が上段、

緩和するのはちょっと未だかな?というのが下段です、

あまり大きな緩和内容ではないなあ~、というのが正直な感想、

ワタシはもっと緩和すべきだと思いますが(医療の充実という条件付きで)

でもね、大切なのはこういう具体的な“新しいフェイズ”の姿カタチを初めて示したことでしょう、

COVID-19を完全に排除することは当面不可能

ならば、COVID-19と共存する新しい生活のカタチを模索しなければ仕方がない、

是非もあり、今後の議論が必要ですが、こういう発想が新しいフェイズの1例です、

『全力を尽くしてとにかく押さえ込む!!』という戦略はもう成功の予感がしません

COVID-19を(短期的に)絶滅させるのは無理!!

COVID-19との共存戦略を具体的に立案すべきです、

それが出来そうなのは???

次の総理には河野さんの前評判が高いようですが、ワクチン担当大臣になった当初、

“ワクチン輸入担当大臣”と勘違いされていたようで、

接種のガイドラインや大規模接種方法の立案が遅れたという実績を観ると、

彼もまた、戦略立案が不得意な人物では無いかと恐れています、

◆マスクを外せる日は・・・は、間違っていました、スイマセン

最後に一応ルーティーンなので、いつマスクを外せるのか?数式を掲載しておきます
(実はマスクは外せないんですが、、、それは最後に書いています)

1日@100万回接種、接種目標を全国民の80%に設定します

8月30日までの総接種回数約1億2742万回、
仮に80%の人が接種完了でマスクが外せるとすると、

(必要接種数) 1億2536万人×0.8×2回接種=2億57万回の接種が必要

(1日の接種数) 仮に今後の1日接種平均回数を100万回と仮定すると

(2億57万回-1億3569万回接種済)÷1日100万回接種=65日

今日(9月6日)から65日後は、、、2021年11月9日です、

この時期にワクチン接種がどれくらい進んでいるか?

でも、『ワクチン・検査パッケージ』が適用されても、前述の通りマスクは取れないのです、

この項のタイトルは間違っていました、スイマセン

先に日常生活規制の緩和があります、感染予防基本動作は継続して必要、との専門家の意見です、

基本動作(マスク・消毒・3密回避)が緩和されるのは2022年春頃かな、、、

同窓会とかもまだまだ無理みたいですね、

ワタシ、幹事なのですが、、、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事94~全国の陽性率は16.8%!全国で医療逼迫、首都圏はピークアウトの兆し、緊急事態宣言・まん延防止措置は延長か?解除か?

2021年08月31日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事94~全国の陽性率は16.8%!全国で医療逼迫、首都圏はピークアウトの兆し、緊急事態宣言・まん延防止措置は延長か?解除か?

【今週のまとめ】

先週の全国の陽性率は高値維持16.8%

高い数値で移動しているので、これくらいの変化ではピークを過ぎたのかどうか?は分りません
(すべての感染者を追い切れていない可能性が高いです)

全国の重症者数も過去最高を更新、

医療環境はもうしばらく逼迫した状態が続きます、

が、東京はピークアウトの兆しあり、周辺3県もピークを過ぎたか?

中京圏の感染爆発はピークに、

関西圏はまだ危険水域ですが、やや拡大鈍化傾向、

モデルナワクチンで異物混入、

病床増加への施策、新治療法、

9月12日までの緊急事態宣言、延長か?解除か?

対COVID-19戦略の新たなフェーズへ、

病床増加への試み、新治療法、

◆陽性率は16.8%、やや減少も高いレベルなのでなんとも云えません

先週の陽性率は16.8%とまだまだ高いレベル

先々週の18.3%からはやや低下しましたが、これが減少傾向の兆しかというと、

これはまだなんとも云えない、ということになります、

WHOが昨年示した数値なので、現状で有効な指標かどうか判然としないのですが、

一応、“陽性率が12%以上だと、検査数が十分ではない可能性がある”という目安で考えると。

18.3%と16.6%の差は余り意味が無い、ということになります、

検査が感染拡大に追いついていない状況、

実際にはもっとたくさんの感染者がいる可能性がある危険ゾーンです、

実際、1週間の新規感染者数は過去最高の15万6931人

7月最終週(~8月1日まで)の6万1157人の倍以上、

6月最終週(~6月27日まで)の1万457人の15倍!!

