<東京五輪雑感 2021/8/4>
障害馬術個人で、福島大輔&チャニオン(馬)のコンビが6位入賞を果たした。決勝をクリアラウンド(減点0で通過)して、6人によるジャンプオフ(優勝決定戦)に進出した時点で、馬術界悲願のメダルへの期待も高まったのだが…。しかし、世界ランク600位の福島による超下剋上はここまでだった。減点とスピードで競うジャンプオフでは、力の差を見せつけられ、減点はなかったものの6人中6位に終わった。しかし、総合馬術個人の戸本の4位に続く、1932年ロス五輪での西竹一の金メダル(障害馬術)以来89年ぶりの、見事な個人種目での入賞である。五輪という大舞台で、メダルの可能性をおおいに感じさせてくれたことは、日本の若手選手のはげみにもなることだろう。もちろん、福島自身も挑戦し続けるだろうが。
| Trackback ( )
|