謹賀新年
1月1日自宅から撮影
日本海側の方々には申し訳ないが,好天の年明けを迎えた。
コロナ感染第6波の予兆もあり,波乱含みの年になるかもしれないが,何とか無事に乗り切りたい。
毎年筑波山神社に初詣をしていたが,車を廃した今年はそれが叶わず,遥か筑波山に向けて,家内息災を祈願した。
縁起物
生まれ育った松本の家では,元旦に柿,栗,豆を食べるのが習慣で,それをわが家でも継承し,両親の霊前にも供えている。
市販のおせちには,豆と栗は入っているが,柿は添えられていない。
柿は「財をカキ寄せる」,栗は「仕事のクリ回しをよくする」,豆は「マメに健康に」と教わってきた。
他愛ない語呂合わせだが,「三ツ盛」を食べて安心している。
雑煮
わが家では三が日の朝食は雑煮である。
具は鰤。信州は山国で冷凍輸送の手段がなかった時代,唯一の海の鮮魚は日本海側から届く寒鰤だった。年末に届いて,捌くのは男手だった。大晦日の年取りのご馳走にし,正月の雑煮の具に供した。
カミさんのルーツが山形県なので,里芋を具にした雑煮も食べることがある。
核保有国
アメリカ,ロシア,中国,フランス,イギリスの5核兵器保有国は3日声明を発し,「核戦争に勝利することはできず、決して戦ってはならないことを確認する」とした上で「軍事的対立を回避し、安定性と予見可能性を強化し、相互理解・信頼を高め、誰の利益にもならず万人を危険にさらす軍拡競争を防ぐため、2国間および多国間の外交的アプローチを引き続き追求していく」と指摘しているという。
核兵器の脅威を最も感じているのは,実は保有国ではないだろうか。声明だけでなく,核兵器廃絶を実行して欲しい。