8月は完全な感染爆発でした、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5%  659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753   13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日   4.1% 474414   19742人  
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
(厚労省HP日報から算出)

◆東京と周辺3県はピークアウトの様相、油断しないでこのままいきましょう

すべての都道府県で新規感染者数過去最多を更新した先々週、

そして、先週は東京都でピークアウトの様子が観て取れます

周辺の3県もやや遅れて同様の傾向です、

なぜ減少傾向にあるのか?詳細な要因はまだ誰にも分りません

とにかく、一旦はこのまま感染減少に転じてほしいものです、

◆関西圏はまだまだ危険水域です

大阪府は8月26日に過去最高の2829人の感染者数を記録、

京都府も8月26日に605人で過去最高に、

感染拡大は継続中、まだまだ危険水域、病床も逼迫しています、

でも、少し踊り場にいるような感じです、このまま減少に転じれば良いのですが、

◆中京圏は感染爆発中ですが

先週、急速に感染爆発が起こった愛知・三重・岐阜の3県、

仮想ピークまではまだ差があるので油断出来ませんが、

感染拡大はやや鈍化、仮想ピークまで達する可能性は低くなってきました、

人口比からの予測ピーク(東京都を100として)

東京都 1400万人  5773人(8月13日)
          人口    人口比 予測ピーク これまでのピーク
神奈川県  925万人  66.1 3816人 2878人(8月20日)
千葉県   628万人  44.9 2592人 1778人(8月20日)
埼玉県   735万人  52.5 3031人 2169人(8月19日)
大阪府   884万人  63.1 3643人 2829人(8月26日)
愛知県   753万人  53.8 3106人 2347人(8月27日)
沖縄県   145万人  10.4   600人  809人(8月25日)

沖縄だけが東京の感染レベルを上回り、過去最多も先週8月25日また更新しました、

国内でもっとも危険な状態が続きます、

◆9月12日までの緊急事態宣言・まん延防止措置、解除か?延長か?

先週書きました、

現状の緊急事態宣言・まん延防止措置では効果が無い(薄い)、、、

でも、東京都の感染拡大はピークを迎えたように観えます、

なぜだろう?感染者減少の原因はなんだろう?

感染予防の基本動作(マスク・消毒・3密回避)が効いたのか?

緊急事態宣言・まん延防止措置の効果か?

ワクチン接種進捗の影響か?

それとも、COVID-19の自制心が働いたのか?

まだ、誰にも分りません、

でも、緊急事態宣言・まん延防止措置は9月12日で解除される可能性があります、

その理由は、、、最後の方で書きます、

◆ワクチン接種、スピードは鈍化も新たなラインも出来て進行中

(首相官邸HPから転載)

(8月15日まで)1029万回
(8月22日まで)840万回、
先週は911万回、ま、だいたいこんな感じでワクチン接種は粛々と進んでいます
※今日の数値は30日までの8日間、首相官邸の発表スケジュールが少し発表が早まりました

高齢者への接種に一定の目処がつき、

接種現場は働き盛りの方、新学期が始まる学生への接種へとシフトしています、

鈍化要因、、、

“接種拒否岩盤層”ファイザー・モデルナ製ワクチンの品薄感

さらにモデルナ製ワクチンの相次ぐ異物混入
※健康被害はないようですが、これでまたワクチン接種拒否岩盤層が増えそうです

プラス要因、、、

先週書いた、アストラゼネカ製のワクチンの国内接種開始、

新学期を迎える学生向けの新しい接種ライン、少々混乱していますが渋谷の予約無し接種の開始、など

ワクチン接種促進のためにあの手この手を動員中です、

パラリンピックが終わる前に始まる新学期、

こうしてみると、人の生活っていろんなイベントで彩られているんだと実感、

平時ならそれ毎にいろんな楽しみや幸せがそこにあるはずなのに、、、

◆強力な変異株とヒトの叡智のせめぎ合い

ワクチンの効果への疑問、3回目接種の可能性、ワクチン効果の継続期間

いろんな不安要素を抱えながら、ヒトの叡智も少しずつ進歩しています、

導入され始めた抗体カクテル療法

先週は「ネーザルハイフロー」という新療法も紹介されていました、

かたや、変異を続けるCOVID-19

デルタ株からの新たな変異も確認されています、その能力は未確認、

COVID-19の狡猾な点、とにかくどんどん変異していきます、

有効な変異(人にとっては有害な変異)かどうかは関係なく、とにかく変異します、

その中で、生存に有利な(人にとっては感染力が強い)株だけが生き残っていきます

ダーウィンの進化論を地でいくCOVID-19の変異、易しい相手ではありません、

◆さて、緊急事態宣言・まん延防止措置は延長?解除?

