【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

数値のトリック…… 重く『感じる』は❓

2021年10月09日 18時14分20秒 | スポーツ

コレ って意外と間違い易いモノ なのです。

①ドライバー
 硬さ 振動数160cpm
 スイングウエイト C-8.0
②アイアン
 硬さ 振動数220cpm
 スイングウエイト D-3.0

ある事情によって この2種のクラブを
同じバッグの中に入れ プレーしなければならない、とします。

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ドライバーに比べれば アイアンはシャフトが硬く、
ドライバー 160cpm であれば
  マッチするアイアンの硬さは 170~175cpm位
 です。
ですので 硬さ比としては 5フレックス位硬い感じ
ドライバーがレディース で  アイアンが X 位の差
です。

スイングウエイト、バランス、と呼ばれる ヘッドの効き具合、では
ドライバーが C-8.0   アイアンが D-3.0
5ポイント重い状態(1ポイントは ヘッド重量2g位です)
ヘッド重量で言えば 10g重い状態 です ので
スイングウエイトを C-8.0 のドライバーの方を
 鉛などで増やしたくなりますが …答えは ✖ です。

もし 鉛などで ヘッドウエイトを調整し、
この二つのクラブのセッティング のせいで
ミスを出さないように 処置 を望まれるのであれば
増量、ヘッド重量の調整が必要なのは アイアン です。


これ ライ角度 や ヘッドウエイト でも 起こる話し
なのですが、計測器、秤などで計測する数値は 静的な数値です。
人間の「感じ具合」を数値化している訳ではありません。

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今回のこの場合、シャフトの硬さに対してのヘッドの効き です。
ドライバーは 数値としては C-8.0 ですが
アイアンに対しては、シャフトが柔らかい ので ヘッドを感じ易い、
アイアンは 数値としては D-3.0 ですが
対象、組み合わせるドライバーに対しては かなりシャフトが硬いので
スイングウエイトの数値は高くても ヘッドは感じにくい、
ヘッドが軽く感じ易い ので
余程 双方に総重量などの違いが大きくない限り、
  アイアンの方が軽く感じる可能性 が高いです。
体感、感覚としての シャフトの柔らかさ と ヘッドの効き具合 は
スイングのタイミング、間の取り方 などに影響を与えるので
出来るだけ 近い感じに寄せて上げるには
  アイアンの方への荷重がベター です。

この例は 一般的なドライバーと スチールシャフト装着のアイアン
の組み合わせにも非常に似ており、
例え 数値上、スイングウエイト、バランス、ヘッドの効き具合 が
同じであったとしても
振動数 240cpmのドライバー と
振動数 300cpmのアイアン では
ドライバーの方が ヘッド感じ易い、
 よりシャフトが柔らかく感じます。
ですので、当然、双方のタイミングはかなり異なります。
ヘッド重量を軽くするのは 飛距離に影響しますので
お薦めは出来ませんが、例えば 双方 D-1.0であったとしたら
ドライバーを C-7.0 位まで落とすか、
アイアンは D-4.0 位まで上げるか した方が
元々 組み合わせは最悪 ですが、
 かなり悪い 位までの組み合わせには修正可能です。

この一般的な 元々 噛み合わせの悪い このセット では
ドライバーの方がヘッド効いて感じる → 重く感じる
→シャフトが柔らかく感じる
元々 ドライバーの方がシャフトは柔らかい…ですが、
練習場で ドライバーを連続して打っているよりも
現場で コースに出て アイアンを打った直後 に 打つドライバーは
より ヘッドが効いて感じる~シャフトが柔らかく感じます ので
かなり高い割合で ミスの原因 となり得ます。

 

シャフトの硬さ ヘッドの効き具合 は
スイングのタイミングに直結します。
✋✋✋硬さが合っていないのに
 ヘッドの効きの数値だけ合わせても 無意味 というか
それって 上はネクタイ、タキシード着てるけど、下は下着のまま
みたいなモノ(せんだみつお) だと考えて良いと思います。
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ピン型 ロングスラントネック 金ぴかサンプルモデル

2021年10月09日 13時10分00秒 | スポーツ

ピン型 ロングスラントネック 金ぴかサンプルモデル

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クラブヘッドのデータは…使う人次第

2021年10月09日 13時09分28秒 | ゴルフ

ゴルフクラブのスペックというのは
ホント~に使う人次第なんです。

カタログの データ、数値を見ても
それが 自分にとってどうなのか の
一般論は ほぼ役に立たない と言えます。

スナップショット 1 (2014-07-21 12-32)



例えば 地面からボールを打つ場合
ヘッドの重心の深さ
✋重量の中心点がフェースから離れている~奥まっている
ヘッドが前に出る作用
 重量が一直線になろうとする作用 によって
インパクトロフトが大きくなり易い
というのが「一般的な」「カタログ記載」の認識 です、ハイ。


これ よく読むと
重量が一直線上、遠心力の上に重量が揃う効果
を発揮させないと 意味がない訳です。

つまり ヘッドを振ってしまう、ローテーションをしてしまう人
にとっては 重心の深さは
👹ヘッドの開きになってしまったり
👹最下点がボール手前になってしまったり
ミスの原因にもなります。

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ヘッドには入射角度 がありますけれど
ヘッドの重心位置 というのは とても大きくそれを左右するので
重心の低いモノ、重心の深いモノほど 緩く入って来易く
重心の高いモノ、重心の浅いモノほど キツク入って来易くなります。

実例であげると
フェアウェイウッドとユーティリティクラブを同じ長さ、硬さ、ヘッド重量
同じロフト、などで作ったとしても
重心の深い フェアウェイウッドの方が
入射が緩く インパクトロフトが大きくなる為 打ち出しが高く スピンは少なめ です
重心の浅い ユーティリティクラブの方が
入射がキツク インパクトロフトは小さめ、打ち出しは低く、スピンは多め(比較)
になる筈・・・ですが
重心の深い フェアウェイウッドの方が
緩い入射、大きなロフト(ヘッドが前に出る作用)があるため
ヘッドを振る人にとっては 最下点が手前になり易く
かつ ヘッドが前に出ようとする為、
フェアウェイウッドの奥行きのある形状が邪魔になり
ダふったり、ダフリトップになったりする訳です。

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ここ ねー
ものすごく 問題の部分 なんです。
業界のとっての死活問題 とも言えます。

売る側や作る側 は 大前提として
クラブを捩じらず 正しく扱って ナンぼ
と言う形でしか クラブを設計したり、作ったり、宣伝しません。
ところが いまは
クラブを捩じって使うのが主流。
重心が深ければ より捩じられてしまいますし
重心が低ければ より捩じられてしまいます。

慣性モーメントが大きいのも ねじり難くなりますし、
重心距離が長いのもダメです。

クラブのスペックを先祖返りさせるしかない のです。

ヘッドをターンさせ、ヘッドを返し、腕を返し
ローテーションしてボールを打つ方法は
運動神経、運動性能、体力、そして練習量に依存します。
正直 それらがすべて。

逆にゴルフクラブは
軽いヘッド、小さいヘッド、短い重心、浅い重心、硬いシャフト
と 機能をどんどん減らした方が結果は出る状態です。

これでは スイング面においても、ゴルフクラブ面においても
ゴルフをやる人を限定してしまうのです。

ゴルフクラブ業界はもっとスイングとクラブの関係を考えないと
ゴルフ人口減少を止めるコトが出来なくなります。

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