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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



■Jのチームの中文表記は?

北京オリンピックには関係ないサッカーの話を少し。

中国に行くと、必ず「足球」というタブロイド版の新聞を買う。値段は、2元(約30円)の、文字通りサッカー新聞である。当然のことながら、何が書いてあるかはわからないが、ただなんとなく想像がつくところが面白い。それと、中国以外の選手の名前やチーム名が、中文(中国語)でどんな風になっているのかも興味がある。

5月19日(土)に買った「足球」には、その節の各国のリーグの予想が載っていた。どうも、世界中の対戦がトトカルチョの対象になっているようだ。(中国人の通訳がいたのだが、確認し忘れてしまった。)

当然、その中に、日本のJリーグの対戦も載っている。5月19日(土)と20(日)のカードである。それを見はじめたら、各チームの愛称の表記が結構面白いのに気づいた。中文では、元の意味と発音を勘案して、漢字を当てはめる。苦労しているものもあれば、簡単なものもあるようだ。

以下、列記しておくので、楽しんでいただきたい。なお、この節、試合がなかった山形は載っていなかったため、中文表記はわからず。山形のファンのみなさん、ごめんなさい。

大阪飛脚、柏雷素尓、新潟天鵝、鹿島鹿角、名古屋八鯨、浦和紅■(■=金へんに占)、大分三神、川崎前鋒、大宮松鼠、FC横浜、千叶市原、広島三箭、甲府風林、清水心跳、磐田山叶、神戸■利船(■=月(にくづき)に生)、横浜水手、FC東京

札幌岡薩多、水戸霍利克、草津温泉、京都不死鳥、福岡黄蜂、鳥栖沙根、仙台維加泰、徳島沃堤、東京日視、湘南比馬、大阪櫻花、愛媛FC


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■北京の青空に溶け込む「水立方」

「鳥の巣」を見た後、メイン会場周辺をぐるりとまわっているとき、なにやら水色に鈍く光る建物が一瞬見えた。いや、ずっと見えていたはずなのだが、強い日差しに負けて、目をそばめてしまうと、ふと消えてしまうのだ。

表面を水泡に見たて、フッ素樹脂で覆った「国家水泳センター(通称、水立方=ウォーターキューブ)」は、キラキラ輝くブルーの表面が、北京の青い空に同化してしまう、まるでカメレオンのような建物だ(写真)。

この不思議な建物に中でおこなわれる競泳競技では、決勝戦の開始時間が問題になっている。

ばく大な放送権料を払っている米国NBCテレビの要請で、水泳の決勝レースが午前中になりそうなのだ。北京の午前中は、米国ではちょうど夕刻から夜の、いわゆるゴールデンタイムになる。NBCとしては、競泳での米国のゴールドラッシュを生中継したいわけだ。

各国の選手たちは不満をあらわにし、対応が心配のようだが、朝練が習慣になっている日本の水泳連盟は問題ないと言っている。しかし、観客はたまったものではない。

10時に決勝レースが始まるとすれば、その2時間前には会場に到着しておきたい。市内のホテルから会場まで1時間。ホテルを出発するまでの準備に1時間。とすると、水泳の決勝戦をゆったり、じっくり見るためには、朝の6時に起きなくてはならない。

北京オリンピックは、選手だけでなく、観客もコンディションを十分に整えてのぞまなければならない大会になりそうだ。

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