これまでの感染対応の3本の矢=

① ワクチン
② 感染予防基本動作(マスク・消毒・3密回避)
③ 緊急事態宣言(酒類販売抑制)

これだけでは、一時制御不能だったCOVID-19

現状のこの対策でもたらされる(かもしれない)、

『ピークを迎えての自然減少』が一番期待できる感染減少要因になるかもしれません、

と先週書きました、

そして、なにが原因で減少したのか?はハッキリとは分りませんが、

とにかく先週、首都圏では減少に転じています、

『ピークを迎えての自然減少』??

そして迎える9月12日、

緊急事態宣言・まん延防止措置はまたもや延長されるのか?それとも解除されるのか?

独酌酔言的な提案をするなら、、、

緊急事態宣言・まん延防止措置は解除しても良いと考えます、

もちろんいろんな環境が揃えば、という注釈付になりますが、

絶対条件は2つ、

新規感染者数がこのまま減少傾向にあること
病床・医療体制が確保、入院保証されること

この2つが揃うなら、緊急事態宣言・まん延防止措置は解除して、

新たな対COVID-19戦略のフェーズに入るのが良いと考えます、

◆病床数のさらなる確保と医療人員の確保

今、政府や自治体がやるべきことは「病床数の確保」と「医療人員の確保」です、

この辺りの動きとしては、

国の動き:病床確保へ「総力戦」 国と東京都が医療機関に協力要請(8月23日)

国がこういう要請を初めて出しました、初めてとは、、、ちと遅すぎますが、

大阪府の動き:患者を受け入れる1000床規模の臨時医療施設(野戦病院)を整備する考え

これらは逼迫する病床数を確保する動きです、

第4波(2021年5月)を遙かに上回った第5波(2021年8月)ですが、

逼迫しているとはいえ、第4波の悲劇的な状況までには至っていません

これは各自治体のこの間の努力が結実していると評価します、

しかし、まだ充分ではない、

今でも自宅療養や施設療養で亡くなる方もおられます、

緊急事態宣言・まん延防止措置を解除した場合に供えた、さらなる病床数・医療人員の確保が絶対必要です、

東京都の2021年1月頃からの新規感染者数と、同時期の死亡者のグラフを並べてみましょう、

第5波の新規感染者が如何に多いかがよく分りますが、

しかし、死者の数は2月の第3波の方がずっと多いのです、

これは病床数確保、医療現場の治療ノウハウの確立、ワクチンによる重症化リスクの排除などのある程度の成果です、

度重なる緊急事態宣言・まん延防止措置の発出で国民のストレスはもう爆発寸前です、

飲食業界は瀕死の状況、

そんな中で効果がハッキリしない緊急事態宣言・まん延防止措置を連発するのにはどうも賛成できません、
(個人的にも、そろそろ外で吞みたいという欲求があります)

