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羽花山人日記

徒然なるままに

アレルギー

2022-01-29 19:59:45 | 日記

アレルギー

スギ花粉の時期がやって来たようだ。幸いなことに,わたしは花粉に対するアレルギーがない。

「お山の杉の子」という童謡があるが,日本では昔からスギやヒノキの植林が盛んだった。しかし,花粉症が社会的問題になったのは,ここ20~30年の間だったという。何故年々花粉症の人が増大したのかについては,議論があった。戦時中に植えたスギが成長して花粉をたくさん出すようになった,あるいは人の体質が変わってきたという話もあったが,大気環境の変化が花粉症の増大をもたらしたという説が有力らしい。

現役時代に,茨城県の大宮町(現常陸大宮市)にあった放射線育種場で仕事をしていた時,花粉を出さないスギの突然変異が見つかったという話を聞いた。それがその後どうなったかは不明にして知らないが,自然突然変異で花粉が出なくなったスギの木があちこちにあるらしい。

富山県の鎮守の森にあるスギの木は花粉を出さないことが知られていたが,この性質(遺伝子)を利用して,「はるよこい」というスギの無花粉品種が生まれている。林野庁でも「爽春」という無花粉品種を育成している。花粉症の方には朗報だろうが,いま植わっているスギの木と置き換えるには,数十年あるいは百年単位の年月を見ておく必要があるだろう。

ところで,わたしは現在アレルギーに悩まされることは一切ないが,30代までは様々なアレルギーに悩まされた。青みの魚や肉(馬肉だったと思う)を食べると,時によって背中にユーラシア大陸のような蕁麻疹ができた。酒を飲むとアレルゲンが活性化されて,顔に蕁麻疹ができたり,寒さにさらした肌に寒冷蕁麻疹ができたりしたこともある。

ところが,40代以降,これがピタッと収まってしまった。だから,アレルギーというのは必ずしも一生ついて回るものではないと信じている。花粉症の方の希望に少しでもなれば幸いである。

ただし,わたしははしかに2回罹っている。3歳くらいの時と中学生の時で,いずれも重症であった。アレルギーに関しては,わたしは特異体質なのか????

 

お 年 玉

年賀はがきのお年玉が当たった。昨年は当たりはがきが0.3%だったのに,今年は7%だった。”こいつぁ春から縁起がいいわい~”

 

パラグアイから持ってきた蘭が,今年も花を咲かせた。

コメント (3)
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