【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

デール9 試打

2021年10月12日 16時58分50秒 | スポーツ

デール9 試打

 

(以後 デール9 と呼んであげて下さい)
  販売開始 貸し出し、試打クラブあります
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ロフト角度 3度
ライ角度  71度
重心角度  75度
ヘッド重量 515~525g
材質  軟鉄鍛造S15C
仕上げ 鍛造後 NC
🔴純国産ヘッドです

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◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります (livedoor.blog)

弊社定番のL型ブリストルパターは絶賛販売中ですが、
✋形状が苦手な方、
✋L型は難しそう…と敬遠される方
✋ショートパット対策をされたい方

の為に ピン型パターを製作しました。

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L型パターに比べ 重心距離が短く、
ヘッド重量効果が薄くなるため
ブリストルパターよりも 40g増量の
  ヘッド重量 520g です。


平均的な市販のパターヘッドのヘッド重量は 300g前後
重いと言われているものであっても 330~350gです。
場合によって パターの総重量以上の重さを ヘッドに宿した
520gを超えるヘッド重量はさまざまな恩恵をもたらします。

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このヘッド重量 520g は ストロークの始動をガッチリお手伝いします。
比較すると 非常に分かり易いのですが
何故か 重いヘッドのパターは始動が楽です。 
軽いと 動き出しが難しくなります。 お試しあれ✋

ヘッドが重い というのは
ボールを移動させる~飛ばす能力に優れている
と言うことでもあります。
故に ストロークが小さく、遅く することが可能ですので
慣れてくれば、安定度は高い 
です。

 

ボールのころがり に関してですが
使われると理解されますが
非常に 直進性能が高く
1~2mのパットであれば、ラインや傾斜などを
殺してしまい、カップの中に打っていい
 そんな直進性能を持っています。

IMG_1359

 

パッティングそのものが苦手な方や
 イップス⛳気味の方には最適。
 


ピンパターの欠点になり得る ネック形状を
(通常のネック形状をクランクネックと言います)
スラントネックとして 非常にすっきりしたネック廻りで
とても構えやすいと思います。

また ピンパターの長所でもあり、欠点でもある
重心の低さ👉上げる必要のないモノには多くは要りません。
を ロングネック形状にして
 重心高を 2.5mm高重心化
 重心深度を 2mm浅重心化
(平均的なネック長 40mm 👉 85mm)

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 通常 ピンパターのブレードの長さは 12cm平均ありますが、
 このパターは 10cm とコンパクトにしています。
 重心角が大きくなり易いため
 ネックを 6mmヒール側に下げ
 ライ角度71度とややフラット目、ロフト角度3度にしてあります。


お問い合わせ
 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10
 ☎046-804-1480

 

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マッスルバック、キャビティのデータ

2021年10月12日 13時49分46秒 | ゴルフ


①重心距離 34mm
 重心高さ 21mm
 重心深度  2mm

IMG_0619
②重心距離 42mm
 重心高さ 20mm
 重心深度 5.5mm


①は典型的な マッスルバックのスペック です
②は典型的な 箱形キャビティアイアンのスペックです。

重心高さ には差がありませんが、
重心深度は 3.5mm 倍の違いがあります。
この 3.5mmは ヘッドが前に出易い分と考えて良く、
重心高さではなく その点において ②のキャビティが上がり易い
と考えて良いのですが 
私が設計者ならば ①は5番を30度のロフト
②は5番を26度のロフトに設定しますので
上がり易さ と言う点に置いて 差が出ないようにします。

ふたつが 同じヘッド重量であれば
重心距離が短い分 ①のマッスルバックのアイアンの方が
軽めに感じ易く、慣性モーメント にも差が出ます。
慣性モーメントの単位は 1000~4500g/㎝2と言う単位ですが
①は2000前後 ②は3000 を超えますので
 慣性モーメントにはかなり大きな開きが生まれるでしょう。

✋慣性モーメントは
 一般的には スウィートスポット(芯)の広さ とも言われ
 ミスに寛容、ミスに強くなります。
 と同時に、それは 方向、弾道だけでなく
 距離にも影響が大きいですので
 当たり の良し悪しが 距離減につながり難い
  👉平均飛距離アップ というコトになります。

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重心の深さ は ヘッドの前に出る
 ロフトを付ける効果 と呼んで良い訳ですが、
 重心の深い キャビティアイアン、
 それは イコール ソールの幅、奥行きがあるデザイン
 というコトでもあります。
 ヘッドが前に行こうとし易い分、
 ソールのデザイン、形状、削り方 には
 そのヘッドの工夫、作り手のノウハウが詰まっていると言えます。



ここまでは 教科書的なクラブデザイン の話し なのですが、
ここから クラブデザインは歪められてしまうコトが往々にしてあります。

重心が深く、箱形の大きなアイアンは
チカラの無い、もしくは、打撃に自信の無い方が販売対象 です。
女性も含めれます。
ですので 軽いヘッドで作るコトが多く、
大型であるのに 慣性モーメントが高くないモノが少なくありません。

重量のしっかりした 小振りなマッスルバック の方が
見た目「だけ大きい」 軽量のキャビティのアイアンよりも
慣性モーメントが高いモノ もあるので
 見た目と中身が伴わないケースがあるので 困るのです。

その部分を注意すれば
 現代のドライバー、ウッドとの相性は
 ②の40mmを超える重心距離のキャビティの方が高く

 相互のシャフトの硬さ/柔らかさ を(当然)合わせ
 双方を似たボールの位置(✋重要)
 似たタイミング、同じようなスイング で
 打つコトが可能となります。

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