ここは国もCOVID-19戦略を大きく変更、

対COVID-19戦略のメインストリームを酒類販売規制から医療体制の格段の充実に舵を切るべきと考えます、

その上で、基本感染拡大防止策(マスク・手指消毒・3密回避)の継続、ワクチン接種促進を進めるのが得策と考えます、

先週掲載の解除の目安です、

新規感染者が増えても、それをしっかり受け止める医療体制があるなら、緊急事態ではないという考え方、

これが今、政府が取り組むべき喫緊の、そして最大唯一の突破口だと考えます、

賛否あると思いうので、与野党でここの議論をしっかりすべき時期です、

菅さん、明るい希望の光は未だ見えていません、

それを見せるのが菅さん、貴方の仕事です、

そのためには国を挙げての医療体制の格段の充実、今までの枠組みにとらわれない新たな仕組み作りが貴方の仕事です、

仕事なんだからやりきってもらわないと困ります、

緊急事態宣言・まん延防止措置の解除か延長を決めるのは約10日後

さあ、この10日間、政府の方々は働きに働いてください、

上手くいけば、年末には少しの休暇が取れるかもしれません、

◆マスクを外せる日は

最後に一応ルーティーンなので、いつマスクを外せるのか?数式を掲載しておきます

1日@100万回接種、接種目標を全国民の80%に設定します

8月30日までの総接種回数約1億2742万回、
仮に80%の人が接種完了でマスクが外せるとすると、

(必要接種数) 1億2536万人×0.8×2回接種=2億57万回の接種が必要

(1日の接種数) 仮に今後の1日接種平均回数を100万回と仮定すると

(2億57万回-1億2742万回接種済)÷1日100万回接種=73日

今日(8月30日)から73日後は、、、2021年11月10日です、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事93~全国の陽性率は続伸18.3%!地域・年代を横断して感染爆発、医療崩壊の状態、しかし東京のピークは見えた?対COVID-19戦略は新たなフェーズに?

2021年08月24日 | コロナウイルス2020

【今週のまとめ】

先週の全国の陽性率が続伸18.3%!!

なんと、、、アタマがクラクラする数字です、

自宅療養者の死亡、妊婦感染による新生児死亡もでています、もう医療崩壊といってよい状態です、

東京から首都圏、大阪、そして愛知など全国的に感染爆発

しかし、東京都のピークが見えたかもしれません、

ワクチン接種は進めど、デルタ株のパワーに追いつけないか、、、

対COVID-19戦略は新たなフェーズに入ろうとしています、

◆陽性率はなんと18.3%に

先々週の陽性率16.6%も驚きでしたが、先週は18.3%とさらに続伸

検査数も増えてはいますが、それを上回る新規感染者数という状態は先々週と同じ、

つまりは先週もPCR検査が追いついていない、陽性者が他にもいる可能性が高いです、

2020年春頃に云われていた、「他にも感染者が市中にいるのではないか?」という杞憂が現実となっています、

市中感染も起こっている可能性が高いです、

こうなると従来の『クラスター周辺の濃厚接触者を洗い出して隔離していく』という感染防止策は効力を失っていきます、

2週間ほど前に小池さんがおっしゃっていましたが、もはや『制御不能』という言葉が当てはまる状況です、

もう誰もが、自分自身で自らを守らないといけない状況です、


                   陽性率  検査数  新規陽性者数
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5%  659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753   13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日   4.1% 474414   19742人  
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日   16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日   18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
(厚労省HP日報から算出)

◆地理・年代を横断して全国で感染爆発が起こっています

昨日23日(月)、神奈川県の新規感染者数(2579人)が東京都の新規感染者数(2447人)を上回りました、

現状を象徴する数字の一つです、

感染拡大は首都圏から周辺県へ、そして先週は全国に広がっています

すべての県で先週、新規感染者数過去最多を更新したと思われます、

それでもまだ東京の感染レベルへ拡大する可能性があります、

東京のピークを神奈川にあてはめると、神奈川県の新たな仮想ピークは3816人、

まだまだ差はありますが、これは余裕ではなく、感染拡大の可能性です、

神奈川ではまだ感染者が増える可能性がある、と観るべきです、

千葉・埼玉も同様、

大阪も同様です、

仮想ピークまではまだまだ差があります、感染拡大が続く可能性があります、

全国的に危険な状態が今週も続きます、

ちなみに主な府県の予測ピークはこんな感じ、

人口比からの予測ピーク(東京都を100として)

東京都  1400万人 5773人(8月13日)
          人口   人口比 予測ピーク これまでのピーク
神奈川県 925万人  66.1 3816人 2878人(8月20日)
千葉県  628万人  44.9 2592人 1778人(8月20日)
埼玉県    735万人  52.5  3031人 2169人(8月19日)
大阪府    884万人  63.1  3643人 2586人(8月20日)
沖縄県    145万人  10.4    600人  768人(8月19日)
※沖縄だけが東京の感染レベルを上回っています、もっとも危険な状態です

◆緊急事態宣言・まん延防止措置の延長と拡大も、効果は期待薄、

この壊滅的な状況を受けて、政府は緊急事態宣言・まん延防止措置を延長・地域拡大しましたが、

度重なった緊急事態宣言に多くの効力は期待できないのが現状です、

さらに愛知・岐阜・三重・北海道を追加検討中

それでも決め手にはならない、

さらに25日からはパラリンピックも開幕、

丸川さんは『五輪と感染拡大に因果関係はない』などと惚けた発言をされていましたが、

パラリンピックが始まると、やはり国民の気が緩みます、

それは仕方ない、あの高揚感は止められません

またもや感染拡大が一気に進むのか?

