信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

2021夏・北アルプス漫遊記 ~11.完結編~

2021年08月14日 | 北アルプス(北部)





お早うございます、信です。
昨日は結局、丸一日の雨でしたが今朝は止んでいます。それでもいつ降って来てもおかしくない雲行きです。

この秋雨前線は日本列島をすっぽり包み、南からの湿った空気を運んで大雨・豪雨を引き起こしています。
まったく嫌なことに、この前線、動く気配がありません。まだしばらく関東以南をすっぽり包みそうです。

早く消えて、夏の青空に戻ってもらいたいものです。


さて夏の北アルプス立山漫遊記も完結です。
だらだらと続けてきましたが、とりあえずピリオドを打つことにしました。

まだ8月3日 AM8:00 の奥大日岳山頂です。
富山湾側の大日岳


1









雲の切れ間に 槍が見えました


2









前日登った浄土山。
乳首のような先端は、龍王岳でしょう


3









雲棚引く雄山


5









目の前に劔 見事な三角錐でした


6



天辺に誰かいるでしょうか 





目の前の山は西大谷山でしょうか


7









番場島あたりでしょうか


8









大日岳の斜面にダケカンバ
秋にはどんな色彩で埋まるのだろう


9









AM 8:06 誰も来ないので降ります


10









稜線の北から南側へ


11









目の前に劔の雄姿


12









お花畑でハクサンフウロ 


13









コバイケイソウ


14









チングルマ


15









グイグイと迫る劔


16









この尾根の右手を降りて行きます


17








唐松岳からよく見える毛勝三山。
手前から猫又山・釜谷山そして毛勝山です


18









ピークを振り返ります。奥の岩場が頂上です


19









ハクサンイチゲの大群落


20









母なる薬師岳は雲に隠れました


21








雪渓の上で剱岳。ここでようやく人と会い
お互いに劔をバックに撮影し合って別れました


22


その人は既に劔を2回踏破とのこと。
早月尾根側が危険は少ないと教えてくれました。

必要なのは、その尾根を登りきる体力と情熱です。





登山道にバイケイソウ


23








行きではみんな閉じていましたが
日が上がって開いたタテヤマリンドウ


24









    この辺りに多かったニガナ

    
    25








これはクモマニガナか


26









広がる弥陀ヶ原台地


27









深い称名谷の向こうに鍬崎山


28









ガスを噴出する地獄谷


29









ここが2511ピーク


30









目の前に広がる別山尾根


31









日が上がって変わる剱岳の質感


32









2511ピークを巻きます


33









目の前に称名川の深い谷


34









褐色の地獄谷。称名川の流れも急です


35









間もなくガスで埋もれそうな室堂です


36




AM10時過ぎにキャンプ場に戻り、テントを畳んだのが11時。

雷鳥沢から、室堂ターミナルまでの坂道が堪えました。

やっぱり起きて、そのままゆっくり帰り支度をして帰るようにすべきだと思いました。

年寄りには時間はたっぷりあるのだから。


 撮影日: 8月3日
 撮影場所:立山 奥大日岳

そのうちに、このコロナ禍のなかでの、山の経済学について書いてみたいと思います。

それでは皆様、ご機嫌よう。











最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (錫杖)
2021-08-14 08:45:44
静かな山歩きが出来る奥大日ですね
わたしも3年前の秋に大日岳に向かう途中に
乗越あたりでグレートトラバース3を続ける田中陽希さんにお会いしました。
 ちょうど右手の骨折をした後で痛々しい包帯が頑丈に巻かれていました。
 その手で握手してもらいましたよ

 多くの登山者がいる場所でなく ガスガスの小雨の中で静かな空間での出会いでした。
 その日は大日小屋で宿泊し朝焼けの剣を大日岳の山頂で拝みました。

 帰りはまた奥大日岳のピークを踏み返し室堂に戻りました。 この登り返しが試練でした。

 雷鳥沢キャンプ場を利用しての立山曼荼羅山遊紀行 アルプスの凜とした空気感が伝わってくる毎朝の更新 コーヒーがとても美味しかったです。
 
 龍王岳の山頂をピクったのもお得感満載でした。
 三重県は雨の影響があまり出ていなくお盆は里山歩きになりそうです。

 
返信する
Unknown (はりさん)
2021-08-14 09:38:03
おはようございます。
毎朝、立山周辺の山々をたっぷりと楽しませていただきました。
奥大日岳は3年前に登った山なので懐かしく拝見しました。
私は雷鳥荘からの往復で一日仕事でしたが、信さんは健脚ですね。
奥大日岳は、私が登った時も頂上は貸切でした。
剱岳の眺めが素晴らしい山のでもっと登られてもいい山ですね。
今回で最終とは残念です。
番外編でもいいのでアンコール希望です。
返信する
奥大日岳 ()
2021-08-14 10:39:05
錫杖師匠>

お早うございます。
奥大日岳は静かな山でした。
登ったのは火曜日で、スライドする人も稀で山頂は貸し切りでした。
夏山は行動時間が限られます。
夜明けから午前中、せいぜい11時まででしょうか
多分、夜明け前に行動開始するのが鉄則なのでしょうが
爺さんにはヘッデンだけの灯りでは、怖くて坂を登れません。
テン場に帰って温泉とビールがあることは、とても贅沢です。
その気になれば室堂に上がれば、すぐに文明の匂いに浸れます。
夏場の雷鳥沢キャンプ、癖になりそうです。
そうやってだんだん長く滞在するようになるのでしょう。

早くこの鬱陶しい前線が消えて欲しいです。
これが消えればまたテントを担いで山籠もりです。
コメント有難うございます。
返信する
アンコール ()
2021-08-14 10:52:41
はりさん>

お早うございます。
アンコールの声、有難うございます。
ちょっと時間をおいて、まだかなりの枚数が残っているので
そのうちに番外編をやりたいと思います。
はりさんがこの山に登られたのは2018年でしたっけ
でも2019年の紅葉で室堂乗越まで登られたのでしたね
それで凄く私の中に印象が残っていた気がします。

この山は劔を登られた方が、その後に来ることが多いのでしょうか
帰りにスライドで写真を撮り交わした方も劔を2回登られたと云っていました。
私も頑張って、とりあえず早月尾根からチャレンジしてみたいと思っています。
コメント有難うございます。
返信する

コメントを投稿