<東京五輪雑感 2021/8/3>
息詰まる接近戦となったサッカー男子、日本対スペインは、延長後半にスペインが決勝ゴールを決めて、勝負がついた。スペインがボールを保持し、日本が粘り強く守るという、予想通りの展開の行方は、実力で上回るスペインの勝利という予想通りになった。ともに準々決勝を、延長戦を制して勝ち上がってきたが、どちらかというとスペインの方に疲労感が見て取れた。日本の勝機はベンチワークにあったのではないか。日本は、後半20分に上田、相馬を、延長戦の始まりに、三好、前田を投入した。実情はわからないが、試合前にたてたゲームプランどおりのようだった。予想を覆すためには、もっと積極的に後半開始から選手交代を仕掛けてもよかったのではないか。スペインは後半のはじまりと途中で4人を交代させた。決勝点を決めたのは、80分過ぎに投入されたアセンシオだった。
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