◆しかし、東京都の感染ピークが見えてきたかもしれません

昨日23日(月)の東京都の感染者数(2447人)と、久しぶりに前週同曜日(2962人)を下回りました、

7日間平均の折れ線グラフも、この数日は平行移動しているように見えます、

もちろん、今週の動向次第ですが、

うまくすると、まずは感染先行エリアの東京都が減少傾向に転じるかもしれません、

これまでのクラスター対策がすでに機能しなくなってきて、

マンネリ緊急事態宣言も効果薄、

さらにパラリンピックも開幕、とネガティブ要素が並びますが、、、

もうこれは、ピークを迎えて自然減少に転じることを祈るのみか、、、と先週書きましたが、

ひょっとすると今週から東京都が自然減少に転じるかもしれません、

◆感染拡大防止の切り札?ワクチン接種スピードは鈍化傾向

8月22日(月)までのワクチン接種状況はこんな感じ、

1週間接種数は伸び悩み????


(首相官邸HPから転載)

先週の接種増加回数は840万回、
先々週の増加回数が1029万回、

接種スピードは鈍化しています、

鈍化の原因は、高齢者への接種に一定の目処が付き、接種現場は働き盛りの方への接種へ移行していますが、

“接種拒否岩盤層”に突き当たっているので、どうしても摂取の効率が上がらないのが1つ、

もう1つの理由は、これまでのファイザー、モデルナ製ワクチンの供給にやや品薄感があるようです、

そこで政府は、承認はしているもののこれまで海外支援などへ振り向けていたアストラゼネカ製のワクチンの国内接種も開始しました、

希に血栓ができる可能性があるワクチンですが、まず問題は無いと考えます、

菅さんが切り札と仰っているワクチン、1日でも早く1本でも多く打つのが肝要かと考えます、

◆しかし、切り札のポジショニングが危うくなってきている、デルタ株とワクチン効果のせめぎ合い、

ワクチンの効果とは、

COVID-19感染時に(ワクチン接種後も感染はします)、

発症を抑えたり重症化を防ぐ効果がある、これがワクチン効果です、

でも、ワクチン2回接種でも重症化例や死亡例が国内外で報告されるようになってきました、

これは、根源的なワクチン効果議論(フェイクがほとんどですが)の他に、

デルタ株の実力とワクチンの効果期間(抗体保持期間)という2つの要因が絡み合っていると考えられます、

予想以上に手強いデルタ株(その後のラムダ株も)、

世界でワクチンを打ち始めて早くも9カ月くらいが経った今、ワクチンの効果期限も気になり始めます、

そのため、米国などでは3回目接種(ブースター接種)も行われるようになっています、

国内でも医療関係者を中心に3回目の接種の必要性が議論されています、

個人的にはワクチン効果期限を過ぎれば再度の接種が必要なのは理解できますが、
(インフルエンザワクチンのように毎年接種とか)

3回目の接種というのは?どうなんだろう?今後の議論を見守ります、

いたちごっこのようなCOVID-19とワクチンのせめぎ合いです、

◆現状の3本の矢では制御不能、ならば、、、

現状の感染対応の3本の矢=

① ワクチン
② 感染予防基本動作(マスク・消毒・3密回避)
③ 緊急事態宣言(酒類販売抑制)

これだけでは、もはや制御不能なCOVID-19、ならば、、、

現状の対策でもたらされる『ピークを迎えての自然現象』が一番期待できる感染減少要因になるかもしれません、

では、いつ自然現象に転じるのか?

