なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事98~全国の陽性率は3.8%、ワクチン接種完了は55.8%、緊急事態宣言は解除、第6波は必ず来る!
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【今週のまとめ】
先週の全国の陽性率は3.8%、安全水域に入りました、
ワクチン2回完了は全国民の55.8%、米国を抜きました、
9月30日までの緊急事態宣言は解除、
感染者がなぜ減ったかは、、、やはり分らない!?
第6波は必ず来ます、
医療体制の抜本的な改革を!!
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◆陽性率は3.8%、やっと安全水域に入りました
検査数は減少していますが、陽性率は3.8%、ここまで下がれば安全水域です、
来週は2%台に下がって底を打つでしょう、
陽性率 検査数 新規陽性者数
3月21日 2.3% 375025 8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日 3.0% 364712 11211人
4月4日 4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日 5.4% 381306 20536人
4月18日 5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日 6.0% 539640 32585人 ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日 6.4% 542061 34811人
5月9日 7.8% 457873 35802人 ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日 6.8% 658101 44961人 ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日 5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日 4.6% 589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日 3.1% 602455 18649人
6月13日 2.9% 467753 13499人
6月20日 2.5% 411848 10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日 2.6% 405628 10457人 ※小池知事休養中
7月4日 2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日 3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日 4.1% 474414 19742人
7月25日 7.0% 386623 27234人 ※東京五輪開幕
8月1日 10.5% 580346 61157人 ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日 14.1% 646433 90958人 ※五輪閉幕
8月15日 16.6% 672232 111601人 ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日 18.3% 814829 149057人 ※パラリンピック開幕
8月29日 16.8% 931891 156931人
9月5日 13.4% 915614 122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日 9.3% 805362 75093人
9月19日 5.8% 711092 41053人
9月26日 3.8% 499717 19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
(厚労省HP日報から算出)
東京の感染者もここまで減ってきました、
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◆ワクチン接種、2回目接種完了者が全国民の55.8%
首相官邸HPのワクチン関連情報、休日でも更新されるようになりました、
(24日(日)付けで更新!!)
一歩前進、そう、日々の情報は休日関係なしに更新されるのが良いと思います、
2回目完了が全世代で55.8%、高齢者で88.8%まで拡がっています、
(首相官邸HPから転載)
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(8月15日まで) 1029万回
(8月22日まで) 840万回
(8月30日まで) 911万回
(9月6日まで) 827万回
(9月13日まで) 862万回
(9月17日まで) 557万回 ※14~17日の5日分のみ、連休のため発表が遅れています
(9月24日まで) 668万回 ※7日間の数字
ここに来て、1日@100万回を少し切りました、
ワクチン接種拒否岩盤層に突き当たっても、突き破って欲しいです、
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世界のワクチン接種状況を観ると、
(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)
日本は米国を抜き、フランス、ドイツ、英国に迫る勢いです、
まずまずの成果と評価しましょう、
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◆10代への感染拡大は?
先々週(9月20日まで)、
先週(9月26日まで)、
10代以下の感染者(学校と家庭の感染連鎖)に大きな変化はありません、
学校が始まっても人流が増えても感染は拡大しない、
う~ん、なぜだろう?
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やはり『COVID-19の生存戦略』説が気になります、
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◆なぜ減少に転じたのか?やはりよく分らないようです
一時は制御不能とまで表現された第5波がなぜ減少に転じたのか?
やはり、よく分らないようです、
この1週間、ここに関する目新しい情報はありませんでした、
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上記のように学生間の流行が始まっている兆候も今のところ無し、
(結論を出すには時期尚早、もう少し様子を観ますが)
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以下の要因が複合的に働いた?というのが現状の見解です、
・感染防止の基本動作(マスク・消毒・3密回避)、
・緊急事態宣言(人流抑制・飲食店規制)
・天候要因(長雨による外出減少・気温低下による室内開放など)
・ワクチン接種の進捗(これは唯一有効エビデンス有り)
・第5波の強烈さに対しての恐怖心での自粛
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しかし、もう一つ語られている要因が『COVID-19の生存戦略』です、
(このBlogでは『COVID-19の忖度』と書いてきました)
宿主を根絶やしにしたくないCOVID-19が感染流行を自ら一定の範囲に留めて、
一旦は流行を収めて、一定の期間後にまた流行させる、
という生存戦略を採っているのではないか?と云う考え方です、
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ちょっと荒唐無稽のようにも聞こえますが、ワタシ個人としてはこの可能性もあると考えています、
『COVID-19の生存戦略』は生物学的にもとっても正しいです、
人間以外の生物は無意味な殺生はしません、
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先週も書いたように世界中の感染流行の波形は近似しています、
距離も離れているし、コロナ対策も違う、人種風土なども違う世界各国で似たような波形の流行が繰り返し起こる、
これもまた、現状ではたしかに説明不能の現象です、
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◆第6波は必ず来ます
『COVID-19の生存戦略』が正しいかどうかは別にしても、第6波は必ず来ます、
これは間違いないと確信しています、
(もし、このままコロナ禍が終息するならそれはそれで大歓迎ですが)
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第4波から第5波の再拡大への期間を参考にすると、
緊急事態宣言が解除されて、陽性率2%程度の底の期間が4週間ほど続きます、
平穏な期間は、前後の減少開始期/増加開始期を含めて7~8週間=約2カ月というところでした、
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これに倣うとすると、10月20日頃までが底の期間、
それ以降は陽性率が再び上昇に転じ、11月中頃からは再び感染拡大期に入る可能性があります、
もちろん、今まで以上に基本的な感染防止策(3密回避・消毒・マスク・人流抑制)を施して、これを食い止めていくのですが、
それでも第6波が来ることを前提に、より強固な医療体制をこの6~7週間で構築することが肝要です、
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◆医療体制の抜本的な改革強化がもっとも重要な施策です
次の騎兵隊、特効薬が出来るまでは、
医療の受け皿を強化して、感染拡大期でもすべての感染者が適切な治療を受けられる、
そんな状態を作り出すのがもっとも理に適った戦略です、
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ロックダウンによる強硬策も一部の政治家が模索していますが、
コロナのこと96でも書いたように、中国のような独裁国家でないと効果的なロックダウンの実現は難しいです、
(欧州はロックダウンでの封じ込めには失敗)
共存戦略=経済とコロナ対策の両輪で前に進むしかないのが実情です、
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その場合の社会の保護柵(セーフティネット)が医療体制です、
従来のような各病院のコロナ病床を少しずつ増やしていくという戦略では間に合わない、
現状の医療の枠組みにとらわれない発想と実行力が必要です、
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大阪府の野戦病院構想、まだまだ工夫が必要です、
東京都では、既存病院のコロナ専門病院への転換も始まりました、これは効果的かも、
愛知県の入院前待機ステーションの設置、
宿泊療養施設の医療能力向上、パート医療従事者の確保など
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現状の枠組みの強化では無く、今まで無かったモノ/仕組みを作っていく、
これが経済とコロナを両輪で回すための必要条件です、
厚労省が各都道府県に指示を出したようですが、国レベルでも具体的な仕組み造りが期待されます、
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さて、今週は次の首相が決まるようです、
経済や外交、温暖化対策、福祉やジェンダー平等、課題は山積していますが、
誰が首相になってもCOVID-19対策が喫緊の課題であることに異論は無いでしょう、
そんとこ、ひとつヨロシクお願いします、
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