【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

用語として紛らわしい『シャットフェース』

2020年04月16日 23時30分16秒 | ゴルフ


 …ちょっと紛らわしいのですが、
名称としての 『シャットフェース』 とは
正規のスイング用語では 『スクエアフェース』 のコトを指します。

そのフェース面の向きは 何を対象にするか というと
あなたの構えた時の 前傾姿勢 に対してのモノです。

橋爪晃彦 (2)_Moment


その前傾姿勢に対し、体の向きを変えると
その角度に対し 直角な関係で クラブも含め
多くのモノが動きます。 (ややこしいですね)


✋その 前傾姿勢に対し直角な状態
それに対し フェースはスクエア
右を向いている時は、その前傾姿勢分、
やや下向きな状態が スクエア です。

地面に対しては シャット
 やや地面を向いている状態です。

ややこしいですが、
テークバック時、右を向いている状態で
フェースが『地面に対し』 垂直な状態 は
実は オープン(ロフト) な訳です。


巷では 手先で作る オープン/シャット の話しが
飛び交っていたりしますが、本当のトコロ、
◯手でクラブを動かす 👉👉👉オープン
◯からだの回転通りに動かす 👉👉👉シャット(に見える)

なのですから、もうごちゃごちゃの話しになってしまいます。

正規な形で、手を使うと
グリップの高さが上がったり、ヘッドも高くなったりしますが、
オープンにもシャットにもなりません。
高さが変わるだけです。

手でオープンにしたり、シャットにしたり する時点で
話は 特殊な個別なスイング に突入です。

スナップショット 1 (2014-06-24 14-49)



ですので ダウンスイング時、
左サイドが低くなっていますから
その左サイドの移動なり に 同期して左腕、左グリップが
ついてくれば 見てくれのシャットフェース、
実はスクエアフェースが出来る訳です。

理論上は フォローでは
左サイドが高くなっていますから
自然な形では その傾き通り、フェースは空を向きます。
からだの回転に対し、ヘッドはその重さ通りに
遅れた状態のままですので テークバック側に比べると
その度合いは薄いですが、最終的には空を向きます。


スイングを 回転する(向きを変える)からだの向き通り に
していれば、シンプルというか やることは少なくなります。
本来、からだが向きを変えるから、その体から生えている腕が、
それを持っているクラブがターンする のですが、
体の向きの変更とは別に 腕やクラブがターンする となると
円を二重、三重と作るコトになりますから 一気に複雑化します

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ここの部分 は さすがに卒業しませんか…

2020年04月16日 20時04分57秒 | ゴルフ

 

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

 

ゴルフクラブは 長い棒の先の鉄の塊、
重さの塊 👉ヘッドが付いた構造です。

市販の軽いヘッド
シャフトが硬いので ものすごく感じにくいヘッド
であっても 全体/総重量の6割以上モノ 重さが
その長い棒の先端に付いているのです。

これに使う人の多少の腕の長さ分、
そして 運動による 掛け算での重さも加わります。



それを踏まえた上で質問です。

😨ゴルフクラブを持って 右90度を向きます。
 テークバックですね
正面を介して、左90度を向きます。
⇒都合、180度向きを変えたとします。

MVI_0878(2)_Moment(3)MVI_0878(2)_Moment(5)MVI_0878(2)_Moment(7)



先に重さの付いていない ただの棒であれば
自分の180度向きを変えると 棒もほぼ180度向きを変えるでしょう。


【質問1】では 先端に重さが付いたら どうなるでしょう。

自分が180度向きを変えたら
❶重さが付いていても クラブも180度向きを変える
❷重さが付いているから クラブは180度以上向きは変える
❸重さが付いている分 クラブは180度未満向きを変える


ゴルフスイングにおける「自分の当たり前」で考えず
物理的な法則として考えてみて下さい。



【質問2】では ステップアップして
先端に 200g / 2kg / 20kg の3種類の重さを増やした場合
自分が向きを変えると
❶重さに関係なく からだの向き分と同じ(同じ)
❷重さが増える分 180度以上に増えていく(増える)
❸重さが増えた分 180度未満は強まっていく(減る)



✋✋✋皆さんが考える ゴルフスイングの当たり前 を無視すれば
当然 重さが増す分、自分の動きよりも 先端の移動量
この場合は 角度運動は「減ります」
これは 全世界、地球上で共通の物理法則です。


スナップショット 2 (2014-03-25 12-04)スナップショット 4 (2014-03-25 12-06)スナップショット 5 (2014-03-25 12-06)





では 更にステップアップして
繰り返しますが、ゴルフクラブの構造は
先端に重さの付いた長い棒 です。
これに 運動が加わりますから
持ち手に加わる その重さは 数キロ
場合によって 10キロを超える可能性 もあります。

物理的法則で 打ち手が右から左へと 半円180度向きを変えた時、
運動も加わった その重さ分、クラブ/シャフトの回転(ターン)は
180度未満、速度や場合によって前後しますが 90~120度位になります。


✌一応、補足しておきますが、インパクト以降
運動は減速しますので、その結果、重さ(ヘッド)にかかる慣性から
からだの回転やグリップに追いつき、時として追い越す可能性も
無いとは言えませんが、それは 打った以降のコト で
そこは スイングの意識としては おまけ の部分です。


スイングする、クラブを動かす、扱うイメージとして
重さ分、クラブの方が、特にヘッド部やシャフトはターンしない
重さ分、ターンが少ない と考えれば
自分のからだの回転は 正しく180度ターン出来るでしょう。

達人のココから盗め_Moment(5)

しかし、始めから 重さが付いていようがいまいが、
運動によって 重さが増えようが増えまいが、
●自分がターンした分 と同じ分だけ クラブもターンする
●もしくは ヘッドがグリップを追い越す 👉 クラブの方が多くターンする

と思っていると
上記の からだの回転、体のターンとは同じには出来ません。



自分が180度ターンするコト と
クラブが180度ターンするコト は
似て非なる、まったく違う回転になる と理解していないと
からだの回転を用いて、ダイレクトにボールを打つスイングは作れないのです。

ややこしく感じるかも知れませんが、
とても重要なコトなのです。
私、個人が見てきた ほぼすべての人は
悩みの有るゴルファーのすべてが そこを大いなる勘違いしています。


✌繰り返しますが、
打った後、からだの回転は減速に入ります。
その際、ヘッドやクラブに残った慣性が
からだの回転やグリップに追いつき、追い越す可能性はあります。
しかし、それは打った後のコトで
そのおまけである 追いつき、追い越す行為が打つコトそのもの
打撃だと信じている限り、振り遅れの、手打ちをするしかないのです。

振り子のアプローチ_Moment(2)振り子のアプローチ_Moment(3)




ここの部分が理解出来ていないと
からだの回転でボールを打つコトは不可能です。
目指しているモノが違います。


からだの回転でボールを打つ というコトは
そのクラブの構造、運動によって増す重さ分、
からだの回転に対し 遅れるヘッド(遅れないグリップ)を使って
ロフトを立て、ボールを上から抑えるコト で、
その遅れを取り戻したり、弾いたり(シャフトを返して)して打つコト 
どこかでからだの回転を止め、手で振るしか成せない打撃です。 
コメント
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