東京にその兆候(わずかな希望の光)が見えていますが、いつ自然現象に転じるのかは誰にも分りません、

やはり祈るのみか、、、

いや、それならばそれで、やるべき事があります

◆抑制不能なら万全な医療体制確保が必要条件になります

すでに制御出来ないCOVID-19の感染拡大、収束を『自然減少』に頼るとしたら、

政府や自治体がやるべきことは、

自然現象に転じるまでの新規感染者をしっかりサポートできる医療体制を構築、国民の生命を守りきることです、

そのために必要な医療体制には様々なパラメーターがあると思いますが、

もっとも必要なのは病床確保と入院患者をサポートする人とモノです、

重症者用病床に限らず、症状の程度に関わらず感染者全員が入院・療養できる体制

軽症者や自宅療養者の急変に確実に対応できる体制を作ることです、

これまでの3本の矢ではCOVID-19の感染拡大を制御ができないのですから、

感染ピークを越えて減少に転じるまで、感染者すべてを守り抜く医療体制の構築が国の現状最大のミッションです、

菅さんは何度も仰っています、

『出来ることはすべてやる』、

今、その出来ることをすべて医療体制構築に注ぐべきです、

持久戦、ウイズコロナ、共存

今後の戦略のキーワードを見ても、国内の医療体制の刷新が絶対的に必要であることは明らかです、

◆COVID-19戦略は新たなフェーズへ、

緊急事態宣言解除の目安から新規感染者数を外す!?

政府の方針を聞いて、なに!!と思われた方も多いでしょう、

新規感染者数を緊急事態宣言解除の目安から外す!?そんなアホな!

という声も聞こえてきそうです、

が、個人的には、もはやここまで来た以上、これはこれでやむを得ないという感じで受け止めています

現状、感染拡大を制御することができない以上、感染者がどんどん増えることは認めてしまう

では、何をもって緊急事態宣言を解除するのか?

医療体制と感染者数の関係で判断する、ということになりそうです、

つまり、感染者全員を救える医療体制があるのであれば緊急事態ではない、という考え方です、

これはこれで正しい、

制御できないのに『制御しましょう!』と無為無策の掛け声を発していても感染拡大は終わりません、

飲食業界の規制もこれだけ続くと再生が難しくなるかもしれない、

効果の無い緊急事態宣言に国民のストレスはピークに達しています

『もう、うんざり』という厭戦気分が蔓延すると、そちらの方が怖い、

ならば、ある程度の新規感染者数増加を容認しながら、命を救う医療体制を作る

これが持久戦、ウイズコロナ、共存戦略に繋がっていくのでしょう、

国内の対COVID-19戦略は次のフェーズに入っていくかもしれません、

英国の場合、デルタ株感染拡大中の7月に規制緩和に踏み切っています、

いよいよ、日本も持久戦・ウイズコロナ・共存戦略です、

個人的にはこれしか選択肢はない、という感触です、

もう、緊急事態宣言の繰り返しの発出は政策としては説得力がありません

そのためにも医療体制の確立は必須です、

菅さん、9月は自民党総裁選も大変でしょうが、

ぜひ医療体制強化を抜本的に見直してくださいませ、

よろしくお願いします、

◆マスクを外せる日

最後に一応ルーティーンなので、いつマスクを外せるのか?数式を掲載しておきます

1日@100万回接種、接種目標を全国民の80%に設定します

8月15日までの総接種回数約1億991万回、
仮に80%の人が接種完了でマスクが外せるとすると、

(必要接種数) 1億2536万人×0.8×2回接種=2億57万回の接種が必要

(1日の接種数) 仮に今後の1日接種平均回数を100万回と仮定すると

(2億57万回-1億1831万回接種済)÷1日100万回接種=82日

今日から82日後は、、、2021年11月11日です、

希望的観測です、、、

いや、ホントに希望的観測です、

ワクチン人口の80%接種でCOVID-19感染拡大が終わるのか、、、

なにか、到底無理なような気がしています


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事92~全国の陽性率はなんと16.6%!市中感染、制御不能な状態へ、ワクチンも無力化!?ラムダ株の脅威、、、

2021年08月17日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事92~全国の陽性率はなんと16.6%!市中感染、制御不能な状態へ、ワクチンも無力化!?ラムダ株の脅威、、、

【今週のまとめ】

先週の全国の陽性率がなんと16.6%に、、、

正直、ここまで上がるとは予想出来ませんでした、

東京都の新規感染者、減る兆候が見えない状態、

知事曰く、すでに制御不能、、、市中感染も始まっているかも、

自宅療養の限界も露呈、

緊急事態宣言延長・拡大へ、しかし効果はあるのか?

強力なデルタ株の勢力は治まらず、

さらに次のラムダ株は一段と脅威に、

そんな中、パラリンピックが始まります、

◆陽性率はついに16.6%に

先週の陽性率16.6%は驚きの数値です、

検査数も増えてはいますが、それを上回る新規感染者数、

この陽性率は、もはや、PCR検査も追いつかない状態であることを示しています、

検査の網に掛かっていない陽性者が他にもいる可能性が高いです、

2020年春頃に云われていた、「他にも感染者が市中にいるのではないか?」という杞憂が現実となっています、

ワクチン接種の進行も、

基本的感染防止対策(マスク着用・3密回避・手指の消毒)も、

酒類販売抑制も、、、

デルタ株には敵わない状況です、

先月、大阪の阪神百貨店地下食料品売場でクラスターが発生

8月20日まで休業中、今週から営業再開!という矢先に、

今度は阪急百貨店でもクラスターが発生

こちらも地下食料品売場の従業員が感染しています、

食料品売り場はデパートの中では最も密な空間、

そこでのクラスター発生は現状の感染蔓延を示す鏡です、

保健所の調査でも、感染経路はいずれも判明せず

市中感染=地下食料品売場を訪れた無意識の感染者が感染源である可能性があります

いままで消毒・マスク着用・3密回避で防いでこられた市中感染

どうやら現実のものになりつつあります、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5%  659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753   13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日   4.1% 474414   19742人  
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人 
(厚労省HP日報から算出)

◆首都圏の感染拡大は収まらず拡大継続

8月5日には1日@5042人とピークを打ちました、

これをピークに減少に転じるか?という淡い期待も届かずさらに拡大、

8月13日には5773人とピークをさらに更新


いったいどこまで拡大するのか、もはや予測不能です

とりあえず、この5773人がピークであることを祈ります、

連日、過去最高を記録している首都圏の各県、

東京のピークを神奈川にあてはめると、神奈川県の新たな仮想ピークは3816人、

まだまだ差はありますが、これは余裕ではなく、可能性です、

市中感染が起こると、神奈川も爆発的に感染者が増える可能性がある、と観るべきです、

首都圏はとっても危険な状態が今週も続きます、

ちなみに主な府県の予測ピークはこんな感じ、

人口比からの予測ピーク(東京都を100として)

東京都  1400万人     5773人(8月13日)
          人口   人口比 予測ピーク これまでのピーク
神奈川県 925万人  66.1 3816人 2584人
千葉県  628万人  44.9 2592人 1609人
埼玉県    735万人  52.5  3031人 1800人
大阪府    884万人  63.1  3643人 1828人
沖縄県    145万人  10.4    600人  752人

沖縄はすでに予測ピークを越える状態、

他の府県も予測ピークまでは増える可能性が十分にあるということです、

◆緊急事態宣言・まん延防止措置の延長と拡大も、効果は期待薄、

この壊滅的な状況を受けて、政府は緊急事態宣言・まん延防止措置の延長と拡大を検討、

間違いなく延長拡大されるでしょう、

しかし、8月からの緊急事態宣言下では(五輪開催があったとは云え)感染拡大を押さえ込むことは出来ませんでした

同じ手法の繰り返しでは、おそらくデルタ株には敵わない、

宣言措置を延長拡大しても、その効果は余り期待できません

自然ピークを迎えて減少に転じることを祈るのみか、、、

◆ワクチン接種はそれなりに進んではいますが、、、

8月15日(月)までのワクチン接種状況はこんな感じ、

(首相官邸HPから転載)

高齢者への接種はほぼ目標値に達しています

これからは働き盛りの20代~50代の方々への接種推進が課題、

この1週間の接種総回数は1026万回

発表期日のズレがあるので実際には10日間の数字

それでも1日@100万回接種が実現できています、

それなりの評価が出来ます、が、、、

現状の幹線対応の3本の矢

① ワクチン
② 感染予防基本動作(マスク・消毒・3密回避)
③ 酒類販売抑制

この3本ではデルタ株を押さえ込むことは出来ないのかもしれません、

なにか、第4の矢があれば良いのですが、、、

◆接種スピードとマスクを外せる日

いつマスクを外せるのか?

あまり変り映えはしませんが、今週もワクチンメーターを掲載しておきます、

1日@100万回接種、接種目標を全国民の80%に設定します

8月15日までの総接種回数約1億991万回、
仮に80%の人が接種完了でマスクが外せるとすると、

(必要接種数) 1億2536万人×0.8×2回接種=2億57万回の接種が必要

(1日の接種数) 仮に今後の1日接種平均回数を100万回と仮定すると

(2億57万回-1億991万回接種済)÷1日100万回接種=91日

今日から91日後は、、、2021年11月14日です、

希望的観測ですが、、、

2022年念頭にマスク着用解除!!なんていうニュースが流れるかもしれません、

◆ところが、、、さらに強力なラムダ株も上陸!

まだ実力の詳細は不明ですが、南米由来のラムダ株も日本にすでに上陸しています、

実は7月20日にペルーから帰国した女性がラムダ株に感染していることを厚労省は把握していたのですが、

その発表がなされたのが8月6日、

意図的に五輪開催中の発表を避けて厚労省が隠蔽したのではないかと、各メディアが書いています

また出た!!忖度

ま、こういうつまらないテーマはここではスルー、

ホント日本の官僚は菅さんに牛耳られているようです、

映画『パンケーキを毒味する』でも、その辺りのことが分りやすく描かれていました、

しかし、ラムダ株の脅威はしっかりと認識しなければなりません

ラムダ株はデルタ株よりさらに感染力が強力で、重症化リスクも高く

さらに、未確認ながら『ワクチン無力化』の傾向もあるとか、、、

なんと、、、

3本の矢の中でもっとも日本政府が期待を掛けているワクチンをも無力化する!?

ラムダ株が国内で蔓延すると、上記の“マスクの外せる日”が来るのが確実に先延ばしになります、

しかし、有効な感染抑制手段を持たない日本

日本では出来ないと云われている都市封鎖・ロックダウンに向けての法整備も視野に入れないといけないのかもしれません、

そんな中、今度はパラリンピックが始まります、

◆病床不足の問題、今、やらなければならないのはさらなる病床の確保です、

コロナ病床不足から、場当たり的対応として行なわれている症状による入院規制、

大阪府もやんわりとはですが入院規制(入院基準の見直し)に入りました、

この件について云いたいことは先週書きました、

項目のみ再掲、

① これは政治判断です
この入院を重症患者に絞るという判断は、医学的科学的見地から下された判断ではありません、

② なぜ病床が逼迫しているのか?という問題の本質に誰も答えていない
昨年から問題視されているこの現象に、
政府も官僚も医師会も自治体も、明確に答えている所はありません、
☆一般治療との物理的な棲み分けが困難な小規模病院が多い
☆これまでの厚労省によるベッド数削減政策の影響
(保険支出削減、病院の療養施設化防止=これはこれで正しいのだが)
☆パンデミック対応を統括する組織がない日本の体制

こちらの気でも少し触れられていますが、解決方法までは示されていません、

③ 自宅療養の実態は?
本当に本人や家族、少しの医療支援で実現できるのか?甚だ疑問です、

④ 自宅で重症化した場合の支援システムが日本にはない!
自宅療養の患者が重症化した場合の医療支援システムが日本にはないということです、

現実に自宅療養中の軽症者の病状急変で、死亡される例が散見(7月以降の数字)されます、

軽症・中等症の患者の容態が急激に悪化することがあるのはコロナの特徴の一つです、

急激な重症化、これに対応する(迅速な入院)一元的なシステムが日本にはありません

現実は保健所やかかりつけ医が個別に患者の容態を観察し、入院要請するしかないのです、

しかし、これだけ感染者が増えてしまうと、

すべての自宅療養者に観察・速効対応の目が行き届くとは思えない

菅さんは何度も『出来ることは何でもやる』と仰っています、

今こそ、病床の飛躍的な増床が必要です、

よく分りませんが、まだ出来ることはあるのではないでしょうか?

前述の映画『パンケーキを毒味する』を観て、菅さんの人となりを少し垣間見ました、

なかなかの実力の持ち主のようです、

政界を生き抜く手腕もあるようです、

そして(当りは柔らかいが)強面で非情な一面もある、、、

それでも期待します、

今こそ、病床を一気に増やすことが出来る政策を打ち出してください

それが出来るなら、ワタシもパンケーキは